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食いしん坊、無計画、ルーティン苦手な筆者が分析、性格別「節約の失敗例」3つ。その理由と対策

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食いしん坊、無計画、ルーティン苦手な筆者が分析、性格別「節約の失敗例」3つ。その理由と対策

ちまたにはさまざまな節約本があふれ、ネットも数多くの節約方法が紹介されています。

中には、多くの人に支持されている節約方法もあります。

しかし、もしそれが自分に合わない方法であれば、ストレスからかえって逆効果になる恐れもあります。

そこでこの記事では、人によってはまったくおすすめできない節約を3つご紹介します。

食いしん坊、計画性なし、ルーティン苦手でも節約をあきらめない

食いしん坊に「食費の節約」

食いしん坊な人におすすめできない節約は「食費の節約」です。

食いしん坊を自認する多くの人は、食べたいものを我慢して食費を節約しても失敗しやすいです。

理由:失敗の原理は食事制限ダイエットと同じ

食費の節約と食事制限ダイエットは、食の制限という点でよく似ています。

無理なダイエットが挫折しやすい理由は、食の制限が大きなストレスになるからです。

その反動でドカ食いに走り、かえって太る人もいます。

食費の節約も食の制限につながり、それがストレスになります。

その反動で食品のドカ買いに走り、かえって食費が増える可能性があります。

特に、食べることが生きがいの食いしん坊ほど、反動によるドカ買いの危険が高くなるでしょう。

食事制限が辛い

対策:食いしん坊は固定費の節約

以上の理由から、食いしん坊が真っ先に食費を節約することはおすすめできません。

同じ理由から、趣味などの費用を過度に節約することもすすめません。

それよりも、節約効果が高い毎月の固定費や、費用を節約してもあまりストレスにならない部分で節約したほうが効果が出るでしょう。

計画性のない人に「まとめ買い」

食費の節約に有効な方法として「まとめ買い」をすすめる人もいます。

しかし、この方法が成功するのは計画性がある人だけです。

自らも計画性のない筆者が自信を持って言いますが、計画性のない人にまとめ買いはおすすめできません。

節約どころか支出が増える恐れがあります。

理由:まとめ買いは「なぜか支出が増える」可能性

計画性がない人が食品や日用品などのまとめ買いをおすすめできない理由は、以下のような行動を取らず、なにも考えずにものを買う傾向があるからです。

【計画性のない人が身につけていない習慣】

・ 買い物前に家にあるものを確認する

・ 食材を消費期限までに使い切る

・ 洗剤などを使い切るまでの期間を考えて購入する

その結果、

・ 消費期限を過ぎた食材を捨てるはめになった

・ 家にある日用品を何度も重複買いする

などの事態が発生し、「なぜか支出が増える」といった結果となる可能性が高いです。

筆者自身も、それを何度も経験して痛い目を見ました。

トイレットペーパーの重複買い

対策:計画性がない人は「都度買い」

そんな計画性のない人はまとめ買いしない方が節約できます。

具体的には

・ 家になくなったらその都度必要最低限買う

・ 〇日以外に使い切れる量しか買わない


といったことを心がけましょう。


それだけで食品ロスや重複買いを防げてムダな支出が減り、節約を実現しやすくなります。

加えて、家族全員が現在家にあるものを把握できればベストです。

複眼効果でさらにムダな支出が減り、節約効果が高まるでしょう。

ルーティンワークが苦手な人に「毎日家計簿をつける」

毎日同じことを繰り返すルーティンワークが苦手な人に、毎日家計簿をつけるタイプの節約はおすすめできません。

筆者もその1人です。

理由:継続的な行動を面倒だと感じる

そもそも、ルーティンワークが苦手な人は継続的な行動を面倒くさいと感じます

もちろん家計簿をコツコツつけることも面倒で、なかなか長続きしません。

対策:「たまにざっくり」家計管理法2つ

そんな人には「たまにざっくり家計管理」がおすすめです。

家計簿を継続してつけることが面倒であれば、思い切って家計簿をやめても差し支えありません

月の収支をざっくりとでも把握できれば、節約は成功しやすいでしょう。

そこで、筆者が試した中でもっとも簡単な家計管理の方法を2つご紹介します。

1.1か月レシートをため続ける

ふと気がついたら赤字」になりやすい人におすすめです。

袋に1か月レシートをため続けると、

「意外とお金を使っているものだ」

と実感でき、不思議と節約するようになります

2.月に1度スマホ決済やクレジットカードの明細を確認する

毎月1度だけ、スマホの決済記録やクレジットカード明細で、

・ 支払日と金額

・ 1回あたりの平均支出額

・ 1か月あたりの買い物回数

をざっと確認します。

すると意外と支出が多いことが自覚でき、おのずと節約もできるようになります。

ほかにも

「1か月分まとめて家計簿をつける」

「週に1度だけ、現金引き出しやスマホ決済へのチャージを行う」

などの方法もありますが、まずは以上の方法を試してみることをおすすめします。

自分に合わない節約は長続きしない

自分の性格に合わない節約は長続きしません。

それどころか、かえって支出が増える場合もあります。

それを防ぐためにも、まず自分に合っており、まがりなりにも長続きしそうな節約方法を見つけることが大切です。

最初は目立った効果が出ないかもしれませんが、長い目で見れば大きな節約効果を生む可能性が高いでしょう。(執筆者:元銀行員にしてベテラン主婦 大岩 楓)

《大岩 楓》
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大岩 楓

執筆者:元銀行員 FP2級 大岩 楓 大岩 楓

元銀行員にしてベテラン主婦のフリーライターです。クレジットカードや節約記事などの執筆のほか、既成記事の校閲も行っています。50代になった現在、最大の関心事はずばり「老後のお金」今後のマネープランについて真剣に考え始めました。そこで自らの勉強も兼ね、銀行員時代に培った金融知識と25年以上の家計管理経験をベースにお金に関するさまざまな事柄について深堀りしていきます。 <保有資格> FP2級 寄稿者にメッセージを送る

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