昨年8月から10月までの期間に投票が行われていた業務スーパーの「冷凍加工品総選挙」および「スイーツ総選挙」の結果が発表されました。

コスパや味に厳しい業務スーパーの消費者からの人気がひと目でわかるこの企画、ランキング入りした商品はお得なこと間違いなしです。
今回はそんな両総選挙の1位商品を実際に食べてみた感想や使い勝手をご紹介します。
目次
冷凍加工品総選挙第1位「冷凍讃岐うどん」税込159円

冷凍うどんと言うと今やどこのスーパーでも売られているのでちょっと意外な感じがしましたが、冷凍加工品総選挙の第1位は「冷凍讃岐うどん」でした。
どこのお店にも売ってある使いやすい商品だけに200g × 5食入りで159円というコスパの良さが目を引いたようです。
確かに、冷凍うどん5食入りの値段を調べてみると最も有名なテーブルマークのものは300円前後、最も安いお店のPB品でも198円でした。
業務スーパーの「冷凍讃岐うどん」は圧倒的な底値と言えます。
また、人気の秘密は安さだけではなく、その味と調理のしやすさにもあります。
讃岐うどんの名にふさわしいコシの強いもちもち麺は高い他社製品に勝るとも劣りません。
さらに他社とは違うのがその形状です。
通常、鍋に入りやすいように正方形の形となっているものが多い中、業務スーパーのものは18cm × 8cmの長方形です。
鍋での調理は少ししにくいですが、冷凍庫の隙間スペースに入れやすい上、タッパーでのレンジ調理や、フライパンでの複数調理ならむしろ調理しやすい形状です。
実際、裏面にも鍋でゆでる方法だけでなく、「水にくぐらせてレンジ(500W)で4分」とレンジ調理の方法も詳しく書かれており、レンジ調理推奨品であることが伝わってきます。
1食32円という安さと解凍のラクさから、ひと手間かけたうどんを作りたくなるこの商品。
わが家でも明太バターうどんにしたり、焼うどんにしたりと昼食には欠かせない存在になっており、ランキング1位も納得です。
冷凍スイーツ総選挙第1位「リッチチーズケーキ」268円

スイーツ部門で1位だったのは「リッチチーズケーキ」です。
スイーツでありながら冷凍加工品総選挙の方でも第4位にランクインしている業務スーパーおなじみの人気商品です。
解凍するだけでお店級な濃厚なチーズケーキを楽しめるにも関わらず、500g 268円という安さです。
四角いパックに入れられているため、いまいちピンとこないかもしれません。
500gというと6号(直径18cm)のホールケーキまるまる1個分の重さです。
大きめのホールケーキが268円というとんでもない安さは他店では見たことがありません。
この安さにも関わらず、ちゃんとおいしいのが業務スーパーのすごいところです。
この商品では粉類はほとんど使われておらずクリームチーズが10.9%も使用されているため、とにかく濃厚なくちどけです。
半解凍状態でアイス、解凍してチーズケーキ、常温にすればチーズクリームのような3つの味わいを楽しむことができ、大容量でも飽きが来ないのも魅力の1つでしょう。
常温のリッチチーズケーキとヨーグルトを混ぜればマスカルポーネチーズのようになるため、パンに付けて食べるのもお気に入りです。
業務スーパーのリッチ〇〇ケーキは他にもショコラ、抹茶がありどちらも非常においしいのですがアレンジが限られていて少し単調に感じてしまう部分もあります。
ショコラ、抹茶がランキング圏外にも関わらずリッチチーズケーキが1位であるというのは、フルーツソースなどで味変ができること、クリーム状にするなどアレンジがきくことが理由になっているのではないでしょうか。
納得の商品です
普段から業務スーパーに足しげく通う消費者たちの声が詰まった冷凍加工品&スイーツ総選挙。
両1位は圧倒的なコスパと買い続けたくなる味の両方を備えた納得の商品でした。
総選挙のランキングに入ったものはどれもコスパと味を両立した良品ばかりですので、ぜひ1度目を通してください。(執筆者:3人の子を育てる主婦ライター 岩崎 はるか)