コロナウイルスの影響による経済状況の悪化で、副業やパートを始める人が増えています。しかし、外に働きに出られる人ばかりではありません。
「スキマ時間が10分、15分と細切れすぎる」
こういったことは、特に主婦の方に多い悩みではないでしょうか。
今回は、スキマ時間に働きたい方におすすめのクラウドソーシングについてお伝えします。
タスク方式の案件であれば1件15分以内にできるものが多く、慣れれば月に5,000円は稼げます。
目次
クラウドソーシングの「タスク」案件はスキマ時間に最適

クラウドソーシングサイトの案件には主に、
・コンペ方式
・タスク方式
※方式を形式と呼ぶ会社もあります
といった種類がありますが、中でも短い時間で取り組めるのが「タスク方式の案件」(以降、タスク案件)です。
育児や介護をしていると、10分~30分ほど急に手が空くことがあります。
「外に出て働く時間はないけれど、スキマ時間でお小遣い稼ぎがしたい」という人には、クラウドソーシングのタスク案件が最適です。
タスク案件のメリット
1. タスク案件はスキル不要
クラウドソーシングのタスク案件とは、簡単に言ってしまうと5分~1時間くらいでできる小さな仕事のことです。
アンケート回答やデータ入力のようなスキル不要の仕事がほとんどですので、気軽に挑戦できます。
「プロジェクト方式の案件」(以降、プロジェクト案件)と違って、事前申し込みや選考、打ち合わせも必要ありません。
登録者であれば誰でも、早い者勝ちで作業できます。作業終了後に発注者がチェックして問題がなければ、承認されてお金が支払われます。
最初から最後まで、発注者と連絡を取り合うことはありません。
作業が正確にできればOKなので、「忙しくてとれる時間は細切れ」といった人に最適だと言えるのです。
2. 必要なのはパソコンだけ
タスク案件は、パソコンがあればすぐに挑戦できます。クラウドソーシングのサイト上で作業しますので、Officeなどのソフトも不要です。
中にはスマホで作業できる案件もあります。
3. 締め切りまでに納品する義務がない
タスク案件は作業時間が決められていて、それをオーバーすると自動で作業ページから退室になります。言い換えると「作業を完了させる義務がない」と言うことです。
一方のプロジェクト案件には、期限までに要求されたものを仕上げる責任が発生します。しかし、育児や介護を担っている方は、明日のスケジュールも見えません。
タスク案件であれば「途中で赤ちゃんが起きちゃったから、やめよう」と自分の都合で作業できます。
クラウドソーシングの始め方

クラウドソーシングの始め方はとても簡単です。
手順1. 会員登録する
クラウドソーシングサービスの大手はクラウドワークスとランサーズですが、どちらも数分で会員登録できます。
会員登録は無料で個人情報の入力は最低限でOKです。
クラウドソーシングサイトへの登録が必要なのは、この3つだけです。
・ パスワード
・ 個人情報(氏名・住所・生年月日など)
マイページに顔写真やプロフィール欄も表示されますが、タスク案件だけの場合にはここは空欄で構いません。本人確認書類の提出やスキル入力なども不要です。
手順2. タスク案件を探す
ランサーズの画面を例に説明します。

タスク案件の場合には、
(2) タスクだけにチェック
(3) 募集中のみにチェック
これで絞り込み検索をすると、新着案件順に表示されます。クラウドワークスにおいても手順はほぼ同じです。
単価の良い案件や作業しやすい案件から先になくなっていきますので、新着順にどんどんと見ていきましょう。
稼ぐポイントは優良案件を効率よく探すこと
クラウドソーシングのタスク案件で稼ぐには、どれだけ効率よく優良案件を探せるかがポイントです。
「タスク案件は稼げない」とよく言われますが、これは事実です。筆者の経験でも時給換算で300~1,000円程だと思います。
・ 案件探しに時間を取られる
理由はこの2つです。
タスク案件の中には、簡単なアンケートに見せかけて、いざ作業の詳細を読んでみると「2,000文字以上の入力が必要だった」という案件も多数見受けられます。
いくら目立ったスキルがないとは言え、そのような案件を頑張る必要はありません。
探せば常識的な案件もありますので、まずはそういった良い発注者をたくさんフォローしましょう。
実際に作業をしてみて良かったと感じる発注者はもちろん、作業できなくても良い案件だと思ったら片っ端からフォローすることをおすすめします。
タスク案件で稼ぐためには、
ことが大切です。
クラウドソーシングで働く自信をつける
スキマ時間を有効活用して1日500円稼ぐだけでも10日で5,000円です。子供の習い事代1か月分くらいを稼げると家計も余裕がでます。
少額でもお金を稼いだ経験は自信になりますし、いつか外で働いたり、プロジェクト案件に挑戦したりする際にも無駄にはなりません。
まずは簡単に挑戦できるタスク案件から初めてみましょう。(執筆者:青井 千夏)