前回借りてい良いローンは住宅ローンだけで、できれば住宅ローン以外のローンは借りない方が良いとお話ししましたが、今回は、住宅ローン以外のローンを借りない方法についてお話します。
住宅ローンの繰り上げ返済はいつ行うべきか
ローンを借りない為に必要なものは『お金』です。そこで問題なのが『住宅ローンの繰り上げ返済』です。
少しでも早く住宅ローンを返済しようと、まとまったお金が貯まる度に繰り上げ返済をする方がいます。これでは家計はいつも金欠状態です。何かあればローンを組まなくてはなりません。
住宅ローンの繰上げ返済は明日から給料やボーナスが貰えなくなる日(即ち定年退職の日)に一度だけ行って下さい。決して全額完済する必要はありません。年金で払っていけないと思われる分だけで結構です。
なぜなら、住宅ローンは借りても良いローンだからです。
住宅ローンでリフォームをする
次に問題なのが、マイホームのリフォーム資金です。リフォームをされる方の約8割の方が現金でリフォームをされています。マイホームのメンテナンスは10年サイクルで100~200万円程の費用が発生します。都度現金で支払っていては家計はいつも金欠状態です。
そして残り2割の方はリフォームローンで借りています。リフォームローンは住宅ローン以外のローンなので、2割の方達は既に住宅ローン以外のローンを借りてしまっています。
現金でもなくリフォームローンも借りない方法とは、住宅ローンでリフォームをするんです。
しかし、住宅ローンは既にマイホームを建てる時に借りています。だから、住宅ローンを借り換えるんです。借り換える時にリフォーム資金も一緒に借りれば住宅ローンでリォームができます。そうすると、住宅ローン以外のローンを借りなくて済みます。
できるだけローンは住宅ローンだけにしたいものです。(執筆者:竹下 秀一)