市販品のクッションカバーは、ウールのニット素材で5,000円以上します。

見た目もお洒落で温かいのですが、そこまで予算は割けません。

そこで、着なくなったウールのセーターをクッションカバーにリメイクしてみました。ミシン無し、手縫いでなるべく簡単にしています。

ウールのセーターをクッションカバーに簡単リメイク

まずは、リメイクのポイントを見ていきましょう。

簡単ポイント1. オモテ面にだけ貼り付けるだけ

いま使っているクッションカバーがくたびれてきたので、オモテ面だけにセーター生地を縫い付けることにしました。

今回の方法は、セーター以外の生地にも使えます。ただし、アイロンを使うので生地の耐熱温度だけには気を付けてください

簡単ポイント2. 裾上げテープを活用する

裾上げテープを活用

布端の処理に裾上げテープを活用しました。裾上げテープは100円ショップなどで購入できます。

クッションのサイズは 45cm でしたので、1.2m タイプを2つ購入しました。

100円ショップの場合、テープの長さが短いので、買う前に必要な長さを確認しておきましょう。

裾上げテープは生地に応じたタイプを購入する

裾上げテープを買いに行くと、薄い生地用と厚い生地用の2種類が目につくと思います。気にしてほしいのは厚みだけではなく、生地の耐熱温度です。

裾上げテープはアイロンの熱で接着剤を溶かして生地とテープをくっつけるものです。 生地の耐熱温度がテープより低いと生地が焦げてしまいます

使うセーターはウールでしたが、最近のセーターにはポリエステルが多く使われているので、素材のタグを必ず確認しましょう。

リメイクの手順

では、リメイクの手順を見ていきましょう。

手順1. サイズを決めてセーターをカット

セーターをカットする

サイズを決める際に定規は使いません。セーターを広げてクッションカバーを上に置きます。

写真はすでに袖を切り落としてありますが、男性用セーターです。すっかり伸びて首元の編地も薄くなっていたので何年も着用していなかったものです。

裾上げテープの幅の分を足してカットしました。

通常のクッションサイズは45cmですが、100円ショップで販売されているクッションやカバーは40cmでした。

女性のセーターでリメイクしたい場合には、40cmサイズのクッションにすると生地が足りるかもしれません。

手順2. 裾上げテープをアイロンで接着

ここで裾上げテープを使うんや

裾上げテープをアイロンで接着する際には、アイロンをあてる前が肝心です。

テープは一度貼り間違えると再利用できません。必ず裏面の使用方法を確認してから接着しましょう。アイロンは必ずドライにします

手順3. 端を縫って見栄えをアップ

今回は、セーター生地をクッションのオモテ面に縫い付けるという方法をとります。

裾上げテープを使うことで布端がほつれる心配はなくなりましたが、そのまま縫い付けてしまうと見栄えが良くありません

そこで、布端を折り込んで角がきれいに見えるようにひと工夫しておきます。

まずは角を折ります。

布の角を折る

次に、布端を裾上げテープの幅に沿ってアイロンで折り目をつけます。

アイロンで折り目をつける

アイロンが終わったらすべての角を写真のように縫い付けておきます。外からは見えませんので適当で大丈夫です。

すべての角を縫い付ける

手順4. 洗濯ばさみで仮止め

セーターと同色の糸でクッションカバーのオモテ面に縫い付けていきます。四隅を洗濯バサミで留めておくと縫いやすくなります

洗濯ばさみで止めると楽よ

クッションカバーの裏側を一緒に縫わないように気をつけましょう。

裏を一緒に縫わないように気を付けて

完成

これで完成したわよ

隙間時間を使って2日ほどで完成しました。

片面リメイクは簡単で安価にできる

ウールニットのクッションカバーが完成しました。今回は、片面だけに縫い付けています。

この方法であれば、古くなってきたクッションカバーの前面に生地を縫い付けるだけですので、全てをリメイクするよりも簡単で、新しいクッションカバーを買うよりも安く済みますよ。

夏の薄手の生地のクッションカバーは安価ですが、冬のクッションカバーは生地の性質上どうしても価格が高くなる傾向にあります。

薄手のクッションカバーに冬物生地を縫い付けるこの方法であれば、冬物クッションが安価に手に入ります。

ミシンがなくてもできるので、寒い冬を暖かくするアイテム作りに節約しつつ挑戦してみてください。(執筆者:田中 よしえ)