乾物はストックしておくと何かと便利です。

しかし、乾物の中でもお麩はお吸い物やみそ汁などの汁物料理にごく少量しか使わないため、購入してもついつい余らせてしまうという方が多いのではないでしょうか。

和食のイメージが強いお麩ですが、味にクセがないので洋食や甘いスイーツなどさまざまなメニューに使える万能アイテムなんです。

中でも今回はどこの家庭の冷蔵庫にも常備されている牛乳と卵を活用した「お麩のカルボナーラグラタン」・「麩レンチトースト」の2品紹介します。

「お麩」を使った洋風レシピ2選

お麩は栄養豊富で家計に優しい食材

お麩は小麦のたんぱく質であるグルテンを主原料とした加工品です。

カロリーは10個あたり約19カロリー(※焼き麩の場合)と低カロリーであるものの、栄養価自体は非常に高く、植物性たんぱく質やカルシウム・鉄分・亜鉛といった栄養素が豊富に含まれています。

また、1袋100円前後のお手頃価格で購入できる点も魅力の1つです。

お麩を使った洋風レシピ(1) 「お麩のカルボナーラグラタン」

お麩のカルボナーラグラタン

まず初めにご紹介するのはふわとろ食感がたまらなくおいしい「お麩のカルボナーラグラタン」のレシピです。

もしお宅にベーコンがない場合はウインナーやハム、もしくはツナ缶などの缶詰を代用しても作れます。

材料【2人前:1人当たり194円】

・ お麩 20個

・ ベーコン 40g

・ 全卵 1個

・ 卵黄 1個

・ 玉ねぎ 1/4個

・ にんにく 2片

・ 牛乳 1カップ

・ 粉チーズ 大さじ1

・ 鶏ガラスープの素 各小さじ1

・ 塩胡椒 適量

・ オリーブオイル 大さじ1

・ ピザ用チーズ 50g

・ ブラックペッパー 少々

作り方

1. お麩をぬるま湯で戻し、水気をよく絞ります。

2. 玉ねぎとにんにくは薄切りに、ベーコンは短冊切りにします。

3. フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくを炒めていきます。

4. にんにくの香りが立ってきたら玉ねぎとベーコンを加えます。

5. 玉ねぎがしんなりしてきたら牛乳を加え、粉チーズ・鶏ガラスープの素・塩胡椒で味を整えます。

6. 火を止めたらすぐに全卵を加え、木べらや菜箸で手早く混ぜ合わせます。

7. 耐熱容器に1のお麩を並べ入れ、6のカルボナーラソースを注ぎ入れます。

8. 耐熱容器にピザ用チーズを振りかけ、チーズに焼き色がつくまでオーブンで10分程度加熱します。

9. グラタンの中央部分に卵黄(※取り分けた卵白はスープや野菜炒めなどのメニューに活用しましょう)をのせ、ブラックペッパーを軽く振りかけたら完成です。

ポイント

7の工程で耐熱容器にカルボナーラソースを注ぎ入れたら10~15分ほど置いた後オーブンに入れることでお麩にソースの味がしっかり付きやすいです。

お麩を使った洋風レシピ(2) 「麩レンチトースト」

麩レンチトースト

フレンチトーストはお店によって千円以上することもあります。

しかし、こちらの「麩レンチトースト」であれば1人当たりたったの79円で作れます。

麩と言われなければわからないくらいふっくらジューシーな仕上がりでおもてなしにも最適な一品です。

お好みでアイスクリームや生クリームをトッピングしてお召し上がりください。

材料【2人前:1人当たり79円】

・ お麩 20個

・ 全卵 1個

・ 牛乳 100cc

・ 砂糖 大さじ2杯半

・ 塩 ふたつまみ

・ バター 大さじ1

作り方

1. お麩をぬるま湯で戻し、水気をよく絞ります。

2. ボウルに全卵・牛乳・砂糖・塩を加え、泡立て器で混ぜ合わせます。

3. 2にお麩を浸し、ラップをかけたら冷蔵庫で一晩寝かせます。

4. フライパンにバターを熱し、3の麩を両面こんがりと焼き色がつくまで弱火で加熱したら完成です。

ポイント

お麩は卵液の中に一晩寝かせることでしっとり感がUPしますが、短時間で仕上げたい場合、最低でも30分程度を目安に浸すようにしましょう

その際、フライパンで焼き色をつける前に軽く20~30秒ほど電子レンジで加熱すると卵液が中まで浸み込み、焼き時間の短縮にもつながります。

お麩を使っておうちご飯のマンネリを解消

自宅にいる時間が長くなり、料理作りの回数が急増しています。

毎日毎日料理をしているとついワンパターンになってしまいがちですが、無駄な出費を抑えるためにも宅配や総菜にはできるだけ頼りたくないものです。

おうちご飯のマンネリ化を解消したいという方はキッチンの棚に眠らせているお麩を有効活用し、料理のバリエーションを広げてみましょう。(執筆者:栄養士、おうちご飯研究家 池田 莉久)