子どものコロナ感染が増えている状況となり、学級閉鎖や自宅待機になってしまう可能性がこの数か月で急激に高まりました。

学校での授業が受けられないと、どうしても学習の遅れが気になります。

自宅学習にはYouTube動画での授業などもありますが、勉強していると思ったらゲーム実況に夢中…なんてこともあります。

学習時間の確保には、アナログのプリント学習のほうがよさそうです。

2020年の休校期間には、大手企業が有料教材を無料配信するなどの支援もありましたが、今はほとんどが終了しています。

しかし、以前から無料でプリントをダウンロードできるサイトもたくさんあります。

ここでは、小学生の学習指導、中学生の家庭教師を経験した立場から、おすすめの無料プリントダウンロードサイトをご紹介します。

休校中は無料学習プリントで勉強しよう

1. ちびむすドリル(未就学児~小学校低学年向け)

ちびむすドリルでは、カラー印刷のプリントが多く、小さなお子さんの興味を引く教材がたくさんダウンロードできます。

ひらがなやカタカナの練習プリントから、幼児でもわかる「割り算」のプリントまであります。

点描写など、集中力を高められそうな教材もたくさんありました。

「幼児向け」と書かれていますが、小1の2学期以降に学習する「時計」や小2で学習する「九九」のプリントもあります。

また、小学校低学年の授業や宿題でもよく使われる「点つなぎ」「まちがいさがし」などのプリントも多いので、学校生活とリンクした気分で勉強できるという効果もありそうです。

2. ぷりんときっず(未就学児~小学校3年生程度)

ぷりんときっずは、かわいいイラストを使った幼児用プリントから、シンプルだけど見た目にも取り組みやすい小学生用プリントがたくさんダウンロードできます。

幼児向けには、はじめて鉛筆を持つ子にも楽しめる「なぞり書き」や「迷路」などがおすすめです。

なぞり線が太く書かれているので、クレヨンを使ってもはみ出しが気になりません。

私が見てきた小学校で使われていたプリントに似たデザインのものが多く、小学生も抵抗なく取り組めそうです。

導入、普通、応用問題とレベルの分かれたプリントが、習熟度をチェックするのにも役立ちますね。

3. ドリルズ(未就学児~小学校6年生)

ドリルズでは、全部で1,300枚を超えるプリントがダウンロードできます。

国語・算数が中心のサイトが多い中、理科・社会のプリントも豊富なサイトです。

図解がとてもきれいでわかりやすく、取り組みやすそうなプリントが多くありました。

学年、教科ごとや、勉強したい分野のプリントを検索できる機能があるので、お目当ての分野をすぐに見つけられるのはうれしいポイントです。

ドリルズ

4. 山口県教育委員会 やまぐち学習支援プログラム(小学校1年生~中学3年生)

やまぐちっ子学習プリント」では、4ステップで難易度に応じたプリントがダウンロードできます。

基礎的な内容は、特に中学生の定期テスト対策にも便利です。

「みんなでチャレンジ学習プリント」は、家族とワイワイ話し合いながら取り組める教材です。

自宅学習ではどうしても経験できない、周りの人と協力して答えを導くような学習も、家族の協力があれば実現できそうです。

家族や兄弟で一緒に取り組める学習問題

5. 東京ベーシックドリル(小学校1年生~中学1年生)

東京ベーシックドリルは、とてもシンプルなプリントが多い、ダウンロードサイトです。

算数・数学では、問題と解答だけでなく解説プリントもついており、難しい問題にもひとりで取り組めそうです。

ほかのサイトと異なる点として、漢字のプリントでは、1つのPDFファイルに、30~40枚のプリントが入っています。

必要な部分だけ印刷しないと、お子さんがうんざりする量になってしまいそうです。

また改訂が令和2年4月になっているので、令和3年の学習指導要領と比べて異なる部分があるかもしれません。

自宅プリント学習の注意点

無料で手軽に取り組める自宅プリント学習にも注意点があります。

以下のことに気を付けて、取り組んでください。

注意1:インク代や用紙代は無料ではない

高額ではありませんが、家庭用プリンターのインク代は意外と高くつくものです。

自宅学習期間が長くなると、プリンターの利用も増えて気づかないうちにコストがかかっていることもあります。

両面プリントにしたり、ノートでの学習ができる学年になれば、1枚の用紙に2ページ以上が印刷できるよう、縮小して印刷すればコストの削減につながります。

注意2:1度にたくさん印刷しない

1週間分をまとめて印刷!となると、プリントの整理が大変です。

そのうえ、プリントの山を見てしまうと、お子さんのやる気もみるみるダウン…ということにもなりかねません。

できれば1日分ずつ印刷して、無理のない範囲で取り組むのが理想的です。

「もう少しできる」くらいの量が続けるポイント

一気に勉強すると、特に小さなお子さんは疲れてしまうものです。

小学校低学年の授業では、1枚の学習プリントと「ぬりえ」「まちがいさがし」などのプリントをセットにして取り組むことも多く、学習と息抜きを同じくらいの時間取っていました。

特に学校に行けない状況ではお子さんのストレスもあるので、無理なく楽しく取り組める範囲にとどめて、おうち時間ならではの楽しい時間を過ごしたいですね。(執筆者:亀井 香奈)