三井住友カードの「ワールドプレゼントポイント」と、三井住友銀行の「SMBCポイント」が1つになって新たに誕生したのが「Vポイント」です。
三井住友カードや三井住友銀行をお使いの人の中には、貯まっている方もいらっしゃるかと思います。
「Vポイント」は使い道が多い反面、交換レートが下がる使い道も多いため注意が必要です。
今回は、「Vポイント」を等価交換できる使い方と、端数まで使い切る方法を解説します。
目次
「Vポイント」は交換レートが下がることが多い
「Vポイント」の使い道は多く、買い物に使うことや他社のポイントに交換できます。
ただし、ポイントの交換先によっては交換レートが下がり損をしてしまいます。
大手のTポイント、Pontaポイント、楽天ポイントに交換した場合のレートは次のようになっています。
100円分の「Vポイント」を楽天ポイントに交換した場合、100円分の「Vポイント」のポイントは70円分の楽天ポイントになり、30円分が減ってしまいます。
損をしないためにも「Vポイント」を使う際にはレートが等価であるかどうかを確認することが大切です。
「Vポイント」を等価で交換できる「3つの使い方」
「Vポイント」でレートが変わらず、等価で交換できる3つのおすすめの方法を紹介します。
1. dポイントに交換する
他社ポイントを「Vポイント」に交換するとほとんどの場合にレートが下がるのですが、dポイントだけは等価で交換できます。
交換は500ポイントから500ポイント単位となっているため、500ポイントが貯まっていない人は交換できないので気をつけましょう。
他社ポイントのほとんどの交換レートが下がる中で、dポイントは等価で交換できる数少ないポイントです。
dポイントをためている人は迷わずdポイントに交換がおすすめです。
2. 買い物に使う
「Vポイント」は1ポイント = 1円で、普段のお買い物にも使えます。
買い物で使う際には、最初に「Vポイントアプリ」をインストールしておきます。
アプリをインストールし「Vポイント(移行前)」から「残高」へと移行すると、移行した金額分の買い物ができます。
「残高」が少ない時にはポイント移行だけではなく、クレジットカードか三井住友銀行の口座からのチャージも可能です。キャッシュレス決済感覚で使うと良いことでしょう。
お買い物で使う方法には、次のものがあります。
・ クレジットカードの代わりに使う
タッチ決済対応スマホをお持ちの人は、VポイントアプリをApple PayまたはGoogle Payに設定してお店に行き、タッチ決済で支払います。
ネットショッピングで使う際には、Vポイントアプリの「ネットショッピングで使う」をタップします。
するとカード番号や期限・カードの名義が表示されるので、ショッピングサイトの「クレジット決済」を選択し入力します。
3. キャッシュバックに使う
「Vポイント」は1ポイント = 1円で、お使いのVISAカードの支払額に充当する「キャッシュバック」に使うこともできます。
キャッシュバックに交換は、SMBC公式サイトからログインすると申し込めます。
最も簡単で節約にもなる方法なので、使い道に迷った際にはキャッシュバックに充当すると良いことでしょう。
「Vポイント」を端数なく使い切る方法
「Vポイント」を無駄なく使い切るにはキャッシュバックが最も確実なのですが、「残高にチャージした端数が使い切れない」「キャンペーンで大量にもらって使い切れない」などの理由で使い道に悩むこともあると思います。
そのような時には、Amazonギフト券の購入がおすすめです。
「Vポイント」をAmazonギフト券に交換してしまうと、500ポイント貯まっていなければ交換できないうえにレートが0.8に下がってしまいます。
しかし、「Vポイント」アプリでAmazonギフト券を購入すれば、等価で端数まできっちりと使い切れるのです。
手順は次の通りです。
Vポイントアプリで「残高」を確認し、その金額をAmazonギフト券の購入金額に入力
手順2.
カートに入れる
手順3.
支払いはクレジット払いを選択
手順4.
Vポイントアプリポイントアプリのカード番号や期限・カードの名義など入力
手順5.
購入する
この方法であれば「残高」は0円になり、後日Amazonでゆっくりと生活必需品などを購入すれば有効に使い切れます。
Amazonギフト券はEメールタイプであれば15円から購入できて、好きな金額を1円単位で購入できるので、15円以上残高がある人はぜひAmazonギフト券の購入をお試しください。
「Vポイント」は賢く使う
「Vポイント」は便利である半面、考えながら使わないと損をすることがあります。
使い道に迷った時には、とりあえずAmazonギフト券を購入しておき、後からゆっくり使うという方法がおすすめです。
豊富な使い道の中から、自分に合う使い方を探してみてください。(執筆者:西本 衣里)