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勤続30年サラリーマンの副業 ライティング歴3年「ちょっとだけ」稼げるようになるまで

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勤続30年サラリーマンの副業 ライティング歴3年「ちょっとだけ」稼げるようになるまで

生活様式が日々変化するなか、家計を支えるために、あるいは空いた時間を有効活用したいなどの理由で副業を考えている人も多いと思います。

私は勤続30年の銀行員ですが、副業でライティングもしています。

まったく知識のないおじさんが、最近では「ちょっとだけ」稼げるようになってきました。

そこで今回は、ライティングを始めてから今に至る経験をお話ししたいと思います。

稼げるとは言っても「ちょっとだけ」なので、成功談といえるほどではありません。

でも、だからこそ身近に感じてもらえると思いますので、副業でライティングを考えている人はぜひ参考にしてください。

おじさんライターの奮闘記

おもしろそうだからやってみた

副業でライティングをしようと考えたきっかけは、特にありません。

ただなんとなく、面白そうだなと考えただけです。

私には自慢できるような特技もなく、また文章を書くのが好きだったわけでもありません。

クラウドソーシングサイトで、副業としてライティングをするのが面白そうだと感じ、とりあえず初めてみました。

肩に力が入るスタートでなかったことが、ここまで続けられた理由のひとつだと思います。

スタート~半年:できそうな仕事に応募

ライティングを始めても、最初の数か月間はなにも仕事がありませんでした。

自分が書けそうな記事がなく、わからないことばかりの手探り状態でした。

自分ができそうな記事には積極的に応募していましたが、仕事をもらえることは少なく、報酬2,000円の仕事に何時間もかかり、提出後も修正の指示か何度もあり、ものすごく苦労しました。

費やした労力と時間を考えたら割に合わないものでしたが、それでも自分が書いた記事で始めたお金をもらえたので、うれしかったことを思い出します。

半年~1年目:初期投資を回収

子どもの大学入学祝いとして贈ったパソコン15万円程度を初期費用とし、この費用を回収することを目標としてスタートしました。

半年を過ぎると、以前に仕事を頂いたクライアントさんから依頼がくるなど、仕事がコンスタントにもらえるようになってきました。

継続した仕事をこなしながら、自分に合いそうな新しい仕事に募集して、スタートから1年目でパソコンを買った金額を超えました

副業での収入

1か月平均で2万円くらいの1年間でした。

2年目:踏ん張りどころで踏ん張った

2年目は、継続した仕事と単発の仕事を平行してこなした1年間で、ツラいときもある踏ん張りどころでした。

継続した仕事は「1か月で4本、サイトに合う記事でテーマは自由」といった内容です。

決められた時間、文字数など制約があるなかで、自分1人でテーマを決めるところから始めなければならず、良いテーマが浮かばないときなど「産みの苦しみ」を味わいました。

単発の仕事はテーマや記事の内容など決まったうえで、期限に間に合わせるように書きます。

テーマや内容がすでに準備されているので、その通り進むときはいいのですが、逆に求められた内容に合わせることが難しい場面もありました。

仕事の依頼を受け、新規の案件に応募して、クライアントさんと連絡をやりとりするなど、1人でやることも結構多く、がむしゃらに取り組んだ1年でした。

本業が忙しくなりライティングに割く時間が減るときなどは徹夜など、体力的にキツイこともありましたが、副業ライターとして軌道に乗ってきたと感じられた年でもありました。

副業での収入

1か月平均で4~5万円になりました。

3年目(現在):副業として満足な収入

3年目の現在は、継続した仕事と単発の仕事をこなす毎日です。

継続した仕事は報酬が決まっているので安心感があり、その反面記事数や納期を厳守することで、クライアントさんとの信頼関係を維持するように心がけています。

いっぽう単発の仕事は納期が短いなど自由度が低いこともありますが、継続仕事の合間に取り組むなど自分でコントロールできるところがありがたいです。

掲載された記事をみて、他のクライアントさんから「当社でもぜひ記事をお願いします」と声を掛けてもらえることもあります。

副業とはいえ人と人との付き合い、そして信頼を得ることで次の仕事につながっているんだなあと感じている現在です。

副業での収入

1か月6万円以上を安定して得られるようになりました。

失敗が教えてくれた「コツ」

ライティングは記事や小説などの文章を書くことで、WEB上での表現方法やいろいろなルールなど、知識やスキルも必要です。

「コツ」のようなものがわかってきてからは、仕事も定期的に獲得できるようになってきました。

文章表現のルールや表現方法などは、すべてクライアント(仕事の依頼主)から教わりました。

ライティングでは、記事などを納品したあと、クライアントから手直しの依頼を受けるのは良くあることです。

「ここはだめ」「でもあそこの表現は良いですね」など、教えてくれるクライアントもあります。

大事なことを教わったクライアントとの出会い

私はクライアントに恵まれ、お世話になり今でも感謝しています。

そのなかで「ライターとして大事なこと」を教えてくれたクライアントのことは忘れられません。

記事の修正や書き直しなどのやりとりでは、最後に必ず「いつも読者の役に立つ記事をありがとうございます」と言ってくれました。

「読者の役に立つ記事を書く」

私はいつもこの言葉を頭に浮かべながら取り組んでいます。

ライターとして守っている3つの「~ない」

副業として満足な収入を得る
1. 無理しない
2. 知ったかぶりしない
3. ウソをつかない

副業でも、あるいはライター専業でも「読者の役に立つ記事を書く」のは大事なことです。

いつもこの気持ちがあれば、ひとりよがりな内容になったり、誰かを傷つけたりすることもないでしょう。

記事を納品する期限(納期)や1か月に何本記事が書けるかを聞かれたときには、無理をしないようにしています。人間1人1人能力や与えられた時間には限界があります。

無理して仕事を請け負った結果、やはりできなかったでは、結局相手に迷惑をかけることになります。

無理をしても良い結果にはなりません。

自分が知識のないジャンルや、不得意な分野の仕事は受けないようにしています。知識がなければ、たとえ本やネットで調べても文章に凄みや深みは出せません。

得意分野であっても、知らないことは知らないとハッキリ伝え、調べて書く程度で許されるかを確認してから取り組むようにしています。

知ったかぶりはやめたほうがいいです。

記事のアクセス数を稼ぐためにタイトルや見出しをセンセーショナルにしたり、内容を誇張したりしても、それがウソなら読者には必ず見破られてしまいますし、クライアントからも信頼されなくなります。

やはりウソはいけません。

大成功を目指して邁進中

まだまだ勉強中で「ライターとして大成功をしました!」とはとても言えない私です。

4年目に突入し、安定収入を継続させ、さらには1,000円でもいいので月の収入を上げていこうと努力しています。

ライティングの副業は、たくさんあるので挑戦しやすいです。

無収入で終わる月もあり、最初はツラく感じますが、続けていくことが大切です。

節約に限界を感じたら、自分の知識やスキルを使って収入を得る方向へ挑戦することをおススメします。(執筆者:銀行員一筋30年 加藤 隆二)

《加藤 隆二》
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執筆者:銀行員一筋30年 加藤 隆二 加藤 隆二

バブル期に入社して、以来銀行一筋30年。お金にまつわるさまざまな相談にこたえてきました。時には返せなくなってしまった人からの相談にも、可能な限り親身になって対応してきたつもりです。銀行員として「あなたのために、なにができるか考えます」 最初の挨拶はいつもそう言ってきました。年を重ねた今も、気持ちは変わっていません。銀行員として、読者である「あなたのために」役に立つ文章を書いていきたいと思っています。 寄稿者にメッセージを送る

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