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【化粧水の正しい使い方】規定量をきちんと使うと重ね付け不要で節約に 水分量をあげるポイントも

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【化粧水の正しい使い方】規定量をきちんと使うと重ね付け不要で節約に 水分量をあげるポイントも

朝晩のお肌のお手入れに使う化粧水、1回に使用する量を規定量といいますが、物によりさまざまです。

パッケージに記載されている規定量をぜひ確認してみてください。

化粧水などは1回の使用量は500円玉くらいと推奨されていることが多いです。

しかし美容情報の中には、何度も重ね付けすることを推奨していることもあります。

「肌の奥まで浸透」「グングン吸い込む」などと言われると化粧水はどこまでも入っていき、たっぷりの量をつければ肌に良く、より効果的な気がして多く重ね付けしていませんか。

規定量で正しく使えば、重ね付け不要で大幅な節約ができるかもしれません。

2回重ね付けしていたのを1回にするだけでも、化粧水は倍の期間使えます

化粧水の正しい使い方

肌の美しさを左右する角層はラップ1枚程の厚さ

肌の表面にある表皮は厚さ0.2ミリほどです。

表皮は外側から角層・顆粒層・有棘層・基底層の4層からできています。

肌は4層目の基底層から分裂を繰り返すことで、下から上へ押し出され、表面にでてきては垢となり剥がれ落ちます。

私たちがスキンケアでケアしている角層は1番外側にあり、0.02ミリ程の層でラップ1枚程度の厚さといわれています。

この0.02ミリの角層はバリア機能と保湿機能を備えており、肌の健康や美しさを左右します。

驚きの真実。いくらつけても同じ

肌の潤いというのは、角層の水分量できまります。

ツヤがあり、キメが整っていてハリがあれば適切な水分量の健康な肌と考えられます。

水分測定器で測ることができますが、日常でははっきりわからないので、潤っているかは曖昧です。

曖昧だからこそ、不安になりいっぱいつけた方が良さそう。と感じてしまうのかもしれません

角層の水分量というのは簡単に変動します。

化粧水をつけると一時的に角層水分量はアップするのですが、時間がたてば蒸発して通常の状態である「肌本来の角層水分量」に戻ってしまいます。

重ねれば重ねるほど潤う感覚に陥りますが、重ねたものはやがて蒸発されてしまうとわかれば、規定量でつけるのが1番無駄がなく経済的です。

使用量を見直すだけで、化粧水の消耗をおさえることができます

蒸発するなら化粧水はいらない?

化粧水はほとんどが水で、蒸発してしまうのであれば、使わなくてもいいのではないかとよく議論されています。

確かに水分は蒸発しますが、中に入っている美容成分が肌になんらかの作用をもたらす効果もあるので、使用するメリットはあります。

肌の調子に合わせて使用の有無を選択し、使用する際は過度につける必要はないことは覚えておきたいです。

肌本来の角層水分量をあげる【ポイント3つ】

化粧水で一時的に水分量をあげるのではなく、肌本来の角層水分量が高いことが理想的です。

そのためには肌の自己再生力をサポートしてあげることが大切です。

正しく使おう

(1) 肌を洗いすぎない・こすらない

クレンジングや洗顔などの洗浄力の強いものの使用や、汚れが落ちているか不安でゴシゴシこすってしまうのは、肌の潤いに必要な細胞間脂質や天然保湿因子といわれる天然の保湿剤を流失する行為です。

落ちやすいコスメの使用や肌にマイルドなクレンジングや洗顔料、W洗顔不要のクレンジングなど工夫してみてください。

(2) 保湿剤で蒸発を食い止める

油分を含んだクリームやオイルで適度に保湿しましょう。

(3) 日焼け止めを塗り、紫外線から角層を守る

紫外線は肌の表面である角層の状態を悪化させ乾燥を引き起こします。

季節問わず紫外線対策をしましょう

化粧水は規定量で十分

化粧水を重ね付けしても角層水分量がアップするのは一時的です。

規定量を正しく使うことで無駄がなく節約につながります

ぜひご参考にしてみてください。(執筆者:石井 真琴)

《石井 真琴》
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石井 真琴

執筆者:メイク講師 石井 真琴 石井 真琴

外資系化粧品会社にて美容部員、メイクアップアーティストとして13年勤務。その後メイク講師に転職。現在は子育てをしながらメイク講師・WEBライターをしております。「不必要にお金をかけず、本当に必要なことにお金を使う」をモットーに日々お金の使い方を工夫し、楽しんでいます。 寄稿者にメッセージを送る

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