FPからのひとこと
2012年10月より自動車保険の改訂が入ります。
低い等級の方にとっては事実上の値上げです。
保険が使いづらくなったなというのが印象です
改訂内容
1、等級の細分化
割引率が『無事故』と『有事故』に分けられて、3等級ダウン事故を起こしたお客様は事故件数1件につき3年間、『有事故』が適用されます。
例えば
15等級の方が無事故だと次回は16等級となります。しかし事故を起こしてしまった場合12等級となります。
現在の12等級の割引率は44%ですが、改定後は『無事故』で12等級の場合58%、事故で保険を使い『有事故』で12等級になった場合27%となり同じ12等級でも保険料は大幅に違うものになります。
しかもこの『有事故』扱いが3年間続きます。つまり『無事故』で翌年を向かえて13等級になっても翌年は『無事故』では割引率が49%に対し、『有事故』は29%となります。
2、等級据置事故の廃止
等級据置事故は廃止となり、1等級ダウン事故として1年間『有事故』の割引率が適用となります。
等級据置事故とは、盗難や落書き、台風や竜巻などです。それとは別にノーカウント事故があります。それは人身傷害保険や弁護士特約、ファミリーバイク特約などです。