筆者の住む関東地方ではここのところ、さわやかな秋晴れの日が続いています。

湿度が下がって気温が20℃前後の今こそ、大掃除に適しています。

大掃除と言えば大みそかの恒例行事ですが、気温の低いときに厚手のカーテンを洗っても乾きにくいですし、冷たい水を使うのはつらいからとお湯を使えば光熱費がかさみます

その点秋なら、お財布と体にも負担をかけずに掃除できますが、行楽を楽しみたい秋に、ひとり掃除に励むのはつらいです。

そこで「小掃除」をおすすめします。

ふだんの掃除や日常生活にちょっとしたひと手間で、年末の大掃除を回避できます。

具体的な箇所と方法をお伝えします。

秋晴れに大掃除

風呂の小掃除

風呂の小掃除は、お風呂に入るついでに行いましょう。

湯気が充満した状態で行うと、日中に渇いた状態で行うよりも効率が良く、短時間で終わります

あまり長時間取り組むとからだを冷やしてしまうので、30秒以内でできる内容を紹介します。

風呂の洗い場の床掃除

1. 体を洗う前に洗い場の床へ洗剤をふきかける

2. 自分の体を洗う

3. 床を掃除用スポンジでざっとこする

4. 自分の体を洗い流すついでに、床もシャワーで流す

カビや水垢の漂白

1. お風呂からあがる前に、排水溝やタイルの目地に漂白剤を吹きかけておく

2. 体をふいたあとに風呂場へ戻り、シャワーで流す

鏡磨き

鏡のそばにメラミンスポンジを置いておき、髪や体を洗うついでに鏡をこする

コンロや換気扇の掃除

揚げ物や炒め物をするとどうしても油が飛び散ります。

掃除するならコンロが温かいそのときがチャンスです。

コンロの油汚れにアルカリ電解水のスプレーを吹きかけ、しばらく洗い物などして5分ほど時間をおきます。

その後、キッチンペーパーでざっと拭き取れば、油汚れがきれいに落ちます。

壁や換気扇の整流版なども同じ方法で掃除できます。

シンクと排水溝の掃除

毎日の洗い物のついでにシンクと排水溝も食器用洗剤で軽く磨いておくと、年末にわざわざ大掃除をする必要がなく、汚れ落としのための高価な洗剤を購入せずに済みます。

ひと部屋ずつカーテン・マット洗い

曇天の日にカーテンを大量に洗って干してもまず渇きませんし、結局暖房を効かせてなんとか乾かすことになると光熱費がかさみます。

秋晴れの日にひと部屋ずつ、カーテンを洗ってそのまま吊り下げてしまうのがおすすめです。

窓を開けて過ごす季節なら風にあてれば早く乾くので、除湿機などの電気代がかかりません

マットを洗うおすすめのタイミングは、週末です。

筆者宅では、子どもが学校から持ち帰る上履きを洗濯機で洗っています。

靴を丸洗いして干せる
≪画像元:楽天市場

ついでに各部屋のマット類も洗濯機に入れてしまうことで、年末のまとめ洗いを回避し、水道代を節約しています。

使い捨てハンディモップは捨てる前がチャンス

ふだんの掃除に使い捨てのハンディモップを使っている人は、「捨てる前」が小掃除のチャンスです。

どうせ捨てるのですから、もうひと仕事してもらいましょう。

捨てる前に以下のような場所をぬぐってみてください。

・ 網戸
・ 窓のサッシ
・ はばき(フローリング床と壁の境目にある木の部分)
・ ソファやテレビ台の下
・ 洗濯機の下

エアコン掃除

冬に暖房を使用する前に、エアコン掃除をするのがおすすめです。

フィルターを取り外し水洗いできる場合は洗って陰干しすれば、暖房使用時の効率が上がり、電気代を節約できます。

エアコンに「季節のお手入れモード」がついている場合には、秋の間に1度使用すると良いでしょう。

専門業者にエアコンクリーニングを依頼する場合も、シーズンオフなら割引価格で依頼できるキャンペーンもあります。

ハウスクリーニング秋のキャンペーン
≪画像元:生協ひろしま

衣替えと不用品処分

衣替えと同時に不用品処分も行いましょう。

コロナの影響で自治体の資源ごみ回収が止まり、古布を捨てられないケースもあります。

そこでリサイクルショップに持ち込むか、メルカリで販売して不用品を現金化しましょう。

フリマ市場では季節商品の価値が高いため、衣替えのついでに「今回の秋冬はもう着ないな」と思ったものはすぐに出品した方が良いです。

タイミングが遅くなるほど売れる好機を逃すので、スピーディーに対処しましょう。

30秒のひと手間で大掃除にかかる費用を大幅に節約

30秒ひとてまで大掃除がラクになる

「小掃除」のポイントは「何かのついでに行うこと」です。

30秒のひと手間で

年末の大掃除の負担が軽減され、光熱費や専用の洗剤や掃除グッズ代、専門業者への依頼費用などを節約できます。

大掃除の費用は、業者に頼むなら水回り3点(キッチン、風呂、トイレ)平均3万円~5万円かかりますし、自分で行う場合にも洗剤やグッズ代に数千円の予算は必要です。

日常生活に小分けして混ぜてしまうと、費用と時間の面で大幅な節約効果が見込めます。

さわやかな秋晴れの日に、読者のみなさまに合った「ついでの小掃除」のタイミングをぜひみつけてください。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)