本やテレビでたびたび特集されている節約のノウハウ、

「〇〇円貯金できました!」

と成功した方の話を見て、自分の家計と比べてしまい気分が落ち込むことはありませんか?
 
きっちりした家計管理は貯金しやすい一方で、ストレスも産みやすいものです。

あまり無理をして、負担のあるやり方を長く続けることはおすすめできません。

そのような方に向いているやりくりの方法の1つ、「なんでも費」についてご紹介します。

なんでも費で家計をゲーム感覚で楽しもう

 

「なんでも費」で突発的な出費に対応する

「なんでも費」といっても、すべての出費に対して好きに使うわけではありません。

「なんでも費は」何か突然の予定や出費に対応するために、あらかじめよけておくお金です。
 
現金で管理をする食費や日用品の予算は週ごとに決めておき、足りなくなった場合になんでも費を使って調節をします。

次の週で予算が余った場合は残額をなんでも費に戻し、次の週はまた決まった予算内でやりくりをします。
 

なんでも費でのやりくり例

食費・日用品の予算週1万円、なんでも費予算月1万円の場合の例を表にまとめました。

なんでも費を使ってやりくり上手

家計簿への書き方のコツ

なんでも費の内訳を家計簿に細かく記載すると、管理が複雑になります。

使い切るというルールであれば、毎月決まった金額だけの記載でOK

・ 食費&日用品:4万円円(なんでも費を使った月は、予算分だけを記載)

・ なんでも費:1万円円

このような書き方であれば、収支のズレは生まれず計算もシンプルになります。

なんでも費を毎月のように使い切ってしまうようであれば、予算が合っていないということなので、管理方法や予算の振り分けの見直しを行いましょう

なんでも費は突発的な出費に使いますが、余った月は貯金せずに自分の好きなことに使います。

何にお金を使ってもよい、というお楽しみ要素がこの方法の最大の魅力です。

「なんでも費」 を 何に使う?

なんでも費により負担に感じる家事を減らす

なんでも費の使い道に悩む方におすすめなのは、家事や育児の負担を減らす出費に充てることです。

掃除に洗濯、育児にご飯支度……どれも完璧にやろうと思ったら、いくらでも時間を掛けられるものばかりですが、少しだけお金をかけることで出費以上の満足感を得られます

「なんでも費」で残ったお金を使えば、どのような家事で工夫ができるのでしょうか。

1. 自炊が大変なときの「半自炊」

食卓に並べる料理のうち簡単な副菜や汁物だけを手作りし、揚げ物や調理工程の多いものは総菜を使用します。

外食よりも出費を抑えつつ、料理の手間や片づけが手軽になります。

2. 床掃除はクイックルワイパー

掃除機であれば15分〜20分かかる時間が、クイックルワイパーなら5分にまで短縮。

空いた時間で別の家事ができます。

3. 寝具をコインランドリーで洗濯

大きく場所をとる寝具の洗濯は、コインランドリーに持ち込み、大型の洗濯乾燥機で回します。

フワフワの仕上がりのまま次の季節におろせると気持ちがいいですね。

このような使い道はほんの一部にすぎません。

やりくりで生まれたお金を家事の時短や負担軽減のために使い、好きなことをする時間を作り出すのもおすすめです。
 

なんでも費をやりくりして「おこづかい」にする

家計管理は、生きていくうえでずっと続いていくもの。

きっちりと行うのもすてきなことですが、ゆとりやモチベーションの続く方法を行うことも大切です。

なんでも費は、予算の残りをゲーム感覚のように楽しめる家計管理の1つ。

家事に使う以外にも、自分の好きな服やアクセサリー、家族とのお楽しみなど、楽しめることに使うのがポイントです。

使い切ってもよいお金で「あまればラッキー」だと、なんだかワクワクし、自然と節約意識も高まります。

なんでも費をつかって、ささやかなお楽しみを味わってください。(執筆者:萩 みのり)