突然ですが、皆さんはお買い物の時にクレジットカードを使っていますか。この質問に「はい」と答えた方が多いのではないでしょうか。確かにクレジットカードがあれば現金を持っていなくても買い物ができるので便利なように見えます。でも、とても怖い落とし穴もあるのです。
目次
1)現金で買い物するよりも使い過ぎてしまう
まず、最初の落とし穴は現金で買い物するよりも使い過ぎてしまう傾向があることです。例えば現金で買い物をすると、当然ですが現金の範囲内でしか買えません。そのため現金の残高を気にしながらお金を使うことになります。クレジットカードの場合は現金を気にせずに買い物ができるので通帳の残高を正確に把握せずに買ってしまいがちです。
2)支払いが後になる
次の落とし穴は、クレジットカードで買った場合は、支払いが後になることです。例えば、10万円のものを2回払いで買ったとします。そうすると、2ヶ月で5万円ずつ支払わなければいけません。そうなると、翌月以降の生活費にまで影響が出てしまう可能性があるのです。翌月のお給料前に通帳の残高が赤字になってしまい、次の買い物も帳尻合わせのためにクレジットカードという悪循環になってしまう場合もあります。
2)リボ払いを使って買い物をすること
最後に最も怖い落とし穴をお話しします。それは、リボ払いを使って買い物をすることです。
リボ払いにすると10万円のものを買っても毎月の支払は最低支払額で済みます。ここでは仮に最低支払額を1万円としましょう。1万円だと翌月の生活費にはあまり影響がでないので便利に感じるかもしれません。では、10万円の買い物のために何回の支払をすれば返済が終了するのでしょうか。また、利息の支払いは合計でいくらになるでしょうか。これらのことを知らずに安易にリボ払いをするのは絶対に止めましょう。
リボ払いの怖さはこれだけではありません。毎月の支払が少なくて済むため何度もリボ払いを使ってしまうと、完済までの期間が10年や20年にもなってしまうケースもあります。返済予定表をみると利息の部分がほとんどで元金部分がほとんど減っていないということもあるのです。こうなってしまうともう返済地獄まっしぐらです。
クレジットカードは便利な面もありますが、このような怖いことがあることも覚えておきましょう。
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