子供がこのたび高校に進学するにあたり、日常のお小遣いの与え方も見直すことにしました。

キャッシュレスライターとしては「どの程度与えるか」より、「どのキャッシュレス手段で与えるか」のほうが優先します。

利用店舗数と決済原資の与え方を総合的に考え、PayPayにしました。

自分でクレジットカードを持てない未成年に対し、キャッシュレス小遣いをどう与えるかを考えます。

今月のお小遣いきた!

基本はSuicaを活用

子供に小遣いを与える方法は、わが家の場合小学生のときからSuica(カードタイプ)が基本です。

これで、本人のマイナポイントも受け取りました。

Suicaのメリット

Suicaのメリットは次の通りです。

・ 紛失してもチャージが失効しない

・ 保護者のビューカードからカードタイプSuicaへのチャージでポイントが貯まる

・ 利用可能店舗が多い

・ 電車に乗れる

Suicaのデメリット

デメリットもあります。

・ JR東日本の駅券売機でチャージする必要がある(ビューカード限定)

・ チャージ上限も2万円のため、まとめて与えられない。

チャージ時のポイントは現在0.5%と、モバイルSuicaへのチャージの3分の1

・ チャージ還元額が低いのに、Wポイントではない(JR乗車や駅ビル等を除き、利用による還元がない)

・ モバイルSuicaでは高校生以下の通学定期も買えず、未成年の場合クレジットカードからのチャージもできないため、使いづらい

通学定期を持つため今まで以上にSuicaは使うと思われるものの、デメリットの解消も図りたくなりました。

そこでPayPayの出番です。

Suicaと同じく多くの店舗で使えて、しかも相互に被らないことが多いので、相互補完には適切です。

高校生のキャッシュレス、メインはSuica

中高生のPayPay利用

PayPayはアプリをスマートフォンに入れれば、未成年でも使えます。

法定代理人の同意が必要ですが、どこかに同意を届け出る必要はありません。

PayPay利用の前提

さて子供のPayPayにセットする支払い方法は、保護者のものではなく、本人のものである必要があります。

具体的には、次のいずれかです。

・ 銀行口座からチャージ

・ セブン銀行、ローソン銀行等のATMで現金をチャージ

・ デビットカード(VISA、Mastercardブランド)

・ PayPay残高(保護者から送金してもらう)

現金で小遣いを与え、PayPay残高に入金する使い方では、スマートではありません。

銀行から即時引落しとなるデビットカードは便利です。

ただ、これを中高生に持たせるのはまた別のテーマです。

すぐに始められる方法は、

保護者からPayPay残高を送り、これを支払い原資にすること

です。

PayPay残高の送金

次の手順で、すでにPayPayアカウントを作成している子供に送金ができます。

1. PayPayトップページの「送る・受け取る」をタップ

2.「携帯電話番号・PayPayIDで検索」に送り先の電話番号を入れ検索

3. 送る相手が表示されたら、画面下の「送る」をタップする

保護者のPayPay残高はどう作る?

子供に送金する、保護者のPayPay残高は次の手段で作ります。

・ PayPayカードからチャージ

・ PayPayあと払いからチャージ

・ 銀行口座からチャージ

・ セブン銀行、ローソン銀行等のATMで現金をチャージ

ATM以外の方法なら、現金に触れるシーンはないのでスマートです。

いずれの場合も、チャージによる還元はありません

多額をチャージするわけではないといえ、この点不満の残るところです。

中高生のPayPay利用の効果

中高生がPayPayを利用する効果を見てみます。

・ 決済時に0.5%のPayPay残高が付与される

・ 利用履歴が残る

PayPayの大型キャンペーンにも参加できる

還元率がアップする「PayPayステップ」特典もありますが、「月30回支払い」「月5万円支払い」など達成のハードルが著しく高いものなので、中高生に対しては最初からチャレンジしないと決めておいたほうがよさそうです。

PayPay

他のキャッシュレス手段

PayPay以外のキャッシュレスで、似た使い方のできるものはあるでしょうか。

次のものが該当します。

・ 楽天キャッシュを子供に送金し、子供の楽天ペイで楽天キャッシュを使う

・(auじぶん銀行口座が必要)au PAY残高を子供に送金する

楽天キャッシュは、楽天カードからチャージできます。

チャージ時に1.0%のポイントが貯まる点が、PayPayにない大きなメリットです。

ただ加盟店がPayPayほど多くないため、現状ではメインの決済にはしづらいものです。

au PAYについては楽天ペイと、加盟店がおおむね共通しています。

au PAYカードからチャージすると、チャージ時に1.0%のポイントが貯まります。

PayPayを、お小遣いとして中高生に使わせる方法を見てきました。

還元に物足りない部分もあるものの、デメリットはそれほどありません。

ぜひご活用ください。(執筆者:沼島 まさし)