つぶやき小説:
ガマンダ君と後輩のデフレン君との
[アベノミクスにおける「成長戦略」について]の対話
デフレン 「や~、や~、や~」
ガマンダ 「Mrチルドレンかい?Mrデフレン!」
デフレン 「ちがいますよ先輩、3本の矢ですよ。」
ガマンダ 「ヤホーで調べてもわかんないんすよ。」
ガマンダ 「ヤフーだろ、ギャグツーのデフレン君。」
デフレン 「(デフレから脱却しないといけない。)と新聞には書いてるんすっよ。」
ガマンダ 「しすぎてもいけない。おいらは、デフレンから脱却したいがね。」
デフレン 「先輩、それはないっすよ。」
ガマンダ 「えっ、それはナイス!投資はバランスが命だからね。」
デフレン 「ボケッすね!まあ、いいですけど投資減税も税率UPとのバランスなんすか。」
ガマンダ 「NISAはね。軽減税率が本則税率に変わることに伴う調整だから、これもバランスだ。」
デフレン 「ニーサですか。先輩の妹さんかわいいっすよね。」
ガマンダ 「やっぱり、おいらはてめえから脱却してぇ~よ。」
デフレン 「そんな、先輩様あ~」
ガマンダ 「いや、NISAも必要だが、企業の活性化をねらう投資減税は設備投資の減税の方だよ。積極的な姿勢があれば、大胆に支援してくれるらしい。」
デフレン 「説教的な姿勢ですね。おれはニ-サに積極的だけど。」
ガマンダ 「君にはね。説教ぐらいではすませねぇ~よ。」
デフレン 「先輩!TPPてなんすか。」
ガマンダ 「変化球か?デフレン話をかえるな!まあいい、鏡みたことあるかな?」
デフレン 「おれなかなか男前でしょ。少しはもてるっすよ。」
ガマンダ 「おいらにはそうは見えねぇ~よ。」
デフレン 「先輩!?。」
ガマンダ 「日本も見る人によって違ってくるものなんだなあ~それが。」
デフレン 「世界は広いすっからねえ~。」
ガマンダ 「でもよ!世界のスピ-ド感についていかねえとおいてかれっからよ。」
デフレン 「先輩。おれをおいとかないっすよね。」
ガマンダ 「おめぇ~はおいとく。いや、追放かな。」
デフレン 「・・・。」
ガマンダ 「日本だってそうなりかねぇ~ってことだよ。」
デフレン 「黒船ですか。」
ガマンダ 「なんだ、変化球デフレン!?。昔300年間も鎖国の日本が維新を迎えた。もう少し早ければ、どうなっていただろうね。」
デフレン 「うん、わかんないロ-ラ?」
ガマンダ 「やはり、追放だ。ニーサの直球はかわせそうだが・・・」
デフレン 「わりいっす、わりいっす、真面目に聞くっす。」
ガマンダ 「TPPは世界の流れ、その流れに乗るかそるかの問題でもある。」
雑学:江戸末期に14代将軍徳川家茂とハリスが調印した日米修好通商条約(にちべいしゅうこうつうしょうじょうやく)は有名である。
デフレン 「ではいつ乗るの・・・。」
ガマンダ 「今でしょ。・・・(ギャグツ-に)やられた。だがよ、こんなに軽くは乗れない問題でもある。」
デフレン 「そんなに問題があるんすっか。」
ガマンダ 「やると決めたら、先行している国々のスピ-ド感に負けるわけにはいかないからね。例えば、諸外国からの要求があるケースを想定して、キチット守るべきもの(国益・国民)を護り、世界に貢献する(協調・攻め)ことも事前に話し合う必要があるからだよ。」
雑学:シンガポールは金融に対して法律/税制などがいち早くから整備され、海外から多くの資産力のある企業/資産家を集め、金融大国となった。現在では資産家のマナ-などの点から、必ずしも資産家というだけではウェルカムではないようだ。
デフレン 「なるほど。鏡の中の自分(glass of my self)、世界の中の日本てことすっね。」
ガマンダ 「どこまでわかって言ってるか知らねえ~が、よそから見た自分と自分の心とは全く違う場合もあるだろ。半歩先を読み、どこで折り合うかだろうね。」
デフレン 「おれはニーサ(ガマンダの妹)とは折り合う自信があるっすよ。」
ガマンダ 「それとこれとは話は別だ。」
デフレン 「そんな・・・。」
ガマンダ 「TPPではル-ルが作られる。ルールが軟弱だと、国の内部はもちろん、国と国の間でもこういういざこざも起こりうるってことだよ。」
デフレン 「世の中は難しいっすね。」
ガマンダ 「事前の話し合いがたとえできていたとしてもね。」
デフレン 「自信喪失・・・。」
ガマンダ 「なんのこっちゃ、てめぇ~も切磋琢磨しないとニ-サにおいていかれるぜ?」
デフレン 「先輩!ありがとう!(–;。」
ガマンダ 「勘違いするな!ニーサは渡せねぇ~、日本もすべては譲れねぇ~」