※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

進化した「100均」 賢く使う3つのポイント

節約・ポイ活 100均
進化した「100均」 賢く使う3つのポイント

100均のダイソーは1977年に設立され、セリアは1987年に設立されました。

少し前までは、100均といえば「プラスチック製品」や「食器類」「文具」が定番商品であり、お買い得商品でした。

一方で「お菓子」や「日用雑貨」の中には割高なものも多く「100均で買ってはいけないもの」の定番として扱われてきた傾向があります。

しかし、ここ数年で100均は進化しました。

100円とは思えないレベルの商品が登場したり、300円以上の高額商品が登場したり、さらには型落ちや過剰在庫のように訳アリ商品ではなく、現在進行形のブームな商品が店頭に並ぶようになりました。

今回は、進化した100均を賢く使うための3つのポイントを紹介します。

進化した100均

携帯扇風機やキャンプグッズ ブームの関連商品は買いどき

100均の入り口には、ブームの関連商品が並んでいます。

最近は、ひとりでキャンプを楽しむソロキャンプがブームになり、キャンプグッズが並んでいます。

キャンプグッズは、アウトドア店で買うのが当たり前だったはずが、100均に行けばほぼすべてのグッズがそろうようになりました。

新しいものでは、ダイソーのメスティンが大ヒットしています。

以前の「あまったものを安く売る」という100均の時代は終わり「売れるものを作って安く売る時代」に進化しています。

メスティンも最初は550円(税込み)ひとつだけでしたが、人気上昇にあわせて880円と1100円を追加販売しています。

つまり「ブームになっている商品は売れるため、相場よりも安い商品を製造して売る」のです。

昨夏も今夏も携帯扇風機がブームになりましたが、100均には量販店に負けない種類の携帯扇風機が並んでいました。

しかも量販店では1,000円以上が相場だったにもかかわらず、100均では600円以下の商品がほとんどでした。

進化した100均を賢く使うポイントは「ブームの商品」です。

進化した100均は、ブームになり「売れる」と踏んだ商品を相場よりも安い値段で作り販売するようになりました。

型落ちや在庫のように終わった商品ではなく、話題の商品や今ブームの商品を買う時こそ100均の出番なのではないでしょか。

ハンディ扇風機

高額商品はメーカー品と比較して違いを確認する

進化した100均には、高額商品が増えました

300円や500円ではなく、最近は1,000円商品も増えています

1,000円商品の一例としてスピーカーやデジタルキッチンスケールのような電化製品、寝袋やテントなどのキャンプグッズがあります。

どれも1,000円では変えないような品目ばかりです。

しかし「これが1,000円で買えるなら」と飛びついてしまうと失敗してしまう可能性もあります

例えば、寝袋が1,000円はとても安いです。

しかしアウトドアメーカーの寝袋と比較すれば違いは一目瞭然です。

1,000円の寝袋は、軽くて持ち運びしやすいものですが、言い換えれば防寒や厚みは物足りなさを感じます

一般的な「寝袋」と思って買ってしまっては、メーカー品とのギャップに驚くことになりそうです。

夏にお試しキャンプに行く人やメーカー品の寝袋とあわせて使う目的の人にはお得な寝袋ではないでしょうか。

100均の高額商品は、大勢の一般の人が使うモノというよりも用途が絞られたモノが多くあります。

そして、メーカー品との価格差が大きいことも特徴です。

進化した100均の高額商品はメーカー品との違いを確認し、自分の「用途」「使用頻度」と照らし合わせてから買うことがポイントです。

【関連記事】:ダイソーのキャンプグッズ(500円、1000円商品) 初期費用を大幅に抑えられる4品紹介

ダイソーやセリアなど会社や店舗の個性で使い分ける

100均には、ダイソーやセリアなどいくつかの会社があります。

以前は「100均」とひとくくりにされがちでしたが、進化した100均は個性を前面に出しつつあります。

例えば、ダイソーは実用的な商品やブームの商品の扱いが多いのではないでしょうか。

そしてセリアはインテリアや季節商品が多いように感じます。

来店客をみていても、ダイソーは中高年層や家族連れが多く、セリアは若年層や女性が多い気がします。

ダイソーの社是は「世界中の人々の生活をワンプライスで豊かに変える」です。

セリアは「日常を彩る」です。

社是をみても2つの会社の違いを感じます。

100均は、店舗の立地によっても取扱商品を変えています。

キャンプ場が近い店舗はキャンプグッズ、子育て世帯が多い大規模マンション近くの店舗は子育てグッズが充実しています。

また、大きな病院近くの店舗には介護グッズや入院グッズもあります

今までは「プラスチック製の収納グッズは100均」というように100均とそうでない店の使い分けをしていましたが、進化した100均はさらに会社や店舗の個性の使い分けもできると、より賢く使うことができるのではないでしょうか。

進化する100均にこれからも注目

100均は進化しています。

ダイソーは、2021年3月にはStandard Productsという新しいブランドを展開しました。

無印良品のような雰囲気で今までのダイソーとは一味違います。

最近の100均は「100均は100円なりのモノ」という思い込みや「100均グッズ」という言葉も超えた進化をしているのかもしれません。

それだけに消費者には「思い込み」にとらわれない本当の価値を見抜く目が求められるようになっています。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)

《式部 順子》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

式部 順子

執筆者:美大卒 式部 順子 式部 順子

武蔵野美術大学卒。クリエイティブな発想で芸術エッセイや子育てアイデア、経験に基づいた就職転職記事まで幅広く執筆中の個性派フリーライター。身近にあるものを活用した節約術と時代の流れを読みながらの大胆な節約術を組み合わせながら日々節約を楽しんでいる。節約のモットーは「使うべきお金は使う!無駄な節約はしない!」ストレスフリーな節約術をメインに紹介。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集