9月下旬より、KDDIのスマホ料金プラン「povo」の新料金体系がリリースされます。
今までは20GBのデータ容量しか選択できませんでしたが、20GB以下のデータ容量も選択できるようになり、ギガをあまり使わない方にとってうれしい料金体系になります。
さらに、ギガをたくさん使う人がお得になるトッピング内容も登場するので、幅広い方がお得に利用できる料金体系です。
今回は、料金体系の詳しい内容や料金を他社と比較して、どのくらいお得なのかお伝えしていきます。
記事内の価格は全て税込価格です。

目次
povoの新料金体系「povo2.0」を解説
povo2.0の料金体系はデータ容量をトッピングとして選択し、自分に最適なデータ容量で利用できるのが最大の特徴です。
データ容量と料金をお伝えすると以下の通りです。

※1:4週間で計算
通話トッピングは以下の通りです。

ギガをあまり消費しない人もお得に利用できる
注目するべきポイントは、3GBの低容量が選択できる点です。
今までのpovoは20GBしか選択できなかったので、ギガをあまり消費しない人にとっては、お得な料金体系ではありませんでした。
しかし、povo2.0では3GBのデータ容量を選択できるので、ギガをそこまで消費しない人もお得に利用できます。
従来の料金とpovo2.0の3GBの料金を比較すると、以下の通りです。

povoからpovo2.0の3GBに乗り換えると、月1,738円お得になります。
年間だと2万856円もお得になるので、ギガをあまり使わないけどpovoを利用している方は、povo2.0がおすすめです。
ギガをよく使う人もお得に利用できる
今までのpovoのプランのように、20GBが自分に合ったデータ容量と感じている方も、povo2.0を利用すると、お得にギガを利用できます。
先ほど紹介したデータ容量と料金の内、60GBと150GBを見ると以下の通りです。

60GBの場合は90日間で60GB利用できるので、1か月20GBが2,163円で利用可能です。
150GBの場合は180日間で150GB利用できるので、1か月25GBが2,163円で利用可能ということになります。
従来のpovoの料金が20GBで2,728円だったので、料金が安くなるだけでなく、利用できるギガ数も増えました。
通話トッピングはpovoと同価格で利用可能
povo2.0もpovoと同じ通話トッピングを同価格で利用できます。
ギガはそこまで使わないけど通話はする方には、3GBと通話5分以内無料のトッピングを組み合わせても1,540円/月で利用できるので、おすすめです。

povo2.0と従来のプランや他社の料金比較
povo2.0の料金体系を紹介してきましたが、従来のプランや他社と比較してどのくらい安く利用できるのか気になる方も多いと思うので、解説します。
povo2.0と従来のプランや他社と料金を比較すると、以下の通りです。
【データ容量20~25GBの料金比較】

【データ容量3GBの料金比較】

データ容量が20GB~25GBの料金比較
まず、従来のpovoの料金とpovo2.0の料金を比較すると、565円/月安いことがわかります。
料金が安いだけではなく、月に利用できるギガ数が5GB多いので、データ容量を20GBくらい使う人がpovo2.0を利用すると、料金を抑えつつギガ数を増やせるということです。
UQモバイルと比較すると、povo2.0の方が1,665円/月安く利用できます。
年間で1万9,980円もお得なので、乗り換えを検討してみるといいでしょう。
データ容量3GBの料金比較
データ容量3GBの場合、povo2.0と大手キャリアを比較すると、ソフトバンクとの差が1番大きいです。
ソフトバンクと比較すると、povo2.0の方が4,488円/月安く利用できます。
年間で5万3,856円もお得になるので、大手キャリアを利用しているけどギガをあまり使っていない方は、povo2.0に乗り換えるとかなりの節約につながります。

幅広い方がお得に契約できるpovo2.0で通信費を節約しよう
今回は、povo2.0の料金体系や他社との料金比較をしてきました。
データ容量3GBの場合に、povo2.0と大手キャリアを比較すると、ソフトバンクとの差が1番大きく、povo2.0の方が年間5万3,856円お得に利用できます。
データ容量20~25GBの場合にpovo2.0と他社を比較しても、povo2.0が安いと分かったので、ギガをあまり使わない人から20GB程使う人まで、幅広い人がお得に利用できる料金体系であると言えます。
リリースは9月下旬からなので、これを機にスマホの通信費を節約してみてはいかがでしょうか。(執筆者:吉野 光祐)