普通車に乗っていると、維持費の支払いが厳しいと感じるときがあります。
特に、自動車税の支払いや車検の時期をうっかり忘れてしまうと大きな出費に困ってしまいます。
今回は、普通車のように乗り回せる維持費の安いおすすめの軽自動車「タフト」をご紹介します。
目次
維持費の節約におすすめ
普通車といっても遜色のないでき栄えでダイハツから発売されている軽自動車が「タフト」です。
乗っていた某軽自動車が買い替え時期を迎えたため、スズキやマツダといったディーラー回りを開始し、最終的にダイハツのタフトに即決しました。
私が今まで乗っていた軽自動車は少し小さめで、上の息子が中学生になったために大きめの軽自動車に買い替えようと考えました。
もちろん節約したいので、普通車への買い替えという選択肢は最初からありませんでした。
タフトが普通車にしか見えない理由を紹介します。

スカイフィールトップが標準装備
ダイハツのタフトは「青空SUV」のキャッチコピーで鮮烈デビューしました。
運転席と助手席のルーフ部分が標準装備でスカイフィールトップになっていて、普通車のような開放感を堪能できます。
また、スカイフィールトップによって運転席の採光量が増えて視界が良好になります。
ダイハツのタフトに買い替えてからは採光量が増えたので、曇りの日の運転がラクになりました。
視力の低下が気になる方にもおすすめです。

ヒップポイントの高さは約61cm
タフトが普通車にしか見えない理由は、ヒップポイントの高さにもあります。
地上から計ると、ヒップポイントの高さは約61cmもありました。
家族が所有するエクストレイルのヒップポイントは約65cmだったので、普通車のSUVと比較しても遜色のないレベルだと思います。
また、最低地上高は19cmもあるので、未舗装の道路でもそれほど躊躇せず走行できます。
2リットルペットボトル(6本入り)の箱が2ケース積める

タフトの室内長は2,050mm、室内高は1,270mmもあります。
リアシートに中学生の息子、小学生の息子のふたりが乗っても窮屈感は一切ありません。
それでいて、フレキシブルスペースには2リットルのペットボトル(6本入り)の箱を2ケースも積める余裕があります。
ペットボトル飲料やお米などをまとめ買いしたいときにも、普通車に劣らない容量を詰め込めるので便利です。
安全装備も充実で年齢が気になる方でも安心
現在、42歳の私が購入したのはGグレードのタフトです。
至れり尽くせりの運転サポート機能・スマートアシストが搭載されています。
当初は「過保護な機能ですね。もう普通車と変わらないですね」などとひとごとのように笑っていた私ですが、いざ所有してみると年齢が気になる私にこそピッタリな機能でした。
なかでも、コーナーセンサーと標識認識機能が秀逸です。
コーナーセンサーは駐車時のストレス軽減になりますし、標識認識機能は無意識にスピードを出しすぎているときに警告してくれるので役立ちます。
自分のことをいつまでも若いと思い込むのは危険かもしれません。
未然に事故を防ぐ、それも将来に向けての大きな節約になることでしょう。
タフトをさらに普通車に近づけて節約する方法とは

ダイハツのタフトは、普通車にしか見えないにも拘らず維持費の安い軽自動車です。
タフトをさらに普通車に近づけて乗りたいのであれば、グレードをGターボにして購入されるとよいことでしょう。
ターボ車にしておけば、家族全員で乗っても坂道で容易に加速できるのでおすすめです。
また、雪道や砂利道を走行するのでなければ、4WDではなく2WDで十分です。
4WDはパワーがありそうなのでなんとなく選んでしまいますが、日本の車は2WD需要がほとんどなので、車両価格や燃費の節約にも効率的です。
黄色のナンバープレートが気になるのであれば、白色のオリンピック仕様のナンバープレートにすることでより普通車に近づけられます。
軽自動車と普通車の維持費
軽自動車と普通車の維持費はかなり違います。
とくに子供が高校生、大学生になってお金がかかるようになると、あまりの違いに恩恵を痛感することでしょう。
自動車税のみでどれだけ節約できるかをざっくりと紹介します。

2019年10月1日以降に新車登録した基本納付額で計算してみます。
年間差額は2万5,200円です。
自動車税は毎年払うものなので、10年間で払い続けたとすると、それだけでspan class=”underline”>25万2,000円もの差が生じます。
さらに保険料や車検費用、ガソリン代などをトータルすると、普通車の維持費は軽自動車よりかなり高額になってしまうことでしょう。
普通車にしか見えないタフトは維持費の節約におすすめ
軽自動車はこれまでセカンドカーのイメージが強かったという点は否めません。
しかし、普通車に見劣りしない設計のタフトなら、家族みんなでドライブを楽しめて維持費の節約にも大きな効果をもたらしてくれることでしょう。(執筆者:隼瀬 恭子)