先週は大きく窓空けから始まり終値で切り下げしたのを1日のみとし、他はすべてが終値ベースで切り上げ強い1週間を2週連続としました。

前週と合わせて9日連続陽線となっており場中の強さを示しています。

まさに「押し目待ちに押し目無し」を示したチャート形成となっており、どこまで上げていくのかとヤマを張りたくなりますが、事実に対応するという事に尽きます。

現状の上げ方としては完全に強くトレンドしては上昇と考えるのが妥当であると考えます。

窓空けの大引け坊主

週足で見ると「窓空けの大引け坊主」で上を示唆という形状で2月16日の高値に並びつつあるのでダブルトップを作るのか、形状として「上昇フラック」から上放れという形となるのか今週答えが出そうな気配ですが、小さくもみ合って上抜けず 調整せずという事も考えられます。さらには、ここから調整という事も可能性薄いとなるが、あり得る話です。

ファンダメンタルとしては選挙モード突入となり、主体別売買状況では9月3日の週は海外勢の大幅買い越しとなっています。

ただ、実際の選挙は11月になる気配なのでその前に調整的な動きを挟むことが想定されます。

そんな中、米国は前週の雇用統計による実体経済の悪化が見受けられ調整の雰囲気となっており、コロナ感染拡大による経済ダメージが否めないことと将来に来る「テーパリング」に対する織り込みが始まってきていると考えると簡単には上値更新へ向かいづらい環境と考えられ、いつ日本市場が米国に引っ張られるのかという感情もあります。

そうはいっても現状の日経平均は完全上昇を示す動きで、このまま2月16日の高値を超えられれば計算式上3万4,000円台もあり得ると考えられる状況と見受けます。

したがって「持たざるリスク」は多くの方が意識を始めるころとなるので、そのあたりが逆に調整の要因になることも意識してみたいと思います。

現状分析

日経225の日足チャート

5日線

1週間を通して上向きを維持しており上げ基調を示したまま週末となっています。

株価の位置としても1週間を通して上に乖離し続けており5日線まで下げたら押し目買いの場面と考えられる状況です。

25日線

上向き維持したままの1週間で上向きの角度を強くして週末入りしています。

株価の位置としても上に乖離を維持しており最大乖離が水曜日で7.69%の乖離となりここからは、大きく乖離を広げることが出来ず25日線の上げ幅と同じレベルでの高値更新となってくると想定されます。

75日線

変わらず上向きで位置も上を推移となっています。

200日線と同じ位置で推移が続いており、75日線と200日線を今週25日線が上抜けゴールデンクロスとなりそうな気配です。

合わせて100日線も上向きとなり75日、200日、100日線とが近づき80円ちょっとの幅の中に納まり25日線も含めて収斂してくることになります。

この状況から大きな振れ幅を作る予兆という見立てとも取れます。

週末の足型としては、「陽の大引け坊主」で強いを示していると考えます。

トレンドライン

2月16日と3月18日の高値を結ぶラインを上抜けてきました。

上に残すトレンドラインは横軸で3月18日と2月16日の高値のみとなり、ここを上抜けると青天井で計算式での上値目途探しとなります。

下に関しては、上抜けてきた横軸として段階的に気にするも6月15日の高値の横軸が変形の大きなダブルボトムのネックラインとなることでリターンムーブ的な押しの下げ止まるポイントと考えます。

その下には25日線と8月20日と31日の安値を結ぶ切上がりのラインが急上昇を支えるサポートラインになると考えます。

テクニカル指標

一目均衡表を見ると前週に続いて完全に強いを示しています。

ボリンジャーバンド

バンドウオーク継続中で通常⁺1σと⁺3σの間を推移することとなりますが、今回の上昇は⁺2σをサポートラインとしていると見受けます。

終値で⁺1σを割り込んだときは急上昇終焉と考えます。

スローストキャスト

2本のラインが買われすぎゾーンに張り付いて横に推移しており、「強い」を示しており、この後売られすぎゾーンまで降りて行ったときに急上昇が終わったかも?と思わせられるシグナルとなります。

総合判断

とにかく強いという印象です。

現状上目線という考えが前提ですが、上げ続ける株は無いのでどこかで調整はあるとしつつ、日々のチャートの変化に「気づき」を求めて凝視していきたいと思います。

そして、凝視するときに「心を作られて色眼鏡を通さない」を意識して欲しいと思います。

投資家皆が上目線となったその瞬間がピークアウトとなります。

すぐ来ると言っているわけではないですが、現状は政治に対する反応で事実はなく期待で上げてますので事実が始まったときに材料出尽くしもあるので常に探りながらという意識は持っていきたいと思います。(執筆者:城 晶子)