NISA(ニーサ)・つみたてNISAは株式投資にかかる税金が一定期間免除される制度で、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

NISAの制度は投資を始める人にとても優遇された制度なので、NISAを知ることが投資の第1歩と言っても過言ではありません。

現在ポイント投資が人気ですが、NISAはポイント投資が対象外の場合があり、注意する必要があります。

今回はNISA・つみたてNISAのメリットと、ポイント投資が対象かどうか、詳しく解説します。

たまったポイントでNISAやつみたてNISAへポイント投資

NISA・つみたてNISAとは

「NISA」「つみたてNISA」は2つ呼び名がありますが、この2つは違うものです。

「NISA」は2014年から始まった、少ない金額から投資をする人の為の非課税制度です。

そして2018年より、さらに少額からの長期投資に適応した「つみたてNISA」という新たな制度ができました。

この2つの違いは以下のとおりです。

NISAとつみたてNISAの違い

※2021年6月現在時点の制度概要です。

「つみたてNISA」「NISA」は限度額と期間に違いがあり、

・ NISAは短期間で集中して投資したい人向け

・ つみたてNISAは長期でじっくり取り組みたい人向け

です。

限度額と期間は違いますが、「税金が免除される」という面ではどちらも同じお得な制度です。

自分に合う方を選びましょう。

つみたてNISA・NISAはどちらかを1人1口座まで、好きな証券会社で作ることができます。

つみたてNISA・NISAの口座を開設した後、違う証券会社に変更したい場合は、1年以上経っていれば書面を提出することで手続きが可能です。

参照:金融庁 NISAの概要

つみたてNISAでポイント投資できない会社もある

ポイント投資でも「つみたてNISA」「NISA」の利用は可能ですが、証券会社により「つみたてNISA」でのポイント利用ができない場合があります。

ポイント投資をしたい人は少ない金額で投資ができることから、つみたてNISAを考えている人も多いのではないでしょうか。

事前にポイントが使えるか使えないか、しっかり確認しておく必要があります。

各ポイントのNISA・つみたてNISA対応状況を調べてみました。

ポイントでNISAやつみたてNISAに投資

Tポイント

Tポイントを貯めている人は、SBI証券またはSBIネオモバイル証券でTポイントを使って投資が可能です。

それぞれの特徴は以下です。

SBI証券:株式や投資信託などさまざまな商品がそろっている

SBIネオモバイル証券:現物株のみでスマホ対応に特化している

Tポイントの対応状況はこちらです。

SBI証券

SBI証券のNISA・つみたてNISAポイント投資への対応状況

SBI証券では、投資信託であればNISA・つみたてNISA両方ともTポイントの利用が可能です。

ただし対象となる買い方は金額指定のみで、「毎月自動的に決まった金額分引き落として購入する」という積立買付の場合Tポイントは使えません

SBIネオモバイル証券

NISA・つみたてNISAに対応なし

SBIネオモバイル証券はTポイントを使うことはできますが、NISA・つみたてNISA自体に非対応のため注意してください。

Pontaポイント×auカブコム証券

Pontaポイントはauカブコム証券に口座を解説すれば、ポイント投資ができます。

Pontaポイントの対応状況はこちらです。

auカブコム証券のNISA・つみたてNISAのポイント投資への対応状況

auカブコム証券はつみたてNISAに対応していないためご注意ください。

対象となる買い方は金額を指定して買う通常取引のみで、積立ではPontaポイントは使えないので覚えておきましょう。

dポイント×日興フロッギー+docomo

dポイントはSMBC日興証券で口座を開設し、SMBC日興証券とドコモが提携した投資サービスである「日興フロッギー+docomo」を使ってポイント投資ができます。

日興フロッギー+docomoのdポイント対応状況はこちらです。

日興フロッギー+docomoのdポイント対応状況

日興フロッギー+docomoでは、dポイントが使えるのは株式のみとなっています。

そのため投資信託に対応するつみたてNISAは対象外です。

リスクの低い投資信託ではポイントが使えないため注意しましょう。

楽天ポイント×楽天証券

楽天ポイントは、楽天証券に口座を開設すればポイントを使うことができます。

楽天証券のポイント投資
≪画像元:楽天証券

楽天証券の楽天ポイント対応状況はこちらです。

楽天証券の楽天ポイント対応状況

楽天証券ではポイントが使える商品が

・ 投資信託
・ 国内株式
・ バイナリーオプション

の3種類、対象となる買い方も通常買付に加え積立投資も対応しています。

他のポイント投資ではポイントが使える商品や買い方が限られていましたが、楽天ポイント投資はその点とても充実しており、自社ポイントの強みと言えるでしょう。

積立で購入したい人は、毎月引き落とされる金額とポイント数を設定しておけば、自動的にポイントを使って積立ができます

注意点

ただし使えるポイントは通常ポイントのみ、期間限定ポイントや楽天キャッシュは使えないので注意してください。

ポイントの利用には上限があり、1回の取引に付き

・ ダイヤモンド会員なら50万ポイント

・ ダイヤモンド会員以外なら3万ポイント

です。

ポイント各社で買える商品やNISA・つみたてNISAの対応が違う

NISA・つみたてNISA口座を使ってポイント投資をすれば、非課税で気軽に投資ができます。

ですがポイントによって、ポイント投資で使える商品やNISA・つみたてNISAの対応状況が違うため、事前にチェックしておきましょう。

ポイント投資を1度やってみると、意外に楽しく続けられます。

今貯まっているポイントをお持ちの方は、この機会にぜひポイント投資を始めてみてください。(執筆者:西本 衣里)