映画鑑賞は、家族の人数分の映画料金が必要になるため、一見、節約に不向きのように感じられます。

娯楽費は生活必需品ではないため、映画を全く観ないことで節約をしているというご家庭も多いことでしょう。

しかし、長期休暇などで映画を親子で楽しむと思い出にもなります。

実は、イオンシネマの「ドライブインシアター」は映画を家族で楽しめて、人数が多いほど節約効果も見込めるのです。

イオンシネマの「ドライブインシアター」とは

イオンシネマの「ドライブインシアター」
≪画像元:AEON ENTERTAINMENT

イオンシネマが実施している「ドライブインシアター」は、自動車で行って広い駐車場内に自動車を停めて、巨大スクリーンで映画鑑賞をするものです。

音声はFMラジオの電波で送信されるので、周波数に合わせて受信します。車内で自由に飲食もできるので、リラックスしながら映画鑑賞できます。

屋外、自動車内で映画を観られるドライブインシアターは、コロナ禍で改めて注目されています。2020年頃からは東京、大阪のほか、全国で実施されています。

全国に映画館のあるイオンシネマでも「ドライブインシアター」を導入しています。

上映作品例:「きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!」

≪画像元:AEON ENTERTAINMENT

イオンシネマの「ドライブインシアター」は、子供も楽しめる作品が中心です。

たとえば、2021年4月10日にイオンモール高崎で行われるのは「映画きかんしゃトーマスおいでよ!未来の発明ショー!」です。

鑑賞料金は車1台につき税込3,300円で、ポップコーンやペットボトルもついています

上映作品例:「トミカ絆合体 アースグランナー」

「トミカ絆合体 アースグランナー」
≪画像元:AEON ENTERTAINMENT

ドライブインシアターは映画によって料金が異なります

「トミカ絆合体 アースグランナー」の場合には、ポップコーンとドリンクはつきませんが、車1台で1,000円です。また、グッズなどが当たる抽選会も実施されています。

ドライブインシアターのメリット・デメリット

ここからは、ドライブインシアターのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット1. 家族なら映画を見るよりも安い

ドライブインシアターの最大のメリットは、大人数で行くと映画料金が安いという点です。

仮に、税込3,300円の映画料金で考えてみると、単価は次のようになります。

3人:1人あたり1,100円

4人:1人あたり825円

5人:1人あたり660円

4人家族、大人2人、小学生の子供2人で行くと考えて、このドライブインシアターと通常の劇場鑑賞の金額を比較してみます。

【大人(2人)の映画料金】
一般料金1,800円 × 2 = 3,600円

【子供(小学生2人)の映画料金】
小中学生1,000円 × 2 = 2,000円

【ポップコーンSサイズ料金】
350円 × 2 = 700円

【ドリンクSサイズ料金】
295円

【合計料金】6,595円

「鑑賞料金にはフードとして2人分のポップコーン(袋入り)とドリンク(ペットボトル)付き」とあるので、ドリンクはSサイズドリンクと比較してみました。

参照:AEON ENTERTAINMENT

差額を計算すると「6,595円 – 3,300 = 3,295円」です。通常価格の映画料金と比較して、およそ半額で楽しめる計算です。

イオンシネマでは一部のイオンカード、イオンカードセレクトを利用することで、一般料金1人が税込1,000円になります。

それでも家族4人、ポップコーンやドリンクつきで映画を見ると仮定して、自動車1台で税込1,000円や税込3,300円であるならば安いと言えることでしょう。

メリット2. 小さい子と一緒でも安心

ドライブインシアターの大きなメリットとしては、自動車は個室空間のため、幼児と一緒でも映画鑑賞をしやすいという点があげられます。

映画館内だと周囲に迷惑がかかってしまうか心配ですが、ドライブインシアターなら周囲を気にせずに鑑賞できます。

メリット3. 車の中から見る特別感

何といってもドライブインシアターには特別感があります。普段は映画館で観る映画も、自動車の中でFMラジオに周波数を合わせながら観ることで特別感を演出できます。

メリット4. 飲食や会話もできる

ドライブインシアターの場合には、自動車内で自由に飲食できます。また、映画館内では禁止されている私語も許されています。

プライベート空間の自動車だからこそ、飲食、会話も自由にできるというメリットがあるのです。

メリット5. 外出はしたいがコロナウイルスが心配な人にも

コロナ禍においてドライブインシアターが注目されている理由は、自動車で映画を観ることで屋外でソーシャルディスタンスをとれるためです。

映画館では、現在でも間隔を開けて座席チケットを販売しているケースが多いようです。

外出したいものの高齢者と同居など、コロナウイルスが心配な人にも鑑賞しやすい環境だと言えます。

春休みに家族で

デメリット1. 自動車が必要

自動車なしの生活をしている場合には、そもそも利用できません。

デメリット2. 映像の迫力の違い

映画館で観る映像や音の迫力との差を感じてしまう人もいます。

デメリット3. 鑑賞中はアイドリングが推奨

映画鑑賞中にはアイドリングしてカーステレオのFMラジオをつけることを推奨しています。十分なガソリン給油をして出かけたほうがよいことでしょう。

デメリット4. 開催地域や上映内容が限定されている

ドライブインシアターは限られた上映会です。開催は増えてきていますが、全ての映画がドライブインシアター対応ではありませんので、見たい映画が上映されていないこともあります。

デメリット5. 上映スケジュールは夜に集中

外が暗くないとスクリーンにきれいに映らないため、18時以降の開場や19時以降の上映が一般的な上映スケジュールです。

夜の早いご家庭は、19時以降にお子さま連れでの上映会の参加を躊躇されるかもしれません。

デメリットもありますが、1時間程度の上映時間作品、週末の金曜日に上映会が多いなどの夜間上映だからこその運営側の配慮も見られます。

春休みなど夜が遅くなってもよさそうな日を指定すれば、利用しやすいかもしれません。

ドライブインシアターで家族の思い出作り

子どもの長期休暇のタイミングでは、親も何をしようかと悩むものです。そのような時に、ドライブインシアターを利用してみてはいかがでしょうか。

イオンシネマのドライブインシアターではディズニーアニメを中心にきかんしゃトーマスなど子供が喜ぶラインアップが多く、最新作も全国で上映されていました。

おやつやドリンクを持ち込んで自動車内で楽しめる特別感もあるので、家族の思い出づくりにもなりそうです。(執筆者:節約への情熱は誰にも負けない谷口 久美子)