初めて副業選びをしようと思ったら、損をしないためにも詐欺案件に注意する必要があります。
とはいえどんな案件が注意すべきなのか、少しわかりづらいと思います。
「どういう案件が危険なのか教えてほしい」
副業選びで少しでも損をしたくないと思った際、上記のような疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの記事では、「副業選びでだまされないための詐欺案件の見抜き方」についてまとめました。
筆者の事例も合わせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
詐欺案件よくある2つのタイプ
詐欺案件で今回ご紹介するのは、下記2つのタイプです。
2. 報酬の未払い
それぞれ副業を始めようと思ったときに、この2つはわりと目に入りやすいです。
そして意外と多くの方がだまされてしまいます。
特徴を押さえて搾取されないよう、1つ1つ注意して見てみましょう。
1. 怪しい誘い文句が多い「情報商材」
明らかに怪しい情報商材は、「スマホだけで月収30万も可能!」というようなラクして稼げる系です。
筆者もまだ詐欺案件の存在を知らなかったころは、5,000円ほど支払って情報商材を買った覚えがあります。
当時は学生だったので、かなり高額な出費でした。
ちなみに購入したものはPDFで期待感をあおるような情報が送られてきて、「続きは追加でご購入」という流れです。
最近ではさらに巧妙化しており、マニュアル代やパソコンの購入費用といって購入しやすくしているものもあります。
とくにコロナウイルス関連で少しでも収入を得たいと考えた方々が、情報商材の詐欺案件に引っかかってしまうケースも増えています。
見抜き方
まず副業を始めるにあたって出費を要求してくるものは、信用しないようにしてください。
「すぐ始められる」
「誰でもできる」
上記のような宣伝文は特に注意が必要です。
とくに情報商材系はLINEやTwitter、Instagramから広告とあらゆる手段で目にします。
おいしい話は確実に怪しいという前提で、安易に引っかからないよう注意しましょう。
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2. 納品したのに「報酬未払い」
副業として始める方のほか、フリーランスとして仕事を請け負っている方でも報酬未払いに当たるケースがあるのです。
例えば筆者の場合、過去に直接契約で納品した案件がいまだに支払われていないものもあります。
報酬額は6,000円ほどで、正直かける労力に見合うほどの額ではないですし、手段が限られているため回収は厳しいです。
見抜き方
・ 必ず仮払い後に納品する
上記を徹底した上で、クライアント評価画面の項目を観察しましょう。
・ 評価が低くないか、また低い評価のコメントも参照する
・(ランサーズの場合)発注率が50%を下回っていないか
・(クラウドワークスの場合)募集実績が少なすぎない
・ テストライティングの報酬がゼロに設定されていないか
評価や募集実績が多いほど取引を多くこなしている証明です。
またランサーズを使う場合は「ランサーズ経由で契約したかどうか」について指標となる「発注率」も気にしてみましょう。
クラウドワークスの場合は募集実績1件だと少々不安です。
気になる案件があれば、募集実績もある程度の数があるか確認すると良いです。
また最初から報酬を支払う気がないクライアントもいます。
テストライティングは報酬なしと伝え、納品後も一切本契約をしない状態です。
せっかく費やした時間が無駄に終わることも考えられるため、十分注意しましょう。
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少しでも怪しいと思ったら調べよう
筆者の周りでも副業関連で詐欺案件に引っかかってしまう方がいて、いずれも相談してもらえれば回避できたという内容がたくさんあります。
仕事がなくなったり収入が減ったりする不安から、つい冷静な判断を下せず無駄な出費を増やしてしまう場合があるのです。
少しでも怪しいなと思った案件があれば、1度立ち止まって調べたり信頼できる人に相談するよう心がけてください。(執筆者:奥泉 望)