※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

LINE Pay「読み取り用QRコード」PayPayに統合(2022年7月~) LINE Payはまだ使えます

節約・ポイ活 キャッシュレス
LINE Pay「読み取り用QRコード」PayPayに統合(2022年7月~) LINE Payはまだ使えます

LINE Payにおいて利用者が読み取るQRコードが、PayPayに統一されるというニュースが入りました。

これでいよいよLINE Payもおしまいかと思われるかもしれませんが、別にそんな内容ではありません。

このニュースを機に、LINE Payの現在地点を知っておきましょう。

便利なシーンが限られる決済ではありますが、三井住友VISAカードのユーザーには引き続き役立ちます

まだちゃんと使えます

2022年7月、LINE Payの読み取り用QRコードがなくなる

大きな影響はほとんどありません。

LINE Payに限りませんが、QRコード決済には決済方法が次の通り2種類あります。

  1. 店舗にあるQRコードを利用者が読み取る(今回小さな変更あり)
  2. スマートフォンにバーコード(またはQRコード)を表示させ、店舗で読み取ってもらう(今回変更なし)

(1) は小規模な店舗で、(2) はチェーン店で主流の方法です。

(1) には、「PayPayのみ加盟」のお店も多くありますが、すでにそのお店でLINE Payは利用可能です(2021年8月より)。

PayPayのQRコードのみ用意しているお店において、LINE Payアプリでこれを読み取り、「PayPayで」と申し出ればOKです。

7月以降にLINE PayのQRコードが消滅しても、このルールは変わりません。

7月以降は、LINE Pay加盟店であった(1) の店舗でLINE Payで支払う場合、必ず「PayPayで」と言う必要があります。

もっとも当分、LINE Payと言っても店員がわかるので、大きなトラブルはないでしょう。

LINE Payが使えなくなるようなことはありません。

LINE Payはなくならない

PayPayとLINE Payは、運営会社が同じソフトバンク・ヤフーグループであり、日本国内においては、サービスは徐々にPayPayに集約されていっています。

ただしLINE Payがなくなるわけではありません。次の分野では引き続き残る予定です。

  • 海外
  • 知人への送金機能
  • 請求書払い

通常のQRコード決済は、PayPayに統合されていくかもしれません。

今回のリリースを読む限り、当面は残るようです。

利用者側がLINEアプリでQRコードを提示し(あるいは読み取り)、店舗側はPayPayとして処理するイメージでしょう。

三井住友VISAカードでは依然LINE Payが便利

LINE Payは、長い間現金チャージが主流でした。

今でも、組み合わせるクレジットカードは次の通り限られています。

  • LINE Payクレカ
  • 三井住友VISAカード(ANAカードを除く)

PayPayのように、組み合わせたカードで決済する仕組みとはやや異なり、LINE Payの場合は「チャージ&ペイ」です。

チャージではクレジットカードのポイントはたまらず、支払い時に0.5%付与されます。

三井住友カードの場合は、Vポイントです。

LINE Payクレカの場合、2022年4月30日まで、直接決済やPayPayとの組み合わせで還元率2.0%なのに、チャージ&ペイだと0.5%に過ぎず、あまりメリットがありません。

チャージ&ペイは、カード直接決済と還元率の変わらない(0.5%)、三井住友カードでこそ役立ちます。

三井住友カードとLINE Payの組み合わせによるチャージ&ペイのメリットは次の通りです。

  • 通常クレジットカードではオンラインでしか支払えない税金が実質的に支払える(手数料なし
  • LINE Pay特典クーポンで、店舗により1~5%割引が受けられる

独自性のあるサービスのため、しばらく残るのではないでしょうか。

三井住友カードユーザーなら、たまにはLINE Payも

LINE Payは、LINEアプリがあれば使えます(ウォレット)。

トークで日常使いしているアプリだけで支払えるのはメリットです。

キャッシュレス化が不十分のまま推移してきてしまいましたが、三井住友VISAカードユーザーにだけは使い勝手のいい決済です。

三井住友カードをPayPayにセットして使っている人も多いでしょう。メインはそちらでも、たまにはLINE Payも使ってみることをおすすめします。(執筆者:沼島 まさし)

《沼島 まさし》
この記事は役に立ちましたか?
+12

関連タグ

沼島 まさし

執筆者:金融系ライター 沼島 まさし 沼島 まさし

実践系キャッシュレスライター。 モットーは「経済圏に囲い込まれるな」「キャンペーンのためなら火の中水の中」 QRコード決済の地域還元のためなら、都内のあちこちに出没します。 たまにうっかり失敗しますが、失敗談もネタにしています。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集