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【ソフトバンクユーザーほぼメリットなしへ】Yahoo!ショッピングの大型改悪「PayPayポイント」還元率大幅ダウン

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【ソフトバンクユーザーほぼメリットなしへ】Yahoo!ショッピングの大型改悪「PayPayポイント」還元率大幅ダウン

これまで楽天経済圏を中心に、今年に入って各経済圏では多くの改悪改良が発表され、経済圏の見直しに関する話題を目にする機会も多かったのではないでしょうか。

しかし2022年08月26日にYahoo!より発表されたYahoo!ショッピングに関する改定内容は、今年一番といえるぐらい衝撃的な改悪内容でした。

「Yahoo!ショッピング」と「PayPayモール」の売り場が統合によるポイント還元の見直しということですが従来、キャリア契約者は経済圏の恩恵を最優先に受けられるという定説をひっくり返す内容で、ソフトバンクユーザーには衝撃的な改定です。

ここでは、「Yahoo!ショッピングの改悪内容」と「ソフトバンクユーザーの今後のメリット」について紹介します。

大型改悪

改悪の概要

2022年10月12日・13日に、「Yahoo!ショッピング」と「PayPayモール」の売り場が統合されます。

これに伴い、PayPayポイント付与施策(特典)やキャンペーンが終了することで、清算時のPayPayポイント還元率が大幅にダウンします。

ただし、開始されるキャンペーンもありますが、総括するとデメリットの方が大きいです。

終了する特典

Yahoo!ショッピング・PayPayモール

・ ソフトバンクスマホユーザーなら毎週日曜日は+10%

→ ソフトバンクユーザーは日曜日の利用で+10%ポイント還元が終了

・ ソフトバンクスマホユーザー以外も毎週日曜日は+5%

→ 日曜日は、ソフトバンクユーザー以外の利用者でも+5%ポイント還元が終了

Yahoo!ショッピング

・ 【常時実施】PayPayカードヤフーショッピング利用特典

→ Yahoo!ショッピングでPayPayカードを利用した場合、Yahoo!ショッピングで+1%ポイント還元+ PayPayカードの決済による+1%ポイント還元がありました。

今回はYahoo!ショッピングで+1%ポイント還元が終了となります。

PayPayモール

・ PayPayモールで+2% PayPay STEP

→ Yahoo!アカウントとPayPayを紐づけしていた際の特典で、Yahoo!ショッピングが統合により消滅してしまうことから合わせて特典も消失します

Yahoo!ショッピングで実施されていたキャンペーン特典が終了となります。

※Yahoo! JAPAN IDでログインの上、「PayPayあと払い」「PayPay残高」「PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)」など、PayPayを基本とした指定支払方法での決済額の場合に対象となります。

キャンペーン終了日時

2022年10月11日 23:59

新たに開始されるキャンペーン(特典)

毎日最大+3.5%

※付与条件・上限あり。

※指定支払方法での決済額対象。

※どの通信キャリアでも一律

新キャンペーン開始日時

2022年10月12日 00:00

参照:Yahoo! ショッピング

PayPay経済圏は8月にも改悪を発表

実は、PayPay経済圏は8月にも「ポイント付与の対象範囲が税込から税抜に改悪」を発表しています。

実装は12月からとなります。

これは2022年4月に楽天市場で実施された改悪で、内容はほぼ同じです。

実質1割のポイントダウンではありましたが、キャリア恩恵には干渉していないため、ソフトバンクユーザーにはメリットがありました。

ソフトバンクユーザーのメリット減少

これまではキャリア決済によるポイント2重取りを目的としてソフトバンクのキャリアを使っていた場合、今回の改悪は全くその恩恵を失うことになります。

ソフトバンクユーザーはそれ以外に「Yahoo!ショッピングの高ポイント還元」「スーパーPayPayクーポン」などもなくなることになります。

昨今、スマホキャリアの通信プランはそこまで凸凹がなく、格安スマホではなく大手スマホ通信キャリアを使うメリットといえば経済圏の恩恵をどこまで受けれるかという点で経済圏に注目が集まっていました。

今年に入って改悪の続いた楽天経済圏でも、楽天スマホユーザーには楽天市場でのポイント還元の面で優遇されています。

2022年10月12日から開始されるキャンペーンは、ソフトバンクユーザーに限らず、一律毎日最大+3.5%となり、今回のPayPay経済圏の改悪により、ソフトバンクのメリットが薄れました。

同じサービス内容なのであればY!モバイルでも変わらないため、あえてソフトバンクで契約する必要もないと考える人も多いのではないでしょうか。

今後の経済圏はどうなる?

auじぶん銀行の機能面や金融サービスとの連携でPontaポイントを消失しにくいという金融連携の強みを持つau経済圏。

楽天市場の利便性を軸に、金融サービスや楽天トラベルなど姉妹サイトとの横軸連携で広範囲のデジタルサービスをカバーする楽天経済圏。

スマホ決済サービスでは高い市場シェアを持ち、最近はPayPayブランド統一により、それら競合と肩を並べる勢いのあったPayPay経済圏のまさかの大改悪です。

改悪に関する詳細は、今後さらに発表される可能性もありますが、ソフトバンクのスマホ契約でYahoo!ショッピングのお買い物にメリットを感じていた場合はスマホキャリアの見直しもありえる内容だったといえます。

それに合わせたPayPay経済圏の見直しも視野に入れたほうがよいですが、このような大きな改悪があると他経済圏でも新しい改悪が発表されることも多いため、慎重に同行をウォッチしていく必要があります。(執筆者:太田 玲世)

《太田 玲世》
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執筆者: 太田 玲世 太田 玲世

これまで結婚、出産、子育て、離婚、リストラ、ワーキングプアなど、多様な苦行を乗り越えながら、自分を守るためにたどり着いたのがお金の知識。日々、金融や節約、ポイ活を勉強ながら、子育てが終わる10年後に「FIRE(ファイア)」を目指すシングルマザー。 寄稿者にメッセージを送る

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