先週は一気に窓空けの大きな陰線でそのまま下げるかと思わせられましたが、結果的に勢いは1日でおわり、前週の火曜を頭としたところから5営業日の下げで下げ止まり今週は切り上げの1週間となりました。

6月18日と21日に空けた窓を埋められるかとしましたが、金曜日に窓空け陰性ではあるものの窓を終値では埋めきって週末入りとしたことで来週はこの近辺でのもみ合いが想定されます。窓への意識は継続です。

結果的に見ると25日線の下に割り込んだのは1日だけという事で下値の堅さは露呈したようにも感じられ、現状は下値も切り上げ上値も切り下げという三角保ち合い形成となりつつあります。

さらには、100日線75日線の上抜けチャレンジとなるも頭を押さえられる格好で終値では下に割り込んで引けています。また移動平均線が収斂を開始しており膠着していることがわかります。

もうしばらく膠着して収斂の加速も予測されますが、周期的には7月に入ることでBOX入りから6か月目に入るので緊張感をもっていきたいと思います。

BOXは「追いかけない」を意識

そんな中満月となり、ここを起点に相場が動き出すというアノマリーがあるので注意は必要かと考えます。

そして、今回の調整はアメリカ発のものでしたがダウの戻りが50%以上まで意識されたことで急激な下抜けリスクは当面軽減と考えます。

先週後半のダウの反発はバイデン政権下でインフラ整備への拠出が承認というニュースがもとになっているように見受けます。

これも長引くニュースではなく前から出ているニュースの進捗ものですので上も下も方向感が出づらいというのが現状と考えます。

それらを踏まえて現状のBOXトレンドがいつまで続くのか見極めです。

そしてトレンド転換の節目は私的には上は2月16日の横軸、2月16日3月18日の高値を結ぶ線とわかりやすいですが、下抜けに関しての線引きが切り下げているだけに難しいと考えます。

とにかくBOXは「追いかけない」を意識していきたいと思います。

週足のボリンジャーバンドの収斂もかなり加速してきています。

スローストキャストでは真ん中やや上でデッドクロス回避の動きとなっている部分では上を示唆となっています。

現状分析

日経225日足チャート

5日線

向きとしては週後半には上向きと変えて週末入りしました。

位置としても上を維持したまま週末入りとなりました。

25日線を割り込みデットクロスしていますが25日線が上向きでのデットクロスという事で大きく意識されることは無かったと思われます。

25日線

変わらず上向きを維持したまま推移しており、今週いっぱい上向きを維持し流れに変化を出すこととなるか注目です。

位置としては上を維持しての週末入りで今週ゴールデンクロスしてくるか注目です。

75日線

緩やかな下向きを維持しており位置としても終値では下で75日線が上値抵抗線になっていると見受けます。

週末の足型としては窓空けで陰線のコマで方向感無しの迷いが見えます。

トレンドライン

上としては目先6月16日から17日の窓の横軸を意識しつつ、切下がりのラインを数本と横軸として一つの流れを変えるものとして6月15日5月10日の高値の横軸越で下向きのフラックは終焉という判断となります。

そして最大の上の横軸は3月18日の終値で2月16日の高値の横軸と考えます。

下に関しては、目先6月24日から25日の窓の横軸と25日線で、その下は2万8,300円から2万8,400円でその下が6月21日の安値の横軸となります。

テクニカル指標

一目均衡表を見ると雲を突破して雲から乖離して来たことで久々に強いを維持できるか注目です。

ボリンジャーバンドではバンドが横向きから収斂に向かっており週足と同じ様相です。

今後±2σのどちらを突破するかで新たなトレンドが始まるか注目です。

スローストキャストでは、2本のラインが80%ゾーンまで上げてきておりBOXであれば1日2日でデットクロスとなりますが、切り上げていくとなれば横にスライドするような動きとなるか見極めです。

総合判断

現状BOXであるという認識は変わらずで、どこにミニBOXを作るのか、上限近辺に向かうのか下限近辺での推移となるのか、はたまた中間ゾーンで揉み合うのか見て行くとともに少しずつ上抜けの可能性を示す動きもあるので上にも警戒していきたいと思います。

切り下げの事実はあるのでもちろん下も警戒ですが、下抜けを本格的にしていかないという事が上昇フラックの根幹部分となるので上への警戒もしていきたいと思います。(執筆者:城 晶子)