ドン・キホーテでは、正規品にそっくりなパッケージの格安商品がいくつか販売されています。
「使えればなんでもいい」という場合なら類似品でもよいかもしれません。
しかし、正規品が欲しいとなると、知らずにあとから買った場合には買い直さなければなりません。
ドン・キホーテにはお得な商品がたくさんありますが、購入する際に少し注意したほうがよいアイテムもあるのです。
注意すべき商品をいくつか紹介しますので、本当に欲しいものを格安で手に入れて節約につなげてください。
目次
コレを買う際には要注意
先にお断りしておくと、メーカーに特にこだわりがなく「使えれば何でもよい」と考えている人であれば、どのような商品を購入してもかまいません。
つまり、注意すべき理由は「粗悪な品だから」ということではなく、正規品の「そっくりさんだから」ということです。
メーカーにこだわりがあって「類似品では心許ない」と考えている人は、これから紹介する内容は参考になるはずです。
しっかりとチェックしてから買い物に挑んでください。
1. 500円前後で販売されている「化粧水」
ドン・キホーテには必ず、500円前後で売られている化粧水があります。大容量の1,000mlで500円前後ですから、気兼ねなく使うには良い価格です。
これまでに2種類ほどの化粧水が販売されているのを見たことがありますが、いずれもナチュリエから販売されている「ハトムギ化粧水」にそっくりでした。
実は、恥ずかしながら類似品とは気がつかずに、ナチュリエのものだと思って使っていました。
もちろん品質には問題はなく、きちんと肌を潤してくれたのですが、類似品という事実に少しガッカリしました。
そのほかにも、「BOTANIST」にそっくりなボタニカル化粧水やオールインワンジェルも販売されていたことがあるのです。
こちらも使用経験があるのですが、品質には問題ありません。
このように、ドン・キホーテでは正規品にそっくりな「化粧水」や「オールインワンジェル」が販売されているので、本物が欲しい人はよく確認してから購入してください。
2. 500円前後の「ヘアケア用品」
ヘアオイルやヘアミルクの中にも常に500円前後の価格で販売されているものがあります。
行くたびに2~3種類は棚に置いてあり0個になったことはないので、在庫量が多いのではないでしょうか。
このヘアケア用品も、サロン用のヘアオイルやヘアミルクの類似品があるので注意が必要です。
これまで見たものでは、「ミルボン」「ボタニスト」にそっくりなものがありました。
そっくりさんを何度か使ってみましたが、本物よりもやや潤い感に劣るものの、ヘアケア用品としての品質は問題ありません。
本物は3倍近くの価格ですので、メーカーにこだわりがない人にとってはお得な商品ではないでしょうか。
ちなみに、筆者の行きつけのドン・キホーテでは、ヘアケア商品の類似品の下に正規品が置かれています。本物が欲しいという人は間違えないようにご注意ください。
3. 500円以下の「シャンプー」「トリートメント」
400~500円ほどで販売されている詰め替え用のシャンプー、トリートメントも有名な「BOTANIST」にそっくりなものが販売されています。
こちらの使用経験もあるのですが、ニオイも使い心地も問題ありません。格安シャンプーとトリートメントであれば何でもOKという人にはおすすめです。
しかし、本物が欲しいという人にとっては、後から類似品であることに気づくと残念な気持ちになります。
ポップだけを見るのではなく、パッケージの裏面の販売元まできちんとチェックしてください。
4. 500円の「フェイスマスク」
フェイスマスクも常に500円で販売されています。多い時には5種類以上もありラインアップも定期的に入れ替わっているので、人気商品の1つなのではないでしょうか。
3種類ほどを使ったことがあるのですが、こちらも500円であれば太鼓判を押せる使い心地です。1パック30枚入りでも、途中でシートが乾いてしまうことはありませんでした。
ただし、こちらにも「BOTANIST」の類似品があります。ほかの商品もよく見るとあまり聞かない名前ですから、もしかすると類似品かもしれません。
類似品には「情熱価格」と書いてあることが多い
今まで見つけた類似品の多くに「情熱価格」と記載されていました。
情熱価格とは、ドン・キホーテのプライベートブランドのことを指します。
つまり、ドン・キホーテオリジナルなので、安い価格で販売されているということです。
情熱価格と書かれたアイテムをいくつか使いましたが、品質には全く問題ありません。従って、「メーカーはどこでもいい」という人にはお買い得な商品です。
しかし、本物が欲しいという人にとっては要注意です。
紹介した4つのアイテムと「情熱価格」のマークを参考にして、選択ミスを防いでお得な買い物をしてください。(執筆者:メルカリ取引500回以上 石神 里恵)