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ヨガ教室、高コスパはどの形態か 「民間スタジオ」「公営教室」「サークル」の費用とメリット・デメリット

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ヨガ教室、高コスパはどの形態か 「民間スタジオ」「公営教室」「サークル」の費用とメリット・デメリット

コロナ禍で4月~5月ほどの外出制限はかかっていないものの、自宅で過ごす日々が続き、活動量が落ちている方は多いのではないかと思います。

ヨガは健康増進の目的で運動を始める方に以前から人気がありますが、きちんと習おうと思うとそれなりに費用がかかります。

今回はヨガの習い方のうち、どの形態のコスパが高いのかを考えてみたいと思います。

民間のヨガスタジオ

YOGA ROOM
≪画像元:YOGA ROOM

全国のヨガスタジオを検索できるサイト「YOGA ROOM」には、民間のヨガスタジオが7,445か所登録されています。

文部科学省 スポーツ庁「平成30年度体育・スポーツ施設現況調査結果の概要 (pdf)」によると民営プールの数は全国で1,360か所ですから、スイミングスクールに通うよりもヨガ教室のほうが選択肢はかなり多いということです。

民間のヨガスタジオの費用:月1万円前後

民間のヨガスタジオの形態はさまざまで、

・ 決まった時間に通う定期教室

・ 1回あたりの参加費用を決めてチケットとして販売しているケース

・ 1日中レッスンが開講されていて定額で通い放題できるもの

などがあります。

月々の会費の他に、入会費や施設利用代が別途かかることが多いようです。

民間のヨガスタジオのメリット

レッスンや施設、講師の質が高いなど、他にはない付加価値を得られる場合には民間のヨガスタジオに通う価値があることでしょう。

特に最近人気のある「ホットヨガ」は室温38~40℃、湿度55~65%と通常生活にはない環境を整える必要があるため、民間のヨガスタジオに選択が絞られます。

民間のヨガスタジオのデメリット

マシンやスタジオレッスンなど豊富な選択肢がある民間のスポーツジムの月会費が約1万円に設定されていることを考えると、ヨガスタジオ単体で同じだけの月会費がかかるのはコスパが高いとは言えません。

公営施設のヨガ教室

公営施設のヨガプログラム
≪画像元:横浜市スポーツ協会≫

公営の体育館や公民館などでヨガ教室が開講されている場合もあります。

費用は1回数百円程度で、教室の運営形態には大きく分けて次の2種類があります。

(1) 1回ごとのオープン参加制度

(2) 日時と回数を決めて通う定期参加制度

公営施設のヨガ教室のメリット

何と言ってもその費用の低さが魅力です。

民間と比較してここまで安いと心配になるのが講師の質ですが、資格やキャリアのある講師が公的機関の審査を経て登録されている場合が多く、あまり心配の必要はありません。

デメリット

オープン参加の場合にはあまりにも気軽に通えてしまうがために、継続できるかどうかは本人のやる気にかかっています。

また、施設は公営の体育館などを使うため、鏡の設置がなかったり、マットを持参しなければならないなど、民間のヨガスタジオと比較すると設備面で劣る場合があります。

ヨガサークル

最後にヨガサークルのコスパについて考えてみたいと思います。

公民館のお知らせコーナーなどで、ヨガサークルの会員募集の掲示を見かけることがあります。

会費は月に数百円~数千円程度です。

メリット

公営のヨガ教室と同様に費用が安いことが最大の魅力です。

また、教室形態ですと参加者と講師の間につながりはあっても、他の参加者との交流はあまりないケースも多いですが、サークルの場合には他のメンバーとの親睦を深められます

デメリット

サークルですので運営にかかる手間を理解し、役割をきちんとこなせるかが重要です。

練習会場に公民館などを使いますが、予約をするのはメンバーが輪番制で担当しなくてはなりません。

また、サークルのメンバーがボランティアで教えてくれる場合には会費は低くてすみますが、講師を外部から招く場合には別途謝礼が必要です。

講師への謝礼はその講師のキャリアによっても変わり、また、謝礼を参加者の人数で頭割りすればメンバーが少ないと高額になるリスクもあります。

何を重視するかを考えて選ぶ

ひと口にヨガ教室と言ってもさまざまな形態があり、費用もメリット・デメリットも異なります。

ダイエットをしたいのか、仲間が欲しいのか、レベルアップを目指して専門的なレッスンを受けたいのか、自分の目的と予算に合わせて選んでください。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)

《石田 彩子》
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石田 彩子

執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子 石田 彩子

新卒で地方テレビ局の記者を経験し、人材サービス会社のウェブ担当や、広告代理店でテレビショッピングの考査担当などを経て、3年前から退職し専業主婦になりました。戦略的な家庭経営を目指しています。世帯年収が200万円ダウンしても、貯蓄ペースは退職前の額を維持。特技は食洗機に食器をきっちり収めること。趣味はフィギュアスケート観戦で、最近は子供といっしょにリンクで滑ることも。 寄稿者にメッセージを送る

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