2021年が明けましたが、新型コロナウイルスの猛威は衰えることなく、現在は東京都など大都市圏などに緊急事態宣言が発令されています。

この新型コロナが経済に与える影響は甚大で、特に外食・観光・運輸業などでは大きな打撃を受けています。

他方、新型コロナの影響が業績の伸びに関与したり、新型コロナとは関係なく好業績の企業も存在します。

今回は、1年で最も決算月が集中する3月期の中で、企業の本業の利益に当たる営業利益が増益予想となっており、配当+優待利回りが良好な株主優待株を四季報を参考にご紹介します。

新型コロナがまだまだ日常を脅かす中で、業績のトレンドはこのまましばらく続くのでしょうか?

3月期は株主優待株多数のため、数回に分けて証券コード順にご紹介します。

株価その他の情報は1/15終値時点でのYahoo!ファイナンスから引用しています。

利益率の高い商品で増益予想・極洋(1301)

キョクヨーの株がいい感じです
≪画像元:株式会社極洋

「極洋(1301)」は水産品の貿易、加工、買い付けを行う企業です。

第二四半期決算によると、水産事業では外食・業務向けの需要が減り売上は落ちましたが、利益率の高いサケマスの原料及び加工品の取り扱いが増えた影響で増益となりました。

また、常温食品では珍味製品が家飲み需要により売上を伸ばしました

四季報によれば、2021年3月期、2022年3月期とも増益予想です。

配当+優待利回りは約3.1%です。

・ 株価 3,025円
・ 最低購入代金(100株) 30万2,500円
・ 権利日 3月末日
・ 配当 70円

株主優待

自社製品

100株以上 … 2,500円相当

300株以上 … 6,000円相当

キノコの健康的イメージで増益予想・ホクト(1379)

きのこでおなじみのホクト
≪画像元:ホクト株式会社

「ホクト(1379)」は、ブナシメジやマイタケなどキノコ生産最大手の企業です。

スーパーでは必ずと言っていいほどホクト製のキノコ類が置いてありますね。

第二期四半期決算によると、大黒柱のキノコ事業や加工品部門で増収となり、毎月発表される売上速報でも前年を上回る売上高をマークしています。

四季報によれば、2021年3月期、2022年3月期とも増益予想です。

配当+優待利回りは約3.3%です。

・ 株価 2,109円
・ 最低購入代金(100株) 21万900円
・ 権利日 3月末日
・ 配当 60円

株主優待

下記より1点選択

100株以上  

A. 健康セット(アガリクスドリンク等詰合せ)

B. レトルトセット(レトルトカレー、炊き込みご飯の素等詰合せ)

C. きのこ・レトルトセット(きのこ数種類、レトルトカレー等詰合せ)

受注物件の順調な消化で増益予想・サンヨーホームズ(1420)

サンヨーホームズはリフォームもやってます

「サンヨーホームズ(1420)」は、近畿圏を中心に戸建て住宅、マンション、賃貸福祉住宅の設計・販売を行う企業です。

第二四半期決算では減収減益でしたが、受注物件が竣工する第四四半期においては利益が改善する見通しです。

四季報によれば、2021年3月期、2022年3月期とも増益予想です。

配当+優待利回りは約4.4%です。

・ 株価 797円
・ 最低購入代金(100株) 7万9,700円
・ 権利日 3月末日
・ 配当 25円

株主優待 QUOカード
100株以上 … 1,000円相当
500株以上 … 3,000円相当

テレワーク関連で増益予想・神田通信社(1992)

テレワーク推奨でグイグイです
≪画像元:神田通信機株式会社

「神田通信社(1992)」は、電話設備の設置やネットワーク構築を手がける企業です。

第二四半期決算によると、新型コロナにより営業活動に一部制約があったものの、受注工事・保守工事などが順調に推移し増収増益となりました。

今後もテレワークの広まりにより業績の上昇が期待されます。

四季報によれば、2021年3月期、2022年3月期とも増益予想です。

配当+優待利回りは約2.8%です。

・ 株価 1,057円
・ 最低購入代金(100株) 10万5,700円
・ 権利日 3月末日
・ 配当 20円

株主優待

QUOカード

100株以上 … 1,000円分

巣ごもり需要で増益予想・伊藤ハム米久ホールディングス(2296)

伊藤ハムと言えばハムの人で有名です

「伊藤ハム米久ホールディングス(2296)」は、ハム・ソーセージ売上では国内首位の食肉大手企業です。

第二四半期決算によると、外食向けの食肉は数量減となったものの、加工食品は巣ごもり需要を追い風に売上を伸ばし、コスト削減や国産肉の利益改善の効果も見られ増収増益となりました。

四季報によれば、2021年3月期は減収増益予想ですが、2022年3月期は原料高などの影響により減収減益予想となっています。

また、優待品がいただけるのは1,000株以上保有の株主に限りますので、ご注意ください。

配当+優待利回りは約3.2%です。

・ 株価 691円
・ 最低購入代金(100株) 6万9,100円
・ 権利日 3月末日
・ 配当 17円

株主優待

 
1,000株以上 … 5,000円相当

コロナ予防商品や巣ごもり需要増加で増益予想・カワチ薬品(2664)

コロナで薬局関係はけっこういい感じ
≪画像元:株式会社カワチ薬品

「カワチ薬品(2664)」は、栃木・北関東地盤のドラッグストアチェーンです。

第二四半期決算によると、マスクや消毒液など感染症予防関連商品や外出自粛に伴う日用品などの需要や内食需要の増加など、巣ごもり消費に応え堅調でした。

四季報によれば、新店出店効果などを見込み、2021年3月期、2022年3月期とも増益予想です。

配当+優待利回りは約3.2%です。

・ 株価 3,010円
・ 最低購入代金(100株) 30万1000円
・ 権利日 3月15日
・ 配当 45円

株主優待

株主様お買物優待券(1冊は100円券50枚綴り)

100株以上 … 1冊(5,000円相当)

500株以上 … 2冊(1万円相当)

1,000株以上 … 3冊(1万5,000円相当)

※1,000円ごとのお買物につき1枚(100円券)使用可能

テレワーク需要で増益予想・エディオン(2730)

在宅が多いから電気代もつかうよね
≪画像元:株式会社エディオン

「エディオン(2730)」は、中部・西日本地盤の大手電量販店です。

第二四半期決算によると、外出自粛に伴い「おうち時間」の充実を求め、テレビなど映像家電製品やゲーム・玩具などの売上が順調に推移、またテレワーク需要によりパソコンなど情報家電製品の需要が高まりました

ただし前年同期に消費増税前の駆け込み需要が発生し売上高が大きく上昇した関係で、今回の第二四半期は減収増益となっています。

四季報によれば、2021年3月期は増収増益予想ですが、2022年3月期は経費増加や製品構成悪化などの影響により減収減益予想となっています。

配当+優待利回りは6%を超える高利回りです。

・ 株価 1,031円
・ 最低購入代金(100株) 10万3,100円
・ 権利日 3月末日
・ 配当 34円

株主優待

エディオングループ店舗で利用できるギフトカード

100株以上 保有期間 1年未満:3,000円分 1年以上保有 加算額:1,000円分

500株以上 保有期間 1年未満:1万円分 1年以上保有 加算額:1,000円分

1,000株以上 保有期間 1年未満:1万5,000円分 1年以上保有加算額:2,000円分

2,000株以上 保有期間 1年未満:2万円分 1年以上保有加算額:2,000円分

5,000株以上 保有期間 1年未満:2万5,000円分 1年以上保有加算額:2,000円分

10,000株以上 保有期間 1年未満:5万円分 1年以上保有加算額:2万円分

巣ごもり消費で増益予想・ナフコ(2790)

九州や中国地方で活躍のホームセンター
≪画像元:株式会社ナフコ

「ナフコ(2790)」は、九州・中国地方地盤の家具店・ホームセンターです。

第二四半期決算によると、外出自粛の影響により、収納用品やデスクチェア、木材などのDIY用品、ガーデニング関連など巣ごもり消費が好調に推移しました。

また、3密回避のため販促を抑制した結果、広告宣伝費など費用が抑えられました

四季報によれば、2021年3月期は増収増益予想ですが、2022年3月期は特需一服などにより減収減益予想となっています。

配当+優待利回りは約2.8%です。

・ 株価 2,076円
・ 最低購入代金(100株) 20万7,600円
・ 権利日 3月末日・9月末日
・ 配当 43円

株主優待

UCギフト券

100株以上 3月末:1,000円分 9月末:500円分

500株以上 3月末:3,000円分 9月末:1,500円分

1,000株以上 3月末:5,000円分 9月末:2,500円分

巣ごもり消費で増益予想・ダイショー(2816)

冬には鍋が人気だもんね

「ダイショー(2816)」は、焼肉のたれや塩コショウ、鍋スープなどの大手メーカーです。

第二四半期決算によれば、巣ごもり需要により家庭用調味料やスープなどの売上が好調に推移し、増収増益となりました。

四季報によれば、2021年3月期、2022年3月期とも増益予想です。

配当+優待利回りは約2.9%です。

・ 株価 1,301円
・ 最低購入代金(100株) 13万100円
・ 権利日 3月末日・9月末日
・ 配当 18円

株主優待

自社製品詰め合わせ

100株以上 … 1,000円相当
500株以上 … 2,000円相当
1,000株以上 … 3,000円相当
5,000株以上 … 6,000円相当

通信事業で増益予想・ミライト・ホールディングス(1417)

ミライト・ホールディングスはITが中心です

「ミライト・ホールディングス(1417)」は、NTT向け主体の通信工事会社です。

第二四半期決算によると、NTT事業における設備運営業務の増加、楽天モバイル向け工事の増加、学校向けPC・サーバーなど物販の増加などを図り、増収増益となりました。

四季報によれば、2021年3月期、2022年3月期とも増益予想です。

ただし優待品がいただけるのは、1年以上保有の株主に限りますのでご注意ください。

配当+優待利回りは約3.2%です。

・ 株価 1,745円
・ 最低購入代金(100株) 17万4,500円
・ 権利日 3月末日
・ 配当 45円

株主優待

QUOカード

100株以上 1年以上:1,000円相当 3年以上:1,000円相当

1,000株以上 1年以上:2,000円相当 3年以上:3,000円相当

証券コード1,000〜2,000番台は食品会社などが多く、巣ごもりでの自炊需要の影響で業績が好調な企業が目立ちました

株価その他の情報は今後変更される可能性がありますので、投資をお考えの際はご自身でご確認の上、お願いいたします。(執筆者:取得優待は120以上 吉井 裕子)