普段の買い物、鉄道に乗るとき、自動販売機・・・と利用するシーンが多い電子マネー。便利な反面、お金を使ったという実感が薄く、使いすぎてしまうことも多いのでは?
特に、カード式の電子マネーをクレジットカードからオートチャージしている場合、クレジットカードの利用明細には、「オートチャージ 10,000円」などと表示され、使った中身まではわかりません。
家計簿をつけてレシートや明細を管理するのが一番確実ですが、明細が出ない利用も多く、きちんと管理するのは大変ですね。しかし、使いっぱなしというのは、万一、不正利用があった場合にも気づきにくいものです。
使いすぎを防ぐためにも、定期的に利用履歴をチェックして、いつ、どこで、どれだけ使ったかを確認し、集計するのを習慣にすると良いでしょう。その際、不正利用がないか確認するくらいの用心をしておきましょう。
利用履歴の確認は、パソコンやケータイ、スマートフォンで手軽にできます。
<主な電子マネーの利用履歴の確認方法>
楽天Edy・・・http://point.rakuten.co.jp/appli/android/
WAON・・・http://www.waon.net/about/inquiry/index.html
nanaco・・・http://www.nanaco-net.jp/howto/balance_pcweb.html
Suica ・・・http://www.jreast.co.jp/mobilesuica/use/sf/chk_account.html
また、最近、交通系の電子マネー、PASMOの乗車履歴を駅員が勝手に入手し、ネットに公開するという事件がありました。この影響からか、PASMOはネットで残高履歴を確認できるサービスを終了しました。利用しているPASMOを持参して駅の券売機で確認することになります。自分の生活を他人に見せてしまう可能性もあるので、やはり、電子マネーの管理は大切ですね。
1人で複数の電子マネーを持っている方に便利なのは、複数の電子マネーを管理できるFeliCa対応電子マネービューワー(参照:http://www.floq.jp/special/emoney/index.html)というウィジェット。
利用するには、「パソリ」という電子マネーリーダーが必要ですが、NECや東芝、富士通、SONY製パソコンでFeliCaポートが搭載されている機種では不要です。
ウィジェットをダウンロードしたら、電子マネーの種類を選んで、対応するカードかおサイフケータイ®をかざすだけ。残高や利用履歴、お知らせ情報などの確認できます。
このような便利な機能や道具を利用して、賢く電子マネーライフを楽しみましょう!