「FPによる保険無料相談」という言葉、一度くらいは見たことありませんか?FPとは「ファイナンシャルプランナー」の略で、金融全般(保険、住宅ローン、不動産、税金、人生設計など)に対する、アドバイスをしてくれる専門家です。家庭に潜む、お金の問題を解決するために、あなたの力になってくれるのが「ファイナンシャルプランナー」です。
そんなお金のプロがタダで保険相談に乗ってくれるということで、若い世代を中心に「FPの保険無料相談」を望む人が増えています。これは、FP(ファイナンシャルプランナー)であれば、無理に保険を勧められたり、加入を強要されたりすることがなく、断りやすいというのもあるのでしょう。
しかし、ここに落とし穴があるんです!無料相談サイトに登録しているFP(ファイナンシャルプランナー)には、「FP資格を持った保険代理店」と「保険代理店登録をしているFP」とがいます。言葉にすると、とても複雑なのですが、とても大切な部分であり、落とし穴になっています。
「FP資格を持った保険代理店」 ・・・ 基本的には「保険代理店」です。その代理店がFP資格を持っているというだけで、本来の業務は代理店業務ということになります。もちろん、資格保持者ですからFPではありますが、本質は保険代理店です。
「保険代理店登録をしているFP」 ・・・ FP業務(保険相談)を行い、見直しや加入の手続きなどが必要であれば、それもできる体制だけを整えているということになります。つまり、保険販売をすることがメインではなく、あくまで相談業務がメインになっているということです。
どちらもFP(ファイナンシャルプランナー)の資格保持者ですから、FPであることに違いはありますが、仕事のスタンスが違う分、相談時や相談後における対応もおのずと変わってきます。違うのは、保険の販売がメインなのか、メインではないのかという点です。なんとなく、イメージできる人もいると思いますが、この続きはまた次回。