20年以上のコンタクトレンズユーザーである筆者は、数年前に2週間使い捨てタイプのコンタクトレンズをハードレンズに変えてみました。

ハードレンズのほうが酸素をよく通すため目に優しく、コストパフォーマンスの面でも優れていると聞いたからです。

乗り換える前には「落としたり、なくしたりしたら余計に費用がかかるのでは」「装用感はどうかしら」といった悩みや迷いがあったことも事実です。

この記事では、2週間使い捨てタイプのソフトレンズからハードタイプに変えた前後を振り返ってのコスト比較と、筆者が乗り換え前に心配していたことをどうやって乗り越えたかについてお伝えします。

「2週間使い捨てタイプ」vs「ハードレンズ」コストの比較&

実際にかかった費用:「2週間使い捨てタイプ」vs「ハードレンズ」

ハードコンタクトレンズの耐用年数は約3年ということで、まず3年間の費用総額を算出したうえで、そこから1年あたりの費用を比較します。

2週間使い捨てタイプの場合

【コンタクトレンズ代】
1箱2,500円で、6枚入(3か月分)のものを使っていました。

2,500円 × 2(両眼)× 12(3年間分)= 6万円

【ケア用品代】
360ml入りの洗浄液を、2本パックで1,000円ほどで購入していました。月1本の消費ペースだったので、2か月で1,000円のペースです。

1,000円 × 18(3年間分)= 1万8,000円

【1年あたりの費用】

(6万円[3年間のレンズ代]+ 1万8,000円[3年間のケア用品代])÷ 3 = 2万6,000円

ハードレンズの場合

【コンタクトレンズ代】
検眼ありのコンタクトレンズショップで購入したため、片眼あたり8,000円でした。

8,000円 × 2(両眼)= 1万6,000円

【ケア用品代】
240ml入りの洗浄液を、2本パックで1,200円ほどで購入していました。2か月に1本の消費ペースだったので、4か月で1,200円のペースです。

1,200円 × 9(3年間分)= 1万800円

【1年あたりの費用】

(1万6,000円[3年間のレンズ代]+ 1万800円[3年間のケア用品代])÷3 = 8,933円

ケア用品代まで含めた1年あたりのコストで比較するとハードレンズの圧勝です。

ハードレンズに乗り換えるうえでの心配事の克服方法

いくらコスト面での優位性があるとはいえ、長年ソフトコンタクトレンズを使ってきた身からすると、ハードコンタクトレンズには「痛いのでは?」「失くしたらかえって高くつくのでは?」という心配がつきまといます。ここからは、筆者がソフトコンタクトレンズからの乗り換えにおいていかにして不安を克服したのかをお伝えします。

装用感は大丈夫か?痛くないのか

個人差があるので一概には言えませんが、筆者自身の答えは「大丈夫でした!」の一言です。

この心配については、コンタクトレンズ購入前に眼科でテストレンズを装用してフィッティングをする時間があります

したがって、装用体験をしてみてから最終的に乗り換えを決めるのでもよいと思います。

筆者も、最初は係の方に心配されながらレンズを入れてもらいました。装着してみて「少しだけ違和感があるけれど痛くはない」という感想を伝えたところ「それでしたら、すぐに慣れますね!」との太鼓判をいただき、乗り換えに踏み切ることができました。

実際に、1~2日で違和感もとれて今では目立った装用感もなく使えています。

失くしたら高くつくのではないか?

スペアレンズ
≪画像元:楽天

確かに、同じレンズを同じ場所で購入すると、片眼あたり8,000円かかります。ちょっと痛い出費です。

しかしながら、度数やベースカーブといったレンズデータがあれば、楽天などのインターネット通販で同じレンズを格安で購入できるのです。

たとえば、筆者が愛用しているレンズ「クララ スーパー・オーEX」であれば、片眼あたり2,000円で済みます。

失くしてしまってもスペアレンズが安価に手に入ると思えば、チャレンジのハードルが下がるのではないでしょうか。

後々のことを考るのであれば、

コンタクトレンズを購入する段階でショップのオリジナルレンズではなく、インターネット通販でも流通している大手メーカーのレンズを選ぶ

ことをおすすめします。

また、これも個人差があるとは思いますが、意外と失くさないものです。私自身は、最初の3年間は最初に買ったレンズを耐用年数まで使い通すことができました。

ハードレンズならではのメリットがある

筆者はコスパの良さをきっかけに、2週間使い捨てタイプからハードレンズに乗り換えました。

実際に使ってみると、コスパ面以外にも、瞳に酸素が届きやすく眼に優しい、わずかな乱視もきっちり矯正されて視界がクリアになるなど、ハードレンズならではのメリットを感じています。

「そろそろ、使い捨てコンタクトレンズを追加購入しなければ」と考えている方は、このタイミングでハードレンズへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。(執筆者:星澤 美衣)