近年は、地震だけではなく水害や台風も多くなり、防災に対する意識が高まっています。

防災グッズといえば非常食や懐中電灯ですが、ほとんどの家庭ではすでに備えているのではないでしょうか。

今回は、もう一歩進んだ防災グッズについてお話しします。

使い捨てトイレは1回分 ペットシーツなら10回使える

ペットシーツなら10回使えます

実際に災害を体験した方が1番困ったことは「トイレ」と言っていました。

集合住宅のように丈夫な建物に住んでいる人は、自宅避難が呼びかけられ断水時のトイレにも備えておく必要があります

防災グッズ売場に行くと、使い捨てのトイレが売っています。

ドライブにも使えるコンパクトな入れ物で1回分が100~200円で販売されています。

4人家族ならば4人分が必要になり、トイレに備えるだけでも大きな出費です。

ダイソーにも使い捨てトイレがありますが、台風前や災害が起きると瞬く間に売り切れになっています。

また、使い捨てトイレは使い方が難しいです。

とくに子どもは普段とは違う使い方のトイレは嫌がる可能性があります。

そんなときにはペットシーツが便利です。

ダイソーのペットシーツは、10枚入りで110円(税込み)です。

大きさは33cm × 45cmあり、大人でも十分な大きさがあります。

大人1回の尿量は約200~400mlです。

ペットシーツで実際に試してみたところ200mlは十分に吸収することができました。

大人が使用するときには2枚重ね、子どもならば1枚使用するといいのではないでしょうか。

ペットシーツは、消臭機能もついています。

使用後は小さなビニル袋に入れて自治体の廃棄区分で処分します

「1回100円のトイレ」と思ってしまうと、つい節約する気持ちが湧き出てくるかもしれません。

しかし、非常時でもトイレは我慢してはいけません。

ペットシーツならば1回10円のトイレです。

オムツを卒業した子どもは、再びオムツを使うことを嫌がります。

今使っているトイレに大きなごみ袋をかけて、ペットシーツを敷くだけで自宅のトイレが災害用トイレになります。

気になるにおいはペット用消臭ポリ袋が得

ペット用消臭ポリ袋が得

使用後のペットシーツは、ポリ袋に入れて密閉します。

中身が見えない消臭効果があるポリ袋が防災グッズとして販売されていますが「災害用」という名前がつくだけで値段は高くなる傾向があります

ダイソーにはペット用の消臭ポリ袋が売っています

サイズが豊富にあり、Sサイズは40枚入りで110円(税込み)です。

色は薄い水色なので中が完全に見えなくなるわけではありませんが、ペットシーツを捨てるには十分です。

赤ちゃんがいる家庭は、使用後のオムツ入れにも使うことができます

非常時は食品を保存したり、敷物として活用したり、ポリ袋が貴重品になります。

匂いを封じ込めるためだけにポリ袋を二重に使うことはもったいないことです。

トイレにはトイレ用のポリ袋を用意しておくことが、結局はお得になります。

簡易ブランケットは目隠しカーテンに使える

簡易ブランケットも使えます

防災グッズ売場に行くと銀色のシートが売っています。

小さく四角にたたまれたシートは「簡易ブランケット」や「アルミブランケット」という名前で販売されています

これは、寒いときには風から身を守り、保温できるシートです。

さらに強い日差しから体を守ったり、雨よけとして使ったりすることができます。

防災グッズ売場では1個900円程度で販売されています。

ダイソーでは簡易ブランケットが1個110円(税込み)で販売されています。

1個約900円の商品との大きな違いは「音」です。

簡易ブランケットは、素材の特徴からカサカサと音が出ます

不特定多数の人の中で使用するときには音が気になるかもしれません。

しかしサイズはダイソーの商品の方が大きいことも多く、音が気にならないならばダイソーの商品でも充分ではないでしょうか。

実は、簡易ブランケットには身を包む以外の用途があります。

それは「目隠しカーテン」です。

災害時は、不特定多数の人の中で着替えたりすることもあります。

小さな子どもがいれば、トイレの長蛇の列に並ぶことは難しいでしょう。

そんなとき、簡易ブランケットがあれば目隠しとして利用することができます。

ダイソーの簡易ブランケットは、一見アルミ箔のようにギラギラしていますが、カーテンのように広げてみると外(明るい方)からは中が見えず、内(暗い方)からは外が見えます

つまり、カーテンをした状態で外の様子をうかがうことができるのです。

台風で窓ガラスが割れてしまったとき、ダンボールで窓を覆えば光が入りません。

しかし、簡易ブランケットで窓を覆えば目隠しの仕切りがありながらも光を感じることができます

実際に使うときをイメージして備えよう

少し前までは「災害は忘れたころにやってくる」と言われていましたが、最近は大きな災害が毎年のようにやってきます。

高価な防災グッズを少しだけ用意しておくのではなく、実際に使うときをイメージして、費用的にも使いやすいグッズを豊富に備えておくといいのではないでしょうか。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)