私の知人は転倒がきっかけで圧迫骨折をしてしまい、退院後の約1か月間を自宅で安静に過ごすことになりました。

今まで普通にしていた作業ができなくなり、初めて介護グッズを利用することに。

要支援・要介護認定は受けていないので、介護グッズを安く借りることはできません。

仕方がないので、身近にあるもので代用しながらの生活が始まりました。

ダイソーを訪れた際に介護グッズコーナーを見て「こんなものまであるんだ」と予想外の品ぞろえに驚きました。

急な入院・介護に

これからずっと使い続けていくならば、しっかりとした作りの介護用品を専門店でそろえるべきです。

しかし、突然のケガや入院、祖父母が来た時だけの対応など、必要な期間が一時的なら、そこまで高い金額をかけることができない場合もあります。

ダイソーの介護用品を活用することで、かなり費用を抑えることができるので、是非チェックしておきましょう。

日々のちょっとしたイライラを解決してくれるグッズもあります。

「介護グッズなんてまだまだ早い」と思わずに、お試し感覚で活用してもらえたらと思います。

※価格は全て税込みです。

【割れにくい食器】

割れにくい食器

≪画像元:ダイソーネットストア

 

メラミン樹脂などのプラスチック製の食器

≪画像元:ダイソーネットストア

100均にはたくさんの種類の食器があります。

その中でもメラミン樹脂などのプラスチック製の食器は落としても割れにくいので、キャラクター製の食器は小さなお子様がいる家庭から根強い人気があります。

介護現場でもカトラリーを自分の思い通りに扱うことが難しく、食事をこぼしてしまったり、食器ごと落としてしまったりする方はたくさんいます。

骨折で利き手がうまく使えなくなるなど、割れにくい食器の活躍する機会は年齢を問いません。

大人でも使いやすいよう、落ち着いた絵柄の食器がダイソーには一通りそろっています

無地の白だけでなく、和食に合うブラック、ベージュ、花柄などもあります。

ポリプロピレン製はメラミンと違い、食洗機や電子レンジも使うことができます。

市販品は1枚500〜1,000円程度しますが、食卓で使うには大皿、小皿、小鉢と複数枚が必要です。

ダイソーなら1枚110円で購入できるので、枚数が多くなるほど、とてもお得になります。

私が勤務していた時も、介護施設で使用するからと、大量購入する施設の方が定期的にいらっしゃいました。

形、サイズ、深さ、食事の量、食事の形状など、1人1人使いやすい食器は異なります。

対象者に合わせて、使いやすい食器を選んでみてください。

【滑りにくいお盆】

滑りにくいお盆

≪画像元:ダイソーネットストア

 

簡単には動かないようになっている

≪画像元:ダイソーネットストア

ダイソーでは普通のお盆だけでなく、滑りにくいお盆も販売しています。

お盆の内側に加工がされており、食器を載せた状態で斜めにしたり、少しぶつかってしまっても、簡単には動かないようになっています

食器がズレにくくなるので、食事をすくいやすく、こぼしにくくなります。

人によっては食器が動かしにくいとストレスに感じる方もいるので、使う方の好みに合わせてみてください。

市販品は500〜2,000円程度するのに対して、ダイソーは110〜330円で購入できるのでお得です。

【杖・ステッキ】

杖・ステッキ

ダイソーで杖が手に入るなんて知りませんでしたが、165円という価格で購入することができます。

市販品だと2,000円以上はするので、かなり驚きの安さですね。

2cm刻みで74cmから84cmまでサイズ展開されています。

(杖には長さの選び方として 身長÷2+(0~3cm)と書いてありました)

同じサイズでも柄やカラーが複数あるので、男女問わず自分好みの杖を選ぶことができます。

知人は骨折時、基本的にはつかまり立ちでの移動でした。

しかし、家中に手すりがあるわけではありません。

杖を補助的に使うことで、移動はだいぶ楽になったようです。

忘れっぽい性格のため、どこかの部屋に置いてきてしまうことも多かったのですが、複数用意してもお財布に優しい価格なのはありがたいですね。

杖のグリップは立体的でとても持ちやすいのですが、プラスチック製で柔らかくはないので、長時間の使用には適していないかもしれません

また、折りたたみはできないので、持ち歩いて移動する方には邪魔に感じるかもしれません。

しかし、接合部分に力が加わると壊れる可能性が高まります。

100均の杖の強度を考えると、伸縮しない方が安心して使えると感じました。

杖の先端にはゴムがついており、滑りにくく、床を傷つける心配がありません。

フローリングでも音が鳴りにくいのはありがたかったです。

しかし、吸いつくようなゴムではないので、過信は禁物。

杖には「杖なしで歩行できる方がより安全に歩行できるよう補助的に使用するための杖です」と表記があります。

全体重をかけるような使用法をする場合は破損を防ぐため、ダイソーではなく介護用品専門店の杖を利用してください。

ステッキ用の替えゴムも110円で販売しています。

【吸い飲み・うがい受け】

吸い飲み・うがい受け

うがい受け

骨折で入院すると、体勢を変えるのにも一苦労です。

病院で購入した入院セットに吸い飲みが含まれていましたが、退院後に100均で購入できると知った知人は「入院中しか使わないから、100均で買えばよかった」とショックを受けていました。

体勢を変えることが難しくても、口腔ケアはきちんと続けなければ、体の外側だけでなく内側にも影響を及ぼしてしまいます。

歯を磨く際に洗面所まで移動することが大変な場合は、口をゆすぐ時にうがい受けを使います。

顎のラインに沿ったカーブがついており、水がこぼれるのを防いでくれます。

入院セットを利用すると、入院時の手荷物を減らすことができるメリットがあります。

しかし、市販の吸い飲みは800〜1,000円、うがい受けは500〜1,000円程度します。

110円でそろえると1,000円以上の節約をすることができるので、節約志向の方は検討してみるといいかもしれません。

ダイソーの介護グッズも重宝します

圧迫骨折によって普段と異なる生活を強いられた知人も、ダイソーの介護グッズを活用したおかげで費用を最小限に抑えることができ、無事に回復することができました。

今後ずっと使い続けるのであれば、介護や福祉の制度を活用して、しっかりしたグッズをそろえるのが安心です。

しかし、時と場合によっては、ダイソーの介護グッズもかなり使えます。

知っておくだけでも役立つ機会があるかもしれないので「こんなとき用にこんな商品あったらな」というシーンに遭遇したら、まずは100均をのぞいてみてください。(執筆者:山城 奈々)