投資は世の中の役に立つ事
「お金は汗水たらして稼ぐもの・・・株や債券でもうかったお金なんてなんだかね~」という声をよく聞きます。でも、本当にそうでしょか?
株や債券に投資をするということは、日本経済を応援するためにお金を世の中に回しているということです。
たとえば、応援したい会社の株を買うことで、その会社がその資金を使って製品を作ったりサービスを提供したりします。その製品やサービスが世の中の役に立てば、会社は世の中から認められ、企業価値が上がり、株価が上がったり配当を出したりできるわけです。
自分も毎日一生懸命働いてお給料をもらうけど、お金にも働いてもらってお金にお金を生んでもらう・・・株や債券を買って資産運用をすることで、日本経済に貢献できるということなのですね。
「子育て」に似ている資産運用
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かわいいお金はできるだけ手元において、冒険させたくない!でも、かわいいからこそ、旅をさせることも大切な時代になっています。これって、子育てに似ていませんか?子育てって、子どもの性格や将来の夢によって様々ですよね。
何でも自分で考えて行動するタイプの子どもと、いろいろ悩んでいつまでも結論が出せないタイプの子ども・・・兄弟でも性格はそれぞれです。そんな子どもに対して、親は同じように接するでしょうか?そっと見守ったり、手をかけたり。子どもの性格によってアドバイスするタイミングも内容も違うはず。
また、子どもの将来の夢によっても育て方は変わってきますよね。将来お医者さんになりたい子どもなら、医学部に入るための教育をさせるでしょうし、俳優になりたい子どもなら、歌やダンス、朗読の練習などをさせますよね。
お金も同じです。愛情を持ってお金に接し、お金の性格を知ったうえでその性格にあった金融商品を選ぶことが大切です。
金融資産を「いつ・何のために・いくら」必要なのかによって、「いつでも使えるようにしておきたいお金」「近い将来必要なお金」「しばらく使う予定のないお金」に分けてみましょう。
「いつでも使えるようにしておきたいお金」は、あまり利息は付かないけれど、安全にいつでも出し入れできるものを利用します。
「近い将来必要なお金」は、元本が安全で、ある一定期間はおろすことができないが、ある程度の利息が付くものを選びましょう。
そして「しばらく使う予定のないお金」には旅をさせてみませんか?株や債券に投資をして、お金を増やしてみましょう。