リーズナブルに短期間の保障が必要なら、「都道府県民共済」。2,000円ほどの掛金で、死亡から入院や通院など、幅広く保障を得ることができます。庶民の強い味方だといえるでしょう。子育てファミリーなら一定期間の上乗せとして、利用するのも賢い方法ですね。
共済というと、医療保障や死亡保障がミックスされていることが一般的。でも、入院に特化した「入院保障型」の販売がスタートしています。「入院保障型」の入院給付金は1万円!
もちろん、1ヵ月の掛金は2,000円と通常の商品と同額です。日帰り入院も含めて、入院1日目から、病気の場合は124日分、事故の場合は184日分まで保障の対象。
通常の医療保険は1日当たり5,000円で、60日保障が一般的ですから、ある程度の長期入院にも対処することができるでしょう。気をつけることは、1万円の保障は60歳までということ。65歳までは1日当たり7,500円となります。70歳から80歳は3,500円。85歳まで2,000円の保障が続きますが、その後は更新することができません。
そのほか、手術給付金が2.5万円から10万円。先進医療も最高150万円までカバーしてくれます。ただし、死亡保障はまったくないので注意が必要です。
さらに、都道府県民共済の場合、割戻金の存在が大きなメリットだといえるでしょう。平成24年度の割戻金は、7,500円。掛金は1年間で24,000円ですから、1ヵ月あたりに支払う掛金は実質、1,375円にしかならないのです。
(24,000円-7,500円)÷12ヵ月=1,375円
もしかしたら、お住まいの都道府県によって少々内容が異なるかもしれません。お近くの共済を調べてみるとよいでしょう。