8月17日に一旦天井を付けた形で、窓を空け下げて始まった先週でしたが、その後

  • 節目の2万8200円処で下げ止まり
  • 木曜日に陽線を付け金曜日には窓を空けて上に寄り付き
  • トウバに近い十字線

で終えました。

先週1週間を通して、26日の23時から始まるジャクソンホール会議でのパウエル議長発言を警戒した値動きになっています。

月曜日の高値が2万8828円で、金曜日の高値が2万8792円で38円の差となっていて、どちらともつかない動きをしていたように見受けます。

気になるジャクソンホール会議のパウエル議長の発言により、

  • 米国主要指数は大幅下落
  • NYダウは前日比-1008.38ドル

久しぶりの1000ドル安となりました。

これを受けて日経平均株価も月曜日は窓を空けて寄り付く公算です。

8月第3週の海外投資家動向は現物222億円の売り越しで、先物は4213億円の買い越し、合計3990億円の買い越しとなりました。

今週の日経平均を考える

チャート分析

チャートを細かく見ていきましょう。

チャート分析

日足の移動平均線

5日線は、下向きに推移し、株価も5日線の下を推移していましたが、金曜日には5日線の上に出て週末入りです。

25日線は、上向き継続で、24日に25日線に接近しましたが金曜日にはまた上に放れました。

75日線も上向き継続中です。並び順は5日25日75日の並び順で、安定上昇が継続中です。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、下向きで2万7534円処を推移しています。200日線も下値支持線として意識していきます。

トレンドライン

月曜日に窓を空けて寄り付き、19日安値2万8913円に対して、月曜日高値が2万8828円で、85円の窓が開いているため、ここが上値として意識されるところです。

その上は1月5日の高値2万9388円です。

下は、8月12日高値2万8546円と16日2万8523円の窓が埋まっておらず、8月22日23日と直近で25日26日にもここの価格帯で窓を開け、3か所で窓が開いている状態です。

もし月曜日に窓を開けた状態で引けると、4か所の窓開けとなり、窓埋めが非常に意識される価格帯となります。

大きなBOXの上限目途として意識されていた2万8389円が下値抵抗として機能するのか、更に8月10日12日に空けた窓埋めとなるのかが下値メドとして意識されます。

その下が7月19日20日に空けた窓です。

一目均衡表

8月31日の雲のねじれを前に株価は動きがありそうですが、遅行線を見ると、2万8000円を下抜けるのは、日々線が邪魔をしています。

4営業日後辺りに下抜け注意か、もしくは一旦下げてもその水準で9営業日もみ合う展開も考えられます。

下降相場となった場合には18営業日後に天底一致もあるかもしれません。直近では基準線と転換線が接近してきているので、交差に注意しましょう。

ボリンジャーバンド

+1σとTPラインの間を推移しました。

7月20日から8月17日までの上昇は終わりとなりました。バンドの形状が24日から歪なバンド形状になっているので、ここから新たなトレンドを作っていくところかと注目してみましょう。

スローストキャスト

買われすぎゾーンから下降して、現在50%の半々の位置です。

ここから売られすぎゾーンまで下がってから上昇していくのか確認していきましょう。

MACD

月曜日にMACDとシグナルが交差し、下への意識が強くなりました。

ヒストグラムも陰転しています。まだ0ラインの上にMACDがあるので、上昇トレンドは継続されていますが、この先0ラインを割ることがあると注意が必要です。

ただし0ライン上で反発して上昇した場合は、引き続き上昇トレンドが続きますので、この辺りも確認していきましょう。

月の満ち欠けですが、8月27日土曜日が新月でした。

新月と満月は転換のアノマリーがある為、投資家が意識しています。次回満月は9月10日です。

総合判断

前回記載のフィボナッチをもう一度確認すると、

  • 6月20日終値から8月17日終値の0.236押しが2万8348円
  • 0.382押しは2万0807円
  • 50%が2万7371円
  • 深押し0.618の2万7934円

上昇トレンドからの下降は押し目狙いのチャンスとして待ち構えている投資家も多いですが、NYダウは、0.382よりも深く押してきています。

3万2000ドルを割ってくると、50%押しとなり、2万1500ドルから2万1700ドルあたりに節目があるので、ここまでの下降もあるかもしれません。

日経はダブルトップを付けてからのネックライン割れに注意し、新たなトレンドとして高値安値をしっかり確認する1週間としていきましょう。(執筆者:城 晶子)