タマホームの週刊文春の記事を見て「売却した方がいいかも。」「投資を考えていたけどやめようかな。」と思った方もいると思います。

今回の記事では、週刊文春の記事内容についてはあまり触れませんが、もし週刊文春の記事で株価が調整するならタマホームへ投資するチャンスであることを考察する記事となります。

タマホームの株主の方、これから投資を検討している方は当記事を読んでから投資を検討してみてください。

タマホームの業績は好調

タマホームは住宅事業を主な事業とする会社です。若年層向けの注文住宅を売りにしており、テレビCMでもよくみかけます。

タマホームはコロナ禍での戸建ブームに乗り業績は好調で、来期業績見通しも増収増益で過去最高利益見通しとなっています。

やはり投資するなら、その会社の業績が良いかどうかは重要な条件です。

タマホームの株主還元をチェック

タマホームの来期配当予想は110円で配当利回りは3.99%です。

タマホームは配当性向40%前後で安定しており、業績好調とともに連続増配中です。

今後は増収増益が続くかが条件になりますが、増配を期待できる会社と言えます。

業績はガッツリ上がってます
≪画像元:タマホーム株式会社(pdf)≫

さらに、タマホームは株主優待実施企業でもあり、毎年5・11月の100株以上保有株主へ当社特製クオカード500円分を贈呈しています。

3年以上継続保有すると贈呈されるクオカードは1,000円へアップします。

100株株主の場合、配当と優待を合わせた総利回りは4.35%です。タマホームの株価が調整すると、さらに利回りが上昇するので投資する魅力も増します。

タマホームの本業に問題はない

「業績好調なのは今までの話で、今後は今回のスキャンダルが響くのではないか」と考える人もいます。

しかし、スキャンダルは社内の問題であって一般顧客にはほぼ影響がないと言えます。

これが住宅に欠陥があった、顧客の財務状況を不正に金融機関へ報告しローンを借りる手助けをしていた、というような本業に影響するスキャンダルだったら一気に信用を失い、売上が激減する可能性のある大問題になってもおかしくありません。

ただし、全く本業に影響がないとは言えないので、タマホームの開示する月次受注速報はチェックしておきましょう。月次受注速報はタマホームのIR資料室からチェックできます。

単月の合計が100%を大きく割り込むことが数か月続くようなら売却を検討する必要があります。1、2か月程度の不調なら一時的な問題だったと判断し、保有継続でよいでしょう。

スキャンダルは投資のチャンス

過去にスキャンダルで株価が下落した時がチャンスだった例をご紹介します。

2014年に中国工場で生産された食品が問題になったマクドナルド(2702)です。

当時はニュースを大きく賑わし株価も下落しましたが、現在の株価です。

マクドナルドの株価を見てみよう

参照:株探 マクドナルド月足チャート(2011年8月~2021年7月)を引用し一部加工

マクドナルドはファミリー路線に舵を切ったことが奏功し、業績を回復させました。株価はスキャンダル時に比べて倍以上で推移しています。

マクドナルドの場合、業績が回復したこと、株主優待が大人気であることなど、タマホームと条件が異なる部分がありますが、

スキャンダル後の株価下落はチャンスになりうる

というひとつの参考にしてください。

投資前に必ず自分でも検証する

本当にこのスキャンダルがあっても投資して大丈夫なのか、具体的にはリスク(スキャンダル)があってもリターン(未来の株価、配当等)は期待できるのかをご自身で考えましょう。

投資は自己責任であり、自分で判断して投資することで投資経験が蓄積され、あなたの投資力がアップします。(執筆者:勝越 晴)