毎年9月1日は「防災の日」です。

学校などではこの日の前後に避難訓練など防災にまつわる行事が多いようです。

いつどこで起こるかわからない地震の他にも豪雨や台風などによる自然災害、さらに2020年は新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛が求められたりと、家庭内での備えの必要性が高まっています。

そこで、今回は「防災や備蓄グッズをいただける株主優待」を紹介していきます。

株価その他の情報は8/28終値時点でのYahoo!ファイナンスから引用しています。

1. パンの缶詰の優待「サンセイランディック (3277)」

サンセイランディック

「サンセイランディック (3277)」は権利関係が複雑な「底地」と呼ばれる不動産を買い取り、関係調整したうえで再販する事業を行う企業です。

「サンセイランディック」では、保有年数および保有株数に応じてクオカードもしくはカタログギフトを提供する株主優待を実施しています。

そもそもは37か月にわたり保管可能な「パンの缶詰」をいただける株主優待株として知られていましたが、2020年5月に優待変更が発表されて権利取得要件に多少の変更が生じました。

まず、保有期間1年未満の株主は優待品がクオカードのみとなり、「パンの缶詰」をラインアップに含む予定のカタログギフトを得るためには200株以上かつ1年以上継続保有が必要です。

備蓄可能とは言え、普段の筆者宅の食卓に上がるパンの中では上位クラスのおいしさなので、数か月もまたず早々にいただいてしまいました。

サンセイランディック (3277)

【株価】716円

【最低購入代金 (100株)】7万1,600円

【権利日】6月末日

株主優待

(1)「底地くん」オリジナルQUOカード、(2)カタログギフト

100株以上1年未満継続保有:対象外 

100株以上1年以上継続保有:(1)500円分

200株以上1年未満継続保有:(1)500円分

200株以上1年以上継続保有:(2)

500株以上1年未満継続保有:(1)1,000円分

500株以上1年以上継続保有:(2)

2. 優待カタログで防災グッズのセットが選べる「オリックス (8591)」

オリックス
≪画像元:オリックス

「オリックス (8591)」は、リースや保険業などの金融サービスのほか、不動産業や事業投資などさまざまな分野を手がける企業です。

「オリックス」では、100株以上保有する株主に対して年1回カタログギフト「ふるさと優待」を進呈する株主優待を実施しています。

「ふるさと優待」では、全国の支店セレクトで各地の名産品がラインアップされていて、それぞれの質の高さが評判を呼んでいます。

「良質な優待品、高配当、配当+優待が高利回り」と三拍子そろった大変人気の高い優待株としていまや有名です。

その「ふるさと優待」の商品の中には「防災バッグ」があり、「消耗品などを中心にアイテムをそろえた1次避難用」セットを選べるようになっています。

内容はリュックサックの中に、ドライバー・ナイフなどの工具、紙皿やラップなどの台所用品、マスクなどの衛生用品、ポンチョ・サンダルなどの衣料品、懐中電灯、アルミブランケットなど30種類のグッズが入ったセットであり、「いざという時これを持ち出せばなんとかしのげそう」という安心感があります。

オリックス (8591)

【株価】1,306.5円

【最低購入代金 (100株)】13万650円

【権利日】3月末日・9月末日

株主優待

ふるさと優待、株主カードの発行

100株以上:ふるさと優待「3月末」

株主カードの発行:3月末・9月末

3. 長期保存食「IZAMESHI」の優待「杉田エース (7635)」

杉田エース
≪画像元:杉田エース

「杉田エース (7635)」は建築用金物を柱とする建材商社です。

「杉田エース」では、100株以上保有する株主に対して自社取扱商品である「長期保存食IZAMESHI(イザメシ)」を進呈する株主優待を実施しています。

2020年3月期の内容は、7年保存が可能なペットボトル水、チョコレートバー、雑穀ごはんおよびおかずの缶詰、全7種・計8品でした。

優待品のラインナップは毎年、少しずつ変わっているようです。

自然災害に加えて新型コロナの影響もあり、普段から備蓄を意識して家庭内の在庫を調整する必要が出てきました。

しかし「杉田エース」の株を長期保有していれば、(優待変更廃止がない限りは)定期的に備蓄品をいただけるので「うっかり備蓄を切らしてしまった」時の助けになるかもしれません。

杉田エース (7635)

【株価】967円

【最低購入代金(100株)】9万6,700円

【権利日】3月末日

株主優待

自社取扱商品

100株以上:「長期保存食 IZAMESHI(イザメシ)」1セット

4. 防災グッズの中から選択できる優待「日本ドライケミカル (1909)」

日本ドライケミカル
≪画像元:日本ドライケミカル

「日本ドライケミカル (1909)」は、各種防災設備の製造販売やメンテナンスのほか消防自動車の製造も行う企業です。

「日本ドライケミカル」では、100株以上保有する株主に対して選べる防災用品を進呈株主優待を実施しています。

2020年9月期の内容は、救急セット・保存食・パンの缶詰・懐中電灯・マルチツール(工具)・携帯トイレ・ドライシャンプー・エアマット・クオカード1,000円・寄付の全10種からいずれか1品を選択できます。

毎年、優待品のラインナップは多少変更されているようです。

企業の公式ホームページにて、権利日前にあらかじめ優待品ラインアップが公開されているのが親切です。

日本ドライケミカル(1909)

【株価】1,484円

【最低購入代金 (100株)】14万8,400円

【権利日】9月末日

株主優待

100株以上:防災用品、1,000円相当のクオ・カード等10点より1点選択

カタログギフトでも防災グッズの取り扱いが増える可能性

上記で紹介した「オリックス」のほか「NSD (9759)」の優待品でいただけるカタログギフトにも防災グッズがラインアップされていました。

ただし、2020年8月の優待変更発表によると、カタログギフトで利用できる優待ポイントをいただくには100株保有の場合3年以上の継続保有が必要となってしまいました

3年未満保有の場合の優待品はクオカードのみです。

また、400株以上保有すれば継続保有不要でカタログギフトの優待ポイントがいただけます

その他企業のカタログギフトでも防災グッズの取り扱いがあるかもしれませんし、今後増えるかもしれません。

なお、株価その他の情報は今後変更される可能性がありますので、投資をお考えの際はご自身でご確認のうえでお願いいたします。(執筆者:取得優待は120以上 吉井 裕子)