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新幹線・特急が乗り降り自由「JR東日本パス」の元取れ地点はどこ? 東京近郊発・3月におすすめの旅行プランも

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新幹線・特急が乗り降り自由「JR東日本パス」の元取れ地点はどこ? 東京近郊発・3月におすすめの旅行プランも

2023年3月に、JR東日本エリア全線の新幹線・特急が乗り降り自由となるお得なきっぷ「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」が発売されることとなり、旅行好きの間で話題となっています。

すごくお得なきっぷで興味はあるけれど、

「どうやったら元を取れるの?」

「おすすめの旅行先はある?」

といった疑問をお持ちの方に。

この記事では、JR東日本パスを有効活用できる旅行プランについてお伝えします。

乗り降り自由のJR東日本パス 元取れ地点をご紹介

「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」とは?

JR東日本全線、その他鉄道路線(7社)の列車が3日間乗り降り自由となる、お得なきっぷです。

税込価格で、

  • おとな 2万2,150円
  • こども 1万150円。

こども料金の設定があるので、家族旅行にも使いやすいですね。

フリーエリア内の JR東日本全線、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線、三陸鉄道線、北越急行線、伊豆急行線、富士急行線、えちごトキめき鉄道線(直江津~新井間)の特急(新幹線を含む)・急行・快速列車の普通車自由席およびJR東日本が運行するBRTが3日間乗り降り自由となります。

また、あらかじめ座席の指定を受ければ、新幹線・優等列車の普通車指定席が4回まで利用でき、「はやぶさ」(盛岡以南)、「かがやき」といった全車指定席の列車も利用できます。

利用期間は2023年3月2日から15日、購入は利用開始の1か月前から3日前まで可能です。

JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」での限定発売となります。

駅ナカの飲食店やショップでは、利用中のJR東日本パスを提示することで割引等のサービスも受けられます。

駅弁を買ったり、駅ナカで地元の味を楽しんだり、お土産を購入したりといったことにも使えて、お買い物でもお得をゲットできますね。

どこまで行けば元が取れるの?

3日間利用可能で、2万2,150円。

単純計算で、片道1万1,075円以上の場所を往復すれば元が取れる計算となります。

これに当てはまる場所となると、東京発の東北新幹線で、仙台の1つ先、古川まで足を延ばせば達成できます。

もしくは、山形新幹線「つばさ」の利用には指定席を消費する必要がありますが、山形新幹線の赤湯より先に行くのでも、往復だけで元が取れます

  • 東京~古川 片道 1万1,110円

※新幹線・自由席利用

  • 東京~赤湯 片道 1万1,120円

※新幹線・指定席利用

もしくは、新潟・仙台といった主要都市を拠点にしつつ、在来線での現地周遊に「JR東日本パス」を使うことでも、十分元が取れそうです。

  • 東京~新潟 片道1万230円
  • 東京~仙台 片道1万560円

※新幹線・自由席利用

JR東日本パスで行ける、3月、おすすめの旅行プランは?

この考え方を元に、「JR東日本パス」だけで行ける旅行計画を考えてみます。

3月の東日本、特に東北はまだまだ寒く、雪深いエリアも多いので、現地の観光地を歩いてまわるような旅行は大変でしょう。

「JR東日本パス」を最大限利用して、目的地まで行けるようなプランを組むのがよさそうです。

1. 日頃はなかなか行けない、東北の温泉を楽しむ

新幹線と在来線を乗り継いで行くような温泉地は、時間も費用もかさんで行きにくいものですが、新幹線・在来線・一部第三セクター線まで利用できる「JR東日本パス」であればすべて解消します。

これを機に、遠方の温泉地を訪れてみるのはどうでしょうか。

まだ寒い東北の3月、温泉のあたたかさが体に染み渡りますね。

例)浅虫温泉(青森県)

青い森鉄道「浅虫温泉駅」下車。陸奥湾を望む東北随一の温泉リゾート地です。

東京~浅虫温泉は、新幹線(指定席)と在来線、第三セクター線を乗り継いで、片道1万8,130円

往復しただけで、1万4,110円お得になる計算です。

浅虫温泉からのぞむ津軽海峡

2. ウインタースポーツを満喫する

冬のスポーツを楽しむ方であれば、日頃は行けない東北のゲレンデはいかがでしょうか。

最寄り駅からゲレンデまで無料送迎が出ている場所を選べば、実質「JR東日本パス」だけでアクセスが可能です。

もしくは、ゲレンデに近いホテルに泊まり、ホテルの無料送迎を利用するのもいいですね。

ウィンタースポーツを満喫

例)夏油高原スキー場(岩手県)

東北新幹線「北上駅」から予約不要の無料シャトルバスがあり、アクセス抜群。

東京~北上は、新幹線(自由席)で片道1万3,080円。往復しただけで、4,010円お得になります。

乗れば乗るほどお得になる「JR東日本パス」

今回はわかりやすく単純往復の例を挙げましたが、乗れば乗るほどお得になる「JR東日本パス」、複数の目的地を周遊して、移動中の景色を車窓から眺めるのもいいですね。

上で挙げたお得ポイント、元取れ地点を意識しつつ、あなただけの旅を楽しんでください。(執筆者: 星澤 美衣)

《星澤 美衣》
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星澤 美衣

執筆者: 星澤 美衣 星澤 美衣

「旅して働く」スラッシュワーカー。得意の英語を活かして教育関連の仕事をしながら、旅行・ライフスタイル関連のライターとして活動中。ポイントやマイルで旅することを目的に、日々キャッシュレス生活に勤しんでいます。 《保有資格》TOEIC980点、HSK4級、産業カウンセラー、AEAJ公認アロマアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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