目次
あなたはお金をどのように使いたいですか?
今、買いたいものや、したいことはありますか?3つずつイメージしてみましょう。

1 1
2 2
3 3
必要なものか?欲しいものか?を頭の中で整理しましょう
今、イメージしたものは(1)「必要なもの」ですか?それとも(2)「欲しいもの」ですか?生活をする上で必要なものを「ニーズ(needs)」、欲しいものを「ウォンツ(wants)」と言います。
賢い消費者になるためには、あなた自身がこのニーズとウォンツ、また購入にかかる費用や購入後の効果を把握することが大切です。そうすることで、無駄のない消費生活を行うことができるようになります。
また、お金を使う際には、その費用が現在のあなたを満足させる消費なのか、将来に向けた投資なのかも考えてみるとよいでしょう。
さまざまなお金の使い方 消費に価値観を反映させましょう
自分を満足させることだけが、お金の使い道ではありません。お金を使うことで、誰かの役にたったり、誰かを救うことにつなげることもできます。
社会に役立たせるお金の使い方:寄付
病気・災害遺児や交通遺児への進学支援と心の支援を行う「あしなが育英会」、世界中に医療を提供する「国境なき医師団」、世界中の子供達に支援する「ユニセフ」などにお金を寄付することで、あなた以外の誰かのためにお金を役立てることができます。
地球にやさしいお金の使い方:エコ
買い物をするとき、お店が用意する袋に商品を入れてもらうのではなく、繰り返し使えるマイバッグを持参すると、ゴミが出にくく、地球環境にやさしいお金の使い方ができます。同じように、飲み物を買う際にマイカップを用意することや、外食の残りを自宅に持ち帰ること(ドギーバッグ)も、ゴミを出しにくいお金の使い方と言えます。
格差をなくすお金の使い方:フェアトレード
発展途上国の人々を支援する方法の一つに「フェアトレード」という考え方があります。発展途上国で作られた作物や製品を、適正価格で継続的に取引することによって、生産者の持続的な生活向上を支える仕組みです。
このように、さまざまなお金の使い方を考えることで、消費に価値観が反映されます。つまり、消費をすることで、意思表示をすることになるのです。
ニーズとウォンツの他にも、あなたの価値観を反映させて、賢く自分らしくお金を使っていきましょう。