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意外とお金がかかる「犬の介護」  犬にも財布にもやさしい「費用節約4つのアイデア」

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意外とお金がかかる「犬の介護」  犬にも財布にもやさしい「費用節約4つのアイデア」

人間と同じように犬も長寿の時代です。介護が必要になる犬もいます。

しかし、介護は手間をかけるだけではなく、意外とお金もかかるのです。

今回は、筆者が飼っていたポチの介護経験(参考URL:https://manetatsu.com/2019/06/190471/)をもとに介護費用の節約アイデアを紹介します。


意外とお金がかかる 「犬の介護」

1. おもらしが気になったら「気泡緩衝材」「人間の赤ちゃん用オムツ」を使う

犬の介護で最も大変なことは、おもらしではないでしょうか。

初めておもらしをされたときには、本当に介護が始まったのだと大きなショックを受けます。

しかし、おもらしをしたことに対して怒ったり叱ったりすることはやめましょう。

犬も高齢になれば人間と同じように長期間の介護生活が始まります。おもらしは介護生活の入り口です。

「大変だ」と嘆くのではなく、できるだけ体力的にも経済的にも負担が減る方法を考えましょう

おもらしが始まったら、時と場合に応じてオムツをします。

ペット用のオムツもありますが、20枚入りで1,100円が相場です。

人間の赤ちゃん用オムツは40枚以上で1,000円程度です。

ペット用は、しっぽを出せるように穴が開いていますが、形は人間用とさほど変わりません。

少しの手間をかけるだけで、オムツ代は大幅に節約できます

人間用オムツを犬に使うときには、オムツを後ろ前逆にはかせて、しっぽが出る部分にハサミで穴をあけます。

穴をあけた部分をそのままにしておくと吸水ポリマーが出てきてしまうので、テープでとめます。テープは、ドラッグストアで売っている不織布のものがおすすめです。

夜は布団におもらしをするかもしれません。床が濡れてしまう場合には、布団の下に「気泡緩衝材」を敷いておきます。冬は断熱材にもなります。

「気泡緩衝材」は、ドーナッツ型に切って重ねればドーナッツ枕になり、床ずれ防止にも使えます。

「気泡緩衝材」はホームセンターでまとめて買っておくとさまざまなことに使える便利グッズです。

2. 足を引きずるようになったら大人用ボロ靴下に100均のすべり止め液

犬も高齢になると足を引きずることがあります。散歩中に足を引きずると擦り傷になってしまいます。

そのようなときには、足に靴下をかぶせるとよいことでしょう。

赤ちゃん用の靴下があればよいのですが、消費が激しいため赤ちゃん用靴下を購入していてはお金がかかります。

使い古した大人用靴下で代用しましょう。犬の足に靴下をかぶせて、足首は100均で売っている粘着性の包帯で固定します。包帯なので伸縮性があり、犬の動きを妨げません。

大人用靴下を使う場合には、底面にすべり止め加工をします。100均で売っている「液体ゴム」「すべり止め液」を靴下の底面に点状に塗ればすべり止めになります

3. 散歩用ハーネスは高い「手作り」で大幅節約

散歩用ハーネスを手作りで節約

犬が立ち上がるときに、おしりが持ち上がらないようになったら補助具が必要です。

ポチは、散歩中におしりがガクンと落ちてしまうことがあったため、下半身を支えるようにして散歩をしていました。

しかし、中腰で犬の腰を支えながら歩いていると、飼い主の腰が痛くなってしまいます。そこで散歩用のハーネスを手作りしました。

犬の下半身の下(お腹)を通して、飼い主はバッグのように手で下げながら散歩をします。こうすると腰を曲げることなく犬の下半身を支えてあげられるのです。

作り方は簡単です。犬のお腹にあわせた長方形の布をつくり、左右にバッグの手提げのように紐をつけるだけです。

紐は幅が広いほうが安定します。わざわざ布を買わなくても、家にある古いバスタオルでかまいません。洗い替えに何枚か作っておくと便利です。

散歩用のハーネスや補助具は市販もされていますが、ひとつが数千円から1万円以上と高額です。

散歩中に汚れてしまうこともあるため、洗い替えまで買うと大きな出費になることでしょう。

4. シニアドッグフードを食べないときには肉のゆで汁で味付け

暑い夏になると食欲が落ちることもあります。

特に、シニア犬用のドッグフードに切り替えると味が好みに合わずに食べなくなってしまうことがあるようです。

そのようなときには肉のゆで汁でドッグフードをふやかしてあげます。肉の味が食欲をそそり、ふやかすことで飲み込みが楽になります。

注意すべきは、肉のゆで汁は熱いままドッグフードに入れてはいけないということです。

熱湯をドッグフードにかけてしまうと、ドッグフードの栄養成分が壊れてしまうことがあります。

ぬるま湯程度の温度まで下げたゆで汁を好みの固さになるように混ぜてあげましょう。

犬や犬の状態によっては肉のゆで汁を使えないこともあります。食べさせる前にかかりつけの獣医師に相談してください。

固い食べ物が食べられなくなってしまった犬には、ドロドロにふやかして与えます。

100均で売っているソース入れに入れて口の中に少しずつ押し出します。100均のソース入れは水を入れればちょっとした汚れを洗い流せる水道替わりに使えます。

犬にも財布にも早めの対処がやさしい

犬も高齢になれば人間と同じように介護が必要になります。

できるだけ長く元気に寿命をまっとうしてもらうためにも犬の健康状態に気を配りましょう。

異常をみつけたら早めに対処してあげることが犬にも飼い主にも、そしてお財布にもやさしいことなのではないでしょうか。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)

《式部 順子》
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式部 順子

執筆者:美大卒 式部 順子 式部 順子

武蔵野美術大学卒。クリエイティブな発想で芸術エッセイや子育てアイデア、経験に基づいた就職転職記事まで幅広く執筆中の個性派フリーライター。身近にあるものを活用した節約術と時代の流れを読みながらの大胆な節約術を組み合わせながら日々節約を楽しんでいる。節約のモットーは「使うべきお金は使う!無駄な節約はしない!」ストレスフリーな節約術をメインに紹介。 寄稿者にメッセージを送る

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