大掃除と一緒に、不要なサブスクが残っていないかチェックすると節約につながります。
「私は使わなくなったサブスクはすぐ解約しているから大丈夫」という方も、念のため認されることをおすすめします。
チェックに必要なものは、支払いに使っているカードや銀行口座の明細と、スマホ・PCだけです。
いらないサブスクをさっぱり解約して、すがすがしく新年を迎えましょう。
目次
恐怖のサブスク実話
私の友人は好奇心旺盛な新しいもの好きで、いろいろなサブスクを試しています。
先日どんなサブスクに入っているかチェックしてみたところ、そこには恐怖の光景が広がっていたそうです。
プライム経由で知らないうちに契約していた「NHKオンデマンド」
友人はチェックを始めてすぐに、不思議な明細「NHKオンデマンド 980円」に気づきました。
「NHKオンデマンドなんて契約した覚えがないけどなぁ」そこで視聴記録を見ると、家族が見ていた記憶のある屋久島のドキュメンタリーがありました。
Amazonプライムビデオは別料金が必要な動画もおすすめに出てきます。
そのことを知らない家族が、クリックしてしまったようです。
サブスクサービスは、契約の入り口をできるだけ簡単にしてお客を誘い込みます。
ワンクリックで知らないうちに月額契約が発生していることもあります。
しかも初月無料だったりするので、さらに気づくのが遅れます。
今まで見ていたアニメの無料配信が、知らない間に終わっていました。
続きを見ようと、あまり深く考えずに「Prime Videoでdアニメストアを見る」をクリックし、月額440円の有料サービスに切り替わったこともあります。
気づいたら無料の30日以内に解約をしましょう。
インターネット契約と同時に加入したサービスに15年で5万超も払っていた
自宅のインターネットやスマホの契約に、不要なオプションがついたままになっていませんか。
友人は家族用のメールアドレスを追加したことをすっかり忘れ、月額費用300円をなんと15年も払い続けていました。
同時契約することが多いオプションサービスに、あんしん（保証）パック、留守番転送、〇〇放題などがあります。
明細をチェックしてみましょう。
1回限りの支払いだと思っていた高額アプリが1年更新だった恐怖
先日、子供がピアノに興味を持ったので、自然に弾けるようになると評判の良いピアノ練習アプリ「Simply Piano」をダウンロードしました。
アプリとしては過去最高額の7,900円ですが、ピアノのお月謝と同じくらいだし、コロナの影響で習いに行けないので、思い切って購入しました。
レビュー通り素晴らしいアプリだったのですが、なんと1年更新だったのです。
気づかなかったら来年また7,900円が引かれるところで、あわてて解約しました。
iPhoneは設定 → 自分の名前をタップ → 「サブスクリプション」で、AndroidはGoogle Play ストアの「定期購入」で確認できます。
お試し期間中に確実に解約する方法
kindle Unlimited/music 3か月99円キャンペーンや、Spotifyのプレミアム3か月980円はとてもお得です。
きちんと3か月で解約できる解約を忘れないためのコツをお伝えします。
加入と同時に退会
kindle Unlimitedは小さい字で
と書かれています。
契約したら、すぐに自動更新しない設定に変更しましょう。
カレンダーに解約スケジュールを登録
自動更新の設定を変更できない（解約した日までしか利用できない）場合は、解約予定日をgoogleカレンダーなどに登録しておきましょう。
予定日は解約日の2、3日前にしておくと、うっかり解約し忘れても猶予（ゆうよ）があります。
私は多忙のためオンライン英会話を解約し忘れ、余計に1か月分6,980円を払う羽目になりました。
また、解約サイトのアドレスや方法のメモを備考に入れておくと、簡単に解約できます。
意外に解約方法が難しくてずるずる契約してしまっている、というケースも多いのです。
使ってないサブスクを確認
便利で生活にワクワクをプラスしてくれるサブスクサービスですが、チリツモの固定費に直結します。
固定費削減は節約の基本、かつ最も効果的な方法です。
後日談ですが、友人宅ではさらにスターチャンネルと韓国ドラマチャンネルのサブスク契約も発覚したそうです。
みなさまも使っていないサブスクをすっきり解約して、さわやかに新年をお迎えください。（執筆者：安藤 鞠）
