学校教育現場でお金の話はタブーとなっている。お金は親が出すもので子供はお小遣いを貰い使うだけの存在である。経済教育の無い青少年にサラ金が簡単にローン契約をしてその結果返済が滞り親が変わりに支払うという事例が数多く発生している。
この現状になった原因とその結果、自覚した大人になれない青少年の増加。自己責任時代の市民生活に必要な知識の欠如。大人になる責任の先送り(大学を出ても就職しないかフリーターになる)
モラトリアム型 親のすねかじり
夢追求型 現実からの逃避
やむおえず型 ニート(Not Education,Employment orTraining)
昔は会社が職業教育をしていたが企業に余裕が無くなりこの問題が発生した。高校生、大学生でも社会性の基本が出来ていなく子供のままである。無責任な親や先生に教育された好き放題に生きる青少年が増えている。生産勤労の現場が見えず消費だけが目的になっている青少年が増えている。
その結果、お金さえあれば何でもできる。お金は楽して手に入れる。お金があれば幸福になれる。欧米と日本の青少年で大きく異なるのは人生設計を持っているか無いかが分かった、その差異は学校教育で金銭教育、勤労教育、キャリア教育が有るか無いかのようである。
特に、金銭教育については欧米各国において指導基準に則り自立に必要な経済教育をしながら現状分析の仕方、問題解決能力の養成、意思決定力の育成をしていることである。