仕事や帰省、観光などで、年に何回か関東〜関西を移動する機会のある方へ。

いつもなんとなく、駅の窓口で新幹線を予約していませんか。

その移動、手段や予約方法を見直すだけで往復数千円〜1万円以上お得になります。

この記事では、東京〜大阪間をお得に行き来する方法をまとめました。

東京〜大阪間を安くいきたい

東京〜新大阪間の新幹線運賃

まず参考に、東京から大阪に新幹線で移動したら、どのくらいの費用がかかるか確認しておきましょう。

通常期に、駅の窓口できっぷを購入し、東京から新大阪をのぞみ号で移動した場合。

片道あたりの運賃は以下の通りです。

自由席 1万3,870円

指定席 1万4,720円

これを往復にすると、自由席2万7,740円、指定席2万9,440円となり、新幹線の指定席を取って東京〜新大阪を移動するだけで約3万円の費用がかかることが分かります。

ちなみに、新幹線のぞみ号での片道の所要時間は約2時間30分です。

他の移動手段を使う場合、費用と時間とのトレードオフになるので、時と場合に応じて選ぶとよいでしょう

また、最終目的地が東京23区内、または大阪市内となる場合、新幹線を降りた後の在来線の運賃も上記運賃の中に含まれます。

他の交通手段を考える場合は、新幹線などに乗るまでにかかる費用も頭に入れて比較しましょう。

新幹線のインターネット予約を利用する

東海道・山陽新幹線のネット予約サービスには、年会費無料の「スマートEX」と、1,100円の年会費がかかる「エクスプレス予約」の2種類があります。

「スマートEX」は、手持ちのクレジットカードと、Suica、ICOCAなどの交通系ICカードを登録することですぐに利用できます。

「スマートEX」を利用するならば早期予約割引がお得

21日前までの予約で乗車駅を朝6時台、昼11~15時台に出発する「のぞみ」普通車指定席が割引になる「EX早得」では、東京〜新大阪間が片道1万1,200円となり、片道あたり3,520円お得になります。

一方、通常予約の割引額は1回の乗車につき200円のみと、割引額はごくわずかです。

「エクスプレス予約」では、郵送でのやり取りを含む事前の入会手続きと、年会費1,100円がかかりますが、発車の4分前まで割引価格できっぷが購入できます

東京〜新大阪間の片道運賃は1万3,620円、通常運賃から1,100円割引となるため、往復利用すれば年会費の元はすぐに取れてしまいます。

仕事の都合などで頻繁に新幹線を利用する方、直前予約でもお得を確保したい方には必須のサービスです。

「スマートEX」も「エクスプレス予約」も、予約変更は手数料無料

早期予約割引からの変更も差額調整で対応してもらえるため、費用面以外にも、予定の変更に柔軟に対応できるのがメリットです。

旅行代理店のパッケージツアーを利用する

現地で宿泊の予定があるなら、旅行代理店の「新幹線+ホテル」がセットになったパッケージツアーを利用することでまとめて割引が受けられます。

筆者のおすすめは、JR東海ツアーズの「新幹線ダイレクトパック」。

出発前日22時まで予約することができ、きっぷや宿泊クーポンはJR東海の指定席券売機で受け取れるので、出発直前でも使いやすいです。

この記事を執筆するにあたって、筆者がJR東海ツアーズのWebサイトで、東京〜大阪1泊2日の旅程を検索したところ、往復のぞみ号利用で往復+ホテル込で2万2,900円(税込)のプランが出てきました。

時期や出発時間帯によって価格変動はありますが、新幹線での無理のない移動とお得を両立させたい方におすすめです。

「ぷらっとこだま」を利用する

JR東海ツアーズのWebサイトから予約できる「ぷらっとこだま」は、東京〜新大阪間が片道1万700円。

さらに売店で使える1ドリンク引換券もついています。

出発の前日22時まで予約でき、チケットはJR東海の指定席券売機で受け取れるのも便利です。

各駅停車のこだま号なので時間は4時間ほどかかりますが、ターミナル駅からターミナル駅にダイレクトに移動できる、新幹線のメリットを享受できます。

JALやANAの早期予約割引を利用する

高いと思われがちなフルサービスのエアラインですが、JALの「先得」、ANAの「SUPER VALUE」といった早期予約割引を利用します。

すると、便や時期によっては羽田空港〜伊丹空港間を片道8,000円程度から利用することができます

前もって予定している帰省などにいいですね。

飛行時間は約1時間10分ですが、飛行機での移動の場合は、空港までの時間と費用が別途かかることを忘れずに計画しましょう。

関空から飛び立つ飛行機

LCCを利用する

成田空港〜関西空港間はJetstar、Peachの2社が就航しています。

時期や時間帯によっても異なりますが、片道4,000円程度からチケットを買うことができます。

ただしLCCの場合は、成田〜関空の飛行時間がおよそ1時間45分かかるほか、空港が市街地から少し遠くなるのがデメリット。

航空券と、空港までの交通費が同じくらいかかることもありえるので、かかる時間と費用をよく検討することをおすすめします。

高速バスを利用する

東京〜大阪間は、高速バスも多数運行しています。

長距離高速バスというと深夜のイメージがあるかもしれませんが、東京〜大阪間は昼も運行しているので、時間に余裕さえあれば、窓の外の景色を眺めつつ各地のサービスエリアに寄りながらゆったり移動というのも悪くありません。

所要時間は約8時間

時期や時間帯によっても変動しますが、片道3,000円台から購入可能です。

青春18きっぷを利用する

学生の夏休み・冬休み・春休み時期に限られますが、1回分2,410円でJR全線の普通・快速列車が乗り放題となる「青春18きっぷ」で、関東〜関西を移動する人もいます。

所要時間は約9時間

ほぼ丸1日かかりますが、タイミングさえ図れば途中下車して食事したり、買い物したりしながら移動できるので、意外と大丈夫なものです(筆者は何度も経験しています)。

以上、関東〜関西をお得に移動する方法をまとめました。

少しの手間と工夫で、普段使っている移動手段をよりお得に利用することができます。

ぜひ、次の出張や帰省、旅行に活用してください。(執筆者:星澤 美衣)