先月の29日に国土交通省より5月度の住宅着工統計が発表されました。
以下抜粋です。
5月の住宅着工戸数は69,638戸(前年同月比9.3%増)、季節調整済年率換算値で90.3万戸(前月
比0.8%増)。
・ 持家・貸家・分譲住宅の着工が増加したことを背景に、総戸数が4か月連続で前年同月の水準を上回るなど、持ち
直してきている。
・ 今後の先行きについては、雇用・所得環境の推移、東日本大震災からの復興状況、建設労働者の需給状況等を引き
続き慎重に見極める必要がある。
≪5月の住宅着工の動向についてからの抜粋≫
(持家)
前年同月比では2か月連続の増加(前年同月比8.2%増、
季節調整値の前月比2.8%増)。
(貸家)
前年同月比では5か月連続の増加(前年同月比15.3%増、
季節調整値の前月比2.1%減)。
(分譲住宅)
前年同月比では4か月連続の増加(前年同月比4.4%増、
季節調整値の前月比0.8%増)。
(分譲マンション)
前年同月比では4か月ぶりの減少(前年同月比3.2%減)。
≪5月の住宅着工の動向についてからの抜粋≫
詳しくはこちら↓ ↓
住宅着工統計
岡山県をみてみると
持家 444(24.7%増)、貸家 324(96.4%増)、分譲住宅 161(136.8%増)、給与住宅 2
合計931戸
平成23年5月が591戸ですから今年は好調のようです。
ちなみに平成23年5月の日本全体で63,726戸。平成24年5月は69,638戸.
この数字だけをご覧になれば、景気良いじゃんって思えそうですが東北の復興住宅が、かなりのウエイトを占めているのを忘れてはいけません。
今月、7月に入り住宅金融支援機構のフラット35の金利が更に下がりました。
モーゲージバンクで1.94%(21年以上)。
フラット35Sの段階金利ですと、そこから更に0.7%~0.3%の金利優遇がありますからホントすごいことになっています。
しかも全期間金利が変わりませんので安心です。
まあ、金利が安くなったからと言って申し込んだ月の金利が適用されるわけではないので注意が必要です。
融資金が実行された月の金利が適用になることを覚えておきましょうね。
これから消費税も2014年4月に8%。
2015年10月に10%に上がります。
想い起せば1989年、初めて消費税が3%に導入された年、私は新入社員で入社した年でした。
今度から3%お金を余分に払わないといけないみたい。
消費税?・・・なんだそれ?
初めてその言葉を聞いた時、なんで余分に払わないといけないのかバブルの絶頂だった当時・・・考えたこともありませんでした。
今みたいに消費税込の表示ではなかったような・・・ですからレジでお店の方から
「すいません、あと3%足りないんですが・・・」
「あ、そうだった」(笑)
みたいな会話があったようなことを憶えています。
会社でも先輩や上司が何か忙しそうにしていたのを思い出します。
伝票関係全て変えないといけませんからね~。
当時、缶ジュースは100円。
物の値段は結構ぴっちり揃っていたような記憶があります。
今みたいに、一円単位の表示ってあまりありませんでした。
数学の苦手な私にとってはそれは楽なものでした。
3%になり、値段に1.03%を掛ければ消費税の金額が出るのも覚えました。
何で3%払わなければいけないのか!!
そんな理不尽なお客様も当時、いらっしゃったような・・・。
18歳や19歳の私にはそれを説明する話術もありません。当時の上司に色々とお世話になっていました。
今の様に1円玉や5円玉はそんなに財布に無かったような気がするんですが。
そして、レジの前で年配のお客様が一円玉や5円玉を一生懸命探してだしている光景は、消費税が導入されてからの光景です。
1997年(平成9年)から消費税が5%。
この5%が結構長いせいか17年ぶりに引き上げられる消費税は何処か違和感がありますね。
まあ、住宅とかですと消費税が上がると数十万円違ってきますのでこれから駈込み需要が増えて来るでしょうね。
こう見てみると消費税も0%→3%→5%→8%→10%。
面白いことに3%上昇と2%上昇の繰り返しなのが分かります。
・・・ということは、10%の次は・・・
そんな妄想を勝手に描いている今日この頃です。