コロナ禍により自宅で過ごすことが多くなる中、業績を伸ばしたのが「おうちでご飯」の需要に応えたスーパーマーケットです。

日本有数のスーパーマーケットチェーンである「イオン」は、株主優待銘柄としてもそのお得度からおなじみでありますが、全国の各グループ企業もそれぞれ充実した株主優待を実施しています。

今回は、イオン系スーパーマーケットを展開する各企業の株主優待について紹介していきたいと思います。

なお、株価その他の情報は10月22日終値時点でのYahoo!ファイナンスから引用しています。

1. イオン株式会社

イオン株式会社
≪画像元:AEON

「イオン (8267)」は食品スーパーのイメージが強いですが、実は小売を中心に、金融、ディベロッパー、サービスなど多角的に事業を展開する企業です。

「イオン」では、保有株数に応じてキャッシュバックされる「イオンオーナーズカード」を進呈しています。

キャッシュバックの他にも、イオンラウンジの利用やイオンシネマでの割引を受けられます。

特に、イオンシネマでは映画鑑賞に加えてドリンクまたはポップコーンを頂けるので、映画目当てで株式を保有するのもおすすめです。

イオン (8267) 株式情報

【株価】2,732円

【最低購入代金 (100株)】
27万3,200円

【権利日】2月末日・8月末日

【株主優待】

株主優待カード(イオンオーナーズカード)特典(年2回)

2月末・8月末の新規株主に案内書を送付し、株主ご本人カード・ご家族カード各1枚の合計2枚のオーナーズカードを発行。

(1) 半期100万円までのお買上金額に対し、保有株に応じた返金率でキャッシュバック

100株以上:3%

500株以上:4%

1,000株以上:5%

3,000株以上:7%

※利用可能店舗において、指定の支払い方法で購入時にオーナーズカード提示により特典適用

(2) 毎月20・30日のお客様感謝デーはさらにお得(支払い時5%OFF特典あり)

長期保有優待特典(年1回)

2月末時点の株主名簿に基づき3年以上継続保有、1,000株以上所有でイオンギフトカードを進呈。

1,000株以上:2千円

2,000株以上:4千円

3,000株以上:6千円

5,000株以上:1万円

2. イオン北海道株式会社

イオン北海道
≪画像元:AEON Hokkaido

「イオン北海道 (7512)」は、北海道内に「イオン」「マックスバリュ」「まいばすけっと」などの食品・総合スーパーマーケットを展開する企業です。

2019年に「マックスバリュ北海道」と統合し、新たに「イオン北海道」として歩み始めました。

「イオン北海道」では保有株数に応じて、店舗で利用できる割引券を進呈しています。

また、500株以上の株主に対して、イオンラウンジを利用できる「株主カード」を発行しています。

なお、統合前の「マックスバリュ北海道」の株主優待では、優待券と引き換えにメロンやカニなど北海道の特産品をいただけたのですが、統合後の「イオン北海道」では優待券と特産品の引換制度が無くなったので残念です。

そして、気になる

「配当+優待利回り(株主優待券で換算した場合)」は、4.2%で高利回り

です。

イオン北海道 (7512)株式情報

【株価】875円

【最低購入代金 (100株)】
8万7,500円

【権利日】2月末日

【株主優待】

(1)「株主優待券」の贈呈

100株以上:2千500円分 (100円券 × 25枚)

500株以上:5千円分 (100円券 × 50枚)

2,000株以上:1万円分 (100円券 × 100枚)

・1,000円購入ごとに100円券1枚を利用可能

(2)イオンラウンジの利用

500株以上:「株主さまカード」を発行

3. マックスバリュ東海株式会社

マックスバリュ東海
≪画像元:Maxvalu Tokai

「マックスバリュ東海 (8198)」は、静岡・愛知・三重・岐阜・滋賀・神奈川・山梨各県でイオン系食品スーパー「マックスバリュ」などを運営する企業です。

「マックスバリュ東海」では、保有株数に応じて店舗で利用できる割引券、または米、茶、肉、酒、惣菜などの商品を頂けるのですが、筆者がここ数年連続で注文しているのが「お肉コース」です。

「お肉コース」は肉団子や豚角煮など肉加工品のセットになっていて、そのボリュームとおいしさにすっかり虜になってしまいました。

なお、

「配当+優待利回り(株主優待券で換算した場合」は3.9%

です。

マックスバリュ東海 (8198) 株式情報

【株価】2,515円

【最低購入代金(100株)】
25万1,500円

【権利日】2月末日

【株主優待】

株主優待券または優待品 

・株主優待券 

・優待品コース:
(1)お米コース、(2)お茶コース、(3)お肉コース、(4)お酒コース、(5)しぐれ煮コース、(6)食の備蓄コース

100株以上:100円券50枚綴り1冊 または 優待品コース((1)~(5)から選択)

500株以上:100円券50枚綴り2冊 または 優待品コース((1)~(4)または(6)から選択)

1,000株以上:100円券50枚綴り4冊 または 優待品コース((1)~(4)または(6)から選択)

4. ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス

「ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス (3222)」は、傘下にマックスバリュ関東、カスミ、マルエツを持つ、首都圏で展開する食品スーパーでは最大手のイオン系企業です。

「ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス」では、保有株数に応じて株主優待券、または米、麺類、カレーなどの優待品を頂けます。

株主優待が年2回あり、買い物時に利用できる優待券のほかにも保存のきく食料品も選択可能なので、大変に重宝しています。

そして、

「配当+優待利回り(株主優待券で換算した場合)」は、6.9%と超高利回り

です。

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス (3222) 株式情報

【株価】1,104円

【最低購入代金 (100株)】
11万400円

【権利日】2月末日・8月末日

【株主優待】

株主優待券(100円割引券)または、(1)~(5)の優待品の中からいずれか1品を選択(半期毎)

(1) お米(新潟産こしひかり)

(2) 横須賀海軍カレー (200g)

(3) 繁盛店ラーメン

(4) はちみつ梅干「塩分約6%」

(5) 小豆島そうめん(8月期は讃岐うどん)

100株以上:
株主優待券30枚 または (1) 2kg、(2) 5袋、(3) 8食、(4) 300g、(5) 1kg

500株以上:
株主優待券60枚 または (1) 2kg、(2) 5袋、(3) 8食、(4) 300g、(5) 1kg

1,000株以上:
株主優待券100枚 または (1) 5kg、(2)12袋、(3)20食、(4)900g、(5)2.85kg

2,000株以上:
株主優待券150枚 または (1) 5kg、(2)12袋、(3)20食、(4)900g、(5)2.85kg

3,000株以上:
株主優待券180枚 または (1) 5kg、(2)12袋、(3)20食、(4)900g、(5)2.85kg

5,000株以上:
株主優待券300枚 または (1) 5kg、(2)12袋、(3)20食、(4)900g、(5)2.85kg

5. マックスバリュ西日本株式会社

マックスバリュ西日本
≪画像元:MAXVALU NISHINIHON

「マックスバリュ西日本 (8287)」は、兵庫県から山口県までの西日本エリア、徳島県、香川県、愛媛県の四国エリアで「マックスバリュ」「ザ・ビック」などイオン系食品スーパーをチェーン展開する企業です。

「マックスバリュ西日本」では保有株数に応じて、買い物に利用できる優待券もしくは兵庫県または広島県の特産品を進呈しています。

100株保有の場合に選択できる兵庫県の特産品は「いかなご釘煮」、広島県の特産品は「かき醤油味付けのり」で地域色の強い商品ですね。

なお、

「配当+優待利回り(株主優待券で換算した場合)」は、5.0%と高利回り

です。

マックスバリュ西日本 (8287) 株式情報

【株価】1,763円

【最低購入代金 (100株)】
17万6,300円

【権利日】2月末日

【株主優待】

株主優待券(100円券)、地域特産品のどちらか1点選択

100株以上:50枚

1,000株以上:100枚

2,000株以上:200枚

6. イオン九州株式会社

イオン九州
≪画像元:AEON KYUSHU

「イオン九州 (2653)」は、九州地方でイオンの中核企業として「イオン」「ホームワイド」「スーパーセンター」など総合スーパーを展開している企業です。

「イオン九州」では保有株数に応じて、株主優待券またはネットポイント、イオンギフトカードのいずれかを進呈しています。

また、100株以上保有する株主は全国のイオンラウンジを利用できます

ネットポイントは自社で運営するネットショッピングサイト「AE STORE」で使用でき、季節のギフトや催事品のほか地元九州の特産品の購入が可能です。

なお、「マックスバリュ九州」は2019年に統合され「イオン九州」に経営が一本化されました。

「マックスバリュ九州」の株主優待では、株主優待券の他にも地元産のそうめんや調味料の商品を選べましたが、「イオン九州」の株主優待でもネットスーパーを経由して九州産の商品が幅広く選べるようになったので、むしろ拡充された印象です。

そして、気になる

「配当+優待利回り(株主優待券で換算した場合)」は、3.2%

です。

イオン九州 (2653) 株式情報

【株価】1,899円

【最低購入代金 (100株)】
18万9,900円

【権利日】2月末日

【株主優待】

(1) 株主優待券(100円券)または (2) ネットポイント/イオンギフトカードのいずれかを選択

100株以上:
(1) 50枚、(2) 2,000円相当

200株以上:
(1) 75枚、(2) 3,000円相当

500株以上:
(1) 100枚、(2) 4,000円相当

1,000株以上:
(1) 150枚、(2) 5,000円相当

2,000株以上:
(1) 200枚、(2) 5,000円相当

3,000株以上:
(1) 300枚、(2) 5,000円相当

4,000株以上:
(1) 400枚、(2) 5,000円相当

5,000株以上:
(1) 一律500枚、(2) 5,000円相当

利用方法:
お買上金額1,000円ごとに1枚利用可

その他:
ネットポイントは「AE STORE」(イオン九州のお取り寄せグルメ通販サイト)で利用可。

ネット通販が使えない場合にはネットポイントに替えて全国のイオンのお店で使えるイオンギフトカードを選択可。

株主はイオンラウンジ利用可

イオン・マックスバリュでお得に買い物

上記の他にも、かつてイオン系には「マックスバリュ東北」や「マックスバリュ中部」の各企業があり、各社で特産品を頂ける株主優待がありましたが、「マックスバリュ東北」は2020年にイオンの完全子会社化によって上場廃止、「マックスバリュ中部」は2019年にマックスバリュ東海との合併に伴って解散となりました。

「イオン北海道」「マックスバリュ東海」「マックスバリュ西日本」「イオン九州」の株主優待でいただける「株主優待券」は全国のイオン・マックスバリュで利用できます。

そのうえ「イオン」の株主優待でいただける「オーナーズカード」と併用できるので、両方持っているとよりお得に買い物できます。

なお、「イオンモール」での買い物の合間の休憩施設として人気だった「イオンラウンジ」は、コロナ禍により2020年10月現在も休止しています。

もともと利用者の増加が懸念されていたため、今後の運用が気になるところです。

なお、株価その他の情報は今後変更される可能性がありますので、投資をお考えの際にはご自身でご確認のうえでお願いいたします。(執筆者:取得優待は120以上 吉井 裕子)