世界各地の株価指数と商品先物価格、今週の騰落率を紹介します。
目次
主要株価指数週間騰落率
今週の株価は最高上昇率と最高下落率の差は11.03ポイントで、差が大きなものになりました。世界株価指数は横ばいで、アジアの先進国・新興国の下落が目立ちます。アジア太平洋指数は-2.20%、エマージング諸国指数は-2.64%でした。
日本の株価は、日経平均がかろうじてプラスTOPIXは下げ、ジャスダック指数は-2.46%、マザーズも-1.92%下落しています。株価ではありませんが、東証リート指数は連日の下落で-2.46%の下落率になりました。
先進国で、最も上昇したのはナスダック総合指数で1.53%、次いでスイスSMI 0.57%、3位は米国S&P500の0.46%でした。一方下落はシンガポールSTIが-3.40%、香港ハンセン指数-2.91%そしてイタリアFTSE MBI-1.90%でした。下げがきつい値を記しています。
エマージング諸国で最も上昇したのはアルゼンチンメルパル指数2.30%、次いでブラジルボペスパ指数1.28%、3位はロシアRTSI0.57%で、下落率が大きかったのは、インドネシア総合指数-8.73%、タイSET指数-7.49%、次いでマレーシア総合指数-3.76%で、アセアン諸国でした。こちらも、上昇率の弱さと下落率の大きさが目立っています。
商品先物価格及び商品指数
今週の商品指数CRB指数が下落日経商品指数17種は上昇しています。 日経商品指数17種は3週連続して上昇しています。本24日の日経朝刊では、民間予測として消費者物価2ヶ月連続で上昇予測記事が掲載されています。
金価格、プラチナ価格ともにNYで2週連続上昇しています。エネルギーはNYガス3.7%の上昇です。原油は、NYは下落、ICEとドバイは小幅ながら上昇しています。
穀物は大豆は米国産地中西部で来週の天気予想が高温・少雨予測で急騰、トウモロコシも高温少雨見込みで作柄の悪化が予測され上げています。作物は天候次第で価格変動が大きいことが解ります。
指数等の説明
株価指数は39指数で、4地域の指数と、29ヶ国の指数で構成されています。日本は5指数、米国は3指数を捉えています。区分は先進国と新興国です。主要商品先物価格は、限月の近いもの採用しています。対比は8月23日の指数を8月16日で除し、単位は%です。なお、市場が休場の際は、前日の数値を使用します