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「お金稼ぎの方程式」経営コンサルタントが意識する3項目 実力で稼げる時代にすべきこと

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「お金稼ぎの方程式」経営コンサルタントが意識する3項目 実力で稼げる時代にすべきこと
「お金がない!お金がない!お金がない!」

どんなに嘆いてもお金が増えることはありません。

「お金が欲しい!お金が欲しい!お金が欲しい!」

どんなに叫んでもお金は増えません。

子供のころ「ポケットの中にはビスケットがひとつ、ポケットをたたくとビスケットはふたつ」という、魔法のような歌を教えてもらいました。

しかし、私がビジネスの世界に飛び込んで25年。

残念ながらポケットを叩くだけで増える魔法もポケットも見つけられませんでしたし、今後も見つかりません。

ただ、私は経営コンサルタントとして、中小企業経営の最前線に立ち、何とか1円でもお金を増やせないかと考え実践し「こうすればお金は稼げる」いう方程式を見つけました。

お金を増やす方程式

収入を増やすためにすべきこと

お金稼ぎの方程式

お金を払ってくれる人×もらえる金額×もらえる回数

これは世界的マーケッターといわれるジェイエイブラハムさんから教えてもらった「企業が売り上げを増やす方程式(客数×客単価×リピート率)」を個人版にアレンジしたものです。

お金を払ってくれる人(会社):1人(会社)

もらえる金額:20万円

もらえる回数:1回/月

とすればその人の稼ぎは

1人(会社)×20万円×1回=20万円

となります。

この式から分かることは、お金を稼ぎたければ、

  1. お金を払ってくれる人を増やす
  2. もらえる金額を上げる
  3. もらえる回数を増やす

この3つの項目を上げていけば良いということです。

お金を稼ぐ方程式は掛け算なので、

  • もらえる人数を1.3倍
  • もらえる金額を1.3倍
  • もらえる回数を1.3倍

にすることができたのであれば

1.3倍×1.3倍×1.3倍≒2.0倍

と、2倍の報酬を得ることも可能です。

どうすれば3つの観点を上げることができるかを考えるためには、人がどんな時にお金を払いたくなるかを理解しておくことが大切です。

人はなぜお金を払うのか?

人は痛みを感じ、快楽を得たいとき、お金を払ってでも痛みを避け、快楽を得ようとします。

例えば、

  • お腹が空いている → レストランでおいしいご飯を食べる/コンビニでおやつを買う
  • お腹が痛い → お医者さんに行く/ドラッグストアで薬を買う
  • 休日を楽しみたい → 行楽地へ行く/鑑賞する

何十万円もするチケットでも、推しの芸能人に会えるなら支払うでしょうし、避けたい「痛み」が大きければ、たくさんのお金を払ってでもその痛みを解消したいと思うでしょう。


どこに痛みを感じているのか?

どんな快楽を得たいか?


を考えてみることで、

  1. お金を支払ってもらえる可能性がある人が見つけられる
  2. より高額なお金を知ら張ってもらえる
  3. 何度でもお金を払いたくなる

といった現象を起こすことが可能です。

先のケースで、どうすれば稼ぎが増えるかを考えてみましょう。

お金を払ってくれる人(会社):1人(会社)

もらえる金額:20万円

もらえる回数:1回/月

1人(会社)×20万円×1回=20万円

お金を払ってくれる人を増やせないか?

世の中の困りごとに注目し「自分ができることで、世の中が求めていることはないか」と考えてみる。

例えば、ニーズのありそうな副業をするのも一つだと思います。

お金を払ってくれる人(会社):1人(会社)+副業:1人(会社)

もらえる金額:20万円

もらえる回数:1回/月

1人(会社)×20万円+副業:1人(会社)×1回=20万円+副業分

もらえる金額を上げられないか?

勤め先でも「資格を取ると時給が上がる」といった制度があったりします。

そのような制度がないにしても、会社が何で稼ごうとしているかをよく見て置き、必要なスキルや技能を得ることで、それに見合った評価と報酬を得る可能性は高まるでしょう。

お金を払ってくれる人(会社):1人(会社)

もらえる金額:20万円+資格やスキル

もらえる回数:1回/月

1人(会社)×20万円+資格やスキル×1回=20万円+資格やスキル分

もらえる回数を増やせないか?

給料は毎月もらえるのが当たり前と思っているかもしれませんが、果たしてそうでしょうか。

給料の安い部署へ配置転換となったり、最悪の場合、リストラなんてことも現実的にはあります

独立していれば、契約解除も当然考えられる世界です。

そうした不本意な配置転換やリストラに合わないために、しっかりと成果を残しておくことが大切です。

成果とは目の前の人の期待に応えること。

もっと言えば、目の前の人の期待を超えていくこと。

相手の期待以上の成果を出していけば、相手はあなたを使わざるを得なくなり、今の報酬を継続的にいただくことが可能となり、「もらえる回数」が増やせます

お金を払ってくれる人(会社):1人(会社)

もらえる金額:20万円

もらえる回数:1回+増加分/月

1人(会社)×20万円×1回+増加分=20万円+増加分

実力で稼げる時代へ

実力でお金が稼げる時代へ

状況はさまざまなので、上記の事例がすべて当てはまるものではありません。

それでも1つ1つ考えていけば、応用できることがあります。

こうした1つ1つの積み重ねがあなたの報酬を増やしていきます。

会社という組織に縛られ一社専属で働く時代から副業がオープンとなり、実力をお金に換金できる時代へと変わりつつあります。

お金稼ぎの方程式=お金を払ってくれる人×もらえる金額×もらえる回数

世の中の「痛み」と「快楽」に着目すれば、稼ぐ力は飛躍的に伸びるかもしれません。

自身を見つめ直し、もらえるお金を増やす方法を考えてみてください。(1級FP技能士 石原尚幸)

《石原 尚幸》
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石原 尚幸

1級FP技能士 石原尚幸 石原 尚幸

1973年、愛知県名古屋市生まれ。 コーヒー卸商「石原珈琲商会」の三男として育つ。幼少の頃から父の配達についていき、「明日の売上がなかったら、お前の目の前のごはんは食べられないんだぞ」と言葉をかけられていたのが、商売の原点。 上智大学経済学部経営学科卒業後、大手石油元売に入社。 日本一ガソリン代が安い激戦区に担当営業として赴任。 赤字となってしまった大手特約店にて、2年間で3億円のV字回復を実現したことが評価され、31歳で社長賞を受賞。 34歳で独立起業後は、現場で培った経営ノウハウにファイナンシャルプランナー資格(1級FP技能士)、MBA修得で得た知見も併せ、成果にコミットするV字回復メソッドを体系化。 「売上に偶然はあるが、利益に偶然はない」という理念のもと、社外にいるものの、社長の傍らに寄り添う「社外参謀」としてクライアントのビジョン実現へ邁進している。 直近では「父が子に伝える13歳からのお金に一生困らないたった3つの考え方」を上梓し、お金と賢く付き合うやり方と考え方をわかりやすく伝える活動も行っている。
youtubeチャンネル: 絶対に倒産しない『裏経営学』
<資格情報>1級FP技能士、ビジネス・ブレークスルー大学大学院MBA(経営管理修士・専門職)

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