100均を上手に使って節約生活できている人もいれば、100均で浪費する人もいます。

今回は、100均の売場を7年間「取材の目」で見てきた筆者が気付いた、「100均でうまく節約できる人」と「節約できない人」の4つの違いをお話しします。

100均通いが節約になる人、ならない人

1. 節約できる人は「100均で買うもの」を決めている

ダイソーやセリアなど100均は店それぞれに個性があります。

オシャレな雑貨ならばセリア、実用品はダイソーと使い分けている人も多いのではないでしょうか。

しかし、100均で節約できる人は店を使い分けるのではなく、100均で買うものと買わないものを分けています。

例えば、修正テープや両面テープなどの文房具は、文房具店で買うよりも100均で買った方が安いことが多いです。

一方、洗剤や食品は100均よりも、ドラッグストアやスーパーの方が安く売っていることもあります。

底値を知っていれば100均で買うべきものがわかる

節約できる人は、自分の中で「100均で買うもの」の基準があり、それらのものが必要になったときに100均に行くのです。

「100均で買うもの」を賢くみつけるコツは、底値を知っておくことです。

例えば、好きなお菓子が最寄りのスーパーで底値120円ならば、100均で買った方が得です。

100均でうまく節約するためには、まずは底値を知ることがポイントです。

2. 節約できない人は「あってもいいけどなくてもいいもの」を買っている

「高級マンションのゴミ置き場ほど、ゴミの量が少ない」と聞いたことがあります。

お金を貯める人は、必要なものしか買わないためゴミも少ないのでしょう。

100均の売場を回っていると、かごの中にたくさんの商品を入れている人を見かけます。

のぞいてみるとインテリアグッズ、アクセサリーや収納ケースなどが入っています。

共通点は

「あってもいいけど、なくてもいいもの」

です。

インテリアグッズは「100円だから」という気持ちで購入してしまいがちです。

これが1個580円ならば、きっと買わないでしょう。

さらに収納ケースは「あってもいいけどなくてもいいもの」の代表です。

収納ケースを買う前に、収納予定のものが本当に必要なものかを考えてみた方がいいでしょう。

「あってもいいけどなくてもいいもの」を買ってしまう人は、100均で浪費する人です。

カゴに商品を入れる前に「これが580円でも買うか」と考えてみると必要なものがみえてくるでしょう。

100均のかごは本当に必要なのか

3. 節約できる人は「物ではなくアイデア」を買っている

100均にはアイデアグッズが豊富にあります。

例えば、100均にはシャンプーの節約に使える「ポンプリング」があります。

普段使っているシャンプーボトルにポンプリングをはめるだけで、シャンプーの使用量を節約できるグッズです。

節約できる人は、100均で物自体ではなくアイデアを買っています

シャンプーリングを例に挙げれば、節約できない人は、100均でシャンプー自体を購入することで節約しようと考えます

しかしシャンプーは好みがあり、100均に好みのシャンプーがあるとは限りません。

また、シャンプーのような日用品は、100均よりもドラッグストアの方が安く売っていることが多いのです。

節約できる人は、自分の生活の中に100均のアイデアを取り入れることで無理なく節約します。

4. 節約できない人は「買った後の使用イメージ」がない

100均に限らず、買った後の使用イメージがなく購入したものは無駄になりがちです。

例えば、気に入ったスカートをみつけたとき「手持ちのトップスと合うから通勤に使える」と使用イメージがある人と、「とにかくこのスカート好き」と勢いで買う人がいます。

勢いで買ったものは、タンスの肥やしになりがちです。

100均の商品は、テレビや雑誌で取り上げられることも増えました。

多くの人が「これはいい」と言えば、自分にとっても「いいもの」という気がします。

しかし、必要なものや使うものは人それぞれです。

筆者は、料理は菜箸があれば十分です。

テレビでは100均のトングが話題ですが、どんなに便利なトングがあっても筆者の家庭ではトングの出番はありません。

しかし、肉を焼くときにはトングが必要という人もいます。

肉を焼きながらトングでたれを計量できれば、かなり便利でしょう。

肉を焼くときにトングを使う

買う理由や目的を決めてから売場に入る

100均は、100円という安さから「とりあえず買っておこう」と思い、使用イメージがなくてもお金を使ってしまうことがあります。

筆者は取材で売場に入るため、売場に滞在する時間が長くなります。

売場に来てから会計するまでの時間が短い人は、筆者が見ても「これは100均が底値」と思うものだけを迷いなくカゴに入れています。

「買う理由」があるから100均に来たのでしょう。

必要なものだけをカゴに入れてレジに向かいます。

一方で長時間売場を回っている人は、商品を手に取ってから「買う理由」を探しています。

「これはあそこに使える」「こっちのほうが便利そうだ」など「買う理由」はあとから考えればいいので、いくらでも買物を続けることができるのです。

100均を節約に活用するコツは、買う理由や目的を決めてから売場に入ることです。

そうするだけで紹介した4つの違いを突破することができるのではないでしょうか。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)